収穫3年ぶり 手放しで喜べない
消費税増税不安だ
土地代など膨らむ経費 早く自宅再建したいのに
東日本大震災から2年9カ月。3回目の年の暮れを迎えた被災者は、不安を抱えながら生活と生業の再建に懸命です。東北一のイチゴ産地、宮城県亘理(わたり)町に、今秋完成した「いちご団地」で、やっと赤い実が実りました。被災農家の喜びと不安は...。
東日本大震災から2年9カ月。3回目の年の暮れを迎えた被災者は、不安を抱えながら生活と生業の再建に懸命です。東北一のイチゴ産地、宮城県亘理(わたり)町に、今秋完成した「いちご団地」で、やっと赤い実が実りました。被災農家の喜びと不安は...。
福島が故郷の俳優・西田敏行さん。今年は東日本大震災の被災地を舞台にした、映画「遺体〜明日への十日間」、NHK大河ドラマ「八重の桜」などに出演しました。原発事故の影響に苦しむ故郷の現状を憂えています。新春ワイド時代劇「影武者 徳川家康」(テレビ東京系)では、戦を拒み、誰もが自由に安心して暮らせる世をつくろうとする家康の影武者を主演しています。西田さんに娯楽時代劇の魅力や故郷への思いを聞きました。
「家計圧迫、企業は支援」(「朝日」)―。そんな見出しが躍った自民・公明両党の来年度税制改正大綱(12日発表)。消費税委の厳しさは身にしみて知っている曜子とワカルですが、「企業は支援」ってなんのこと? と疑問がわきました。新聞を読めば、法人税が下がることらしい。では「法人税減税で得するのは?」と調べ始めました。立正大学法学部客員教授で税理士の浦野広明さんと日本共産党参院議員の大門実紀史さんにも話を聞きました。
サッカー日本代表のMF本田圭佑選手(27)が、12月末で契約が切れるロシア・プレミアリーグのCSKAモスクワから、イタリア1部リーグ・セリエAの名門ACミランに移籍が決まり、大きな話題になっています。横浜FC会長の奥寺康彦さんに活躍への展望を聞きました。
中高生にスマートフォンやパソコンの普及が急速に広がっています。ネット犯罪の巻き込まれないために気をつけることは―。11下旬に東京都教育委員会などが開いたシンポジウムで、最近のトラブルや事件が報告されました。
NPO法人ガリレオ工房理事長の滝川洋二さんが、身近な自然のことがらを、身近な材料をつかって実験でたしかめる、ガリレオ工房のおもしろ実験室。今回は、目の模型を作って、どう映るか試し、仕組みを学びます。
加齢に伴い、なんていうと次は決まって"悪い話"。残念ながら今回もそう。しかし、知って損はありません。発生頻度が高く深刻で人生を変えるような病気サルコペニア(筋肉減少症)です。専門が脂質代謝異常の臨床栄養学、老年医学の杏林大学医学部高齢医学教室の大荷満生准教授に聞きました。
東京都の猪瀬直樹知事が医療法人「徳洲会」グループから5千万円を受け取った問題で、東京都議会はついに強制的な調査権限を持つ百条委員会設置へ―。同設置委は、日本共産党都議団が求めていたもの。献金問題は重大局面を迎えます。都議会追及でますます深まる都知事の疑惑をみると...。
敷地直下や周辺地域に活断層の存在が指摘され、県民の不安が高まっている北陸電力志賀(しか)原子力発電所(石川県志賀町)。「このまま原発を動かし続けていいのか。本当のことが知りたい」という県民の願いに北陸電力や国、県が背を向ける中、住民らの粘り強い活断層調査が世論を動かし始めています。
写真を縫う?! その斬新な手法と幻想的な描写で、多くの若いファンがいます。新作『男糸 DANSHI』(講談社)も話題です。男性の肉体美を活写したモノクロ写真に色鮮やかな刺繍(ししゅう)をほどこしました。綾野剛、内田篤人、福士蒼汰、松坂桃李ら今をときめく男性30人を歴史上の人物になぞらえました。
国会で自民・公明の与党が強行成立させた秘密保護法(与党とみんな・維新の共同修正)。法律として公布(13日)されても反対の世論はますます広がり、安倍内閣をあわてさせています。署名運動も始まりました。「法律の廃止をめざして取り組もう」―日曜版編集部はインタビューや寄稿で、各界からの発言を随時掲載していきます。今回は桜美林大学教授で元朝日新聞コラムニストの早野透さんと元NHKディレクターの戸崎賢二さんに話を聞きました。
年内妥結を目指した環太平洋連携協定(TPP)交渉。多くの分野で合意できずに交渉は越年しました。多国籍企業の利益優先、関税撤廃という米国優先の路線と各国との矛盾が深まっています。日本共産党参院議員の紙智子さんにも話を聞きました。
基地に頼らないで暮らしと地域経済を発展させる道をさらに大きく進めよう―。来年1月12日告示の沖縄県名護市長選(19日投開票)。稲嶺ススム市長の再選をめざし日本共産党県委員会と県・やんばる統一連は、市田忠義書記局長を迎えた集いを開き、会場は熱気に包まれました。
猫のキャラクターで描いた「銀河鉄道の夜」など宮沢賢治の作品を漫画にしてきた漫画家・ますむらひろしさん。賢治作品にとりくんで30年になります。新年号からの日曜版連載漫画で1年かけて四つの短編に挑みます。思いを聞きました。
朝鮮中央通信によれば、北朝鮮は12日、国家安全保衛部の特別軍事裁判を開き、8日に公職を追放された張成沢(チャン・ソンテク)前国防委員会副委員長(67)に対し、クーデターを企てたとして「国家転覆陰謀罪」で死刑を宣告しました。衝撃的な出来事に、驚きと非難の声が世界中で起こっています。
給料は増えないのに物価が上がり、また年金は下がる...。くらしは苦しくなる一方です。生活防衛のための家計管理のポイントを、ファイナンシャルプランナーの安田まゆみさんにアドバイスしてもらいました。
今年も残すところあとわずかになりました。この1年の「子育て」「健康」振り返ってみてどうだったでしょうか。民間保育園園長の布川順子さんと鹿児島県霧島市・国分生協病院小児科医の森田智さんに年末年始の過ごし方の注意点などについて聞きました。
音楽ユニット「桃梨(ももなし)」が東日本大震災の後、毎月続けてきた被災地での無料ライブが10月に100回を超えました。歌を担当する上村美保子さんとテナーベース担当のJIGEN(ジゲン)さんに思いを聞きました。
昨年は、美輪明宏さんの「ヨイトマケの唄」などが話題を呼んだNHK紅白歌合戦。今年の注目点は...。
劇団俳優座が来月、創立70周年記念公演の第1弾として、「東海道四谷怪談〜強悪にや誰がした〜」を50年ぶりに上演します。社会と人間の深層を描く和製ホラー。主演する内田夕夜さん、井上薫さんが魅力を語ります。
■四季折々 橋のある風景 平野暉雄
周辺環境壊さず建造 京都市
▼〈日曜クイズ〉
正解者には抽選で100人に景品をお送りします。
▼〈クイズでごジャレ〉
小学生限定のクイズ。正解者に抽選で50人に賞品。
米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の「移設」先とされる名護市への米軍新基地建設。これに反対する「オール沖縄」の人々が、いま米国の意を受けて圧力をかける安倍政権・自民党本部と激しくたたかっています。広がる怒りは―。
「こんなことで負けない。あきらめない。たたかい方はいっぱいある」―。秘密保護法案が強行可決せれた6日午後11時20分すぎ。冷気のなか国会正門前を埋めた抗議の人々を前に、ドラム隊の青年が涙声で呼びかけると、大きな声援、拍手が起きました。同法可決後も、同法反対の各界、各地の声は広がり続けています。逆に"勝利"したはずの安倍内閣の支持率は急降下。「政権の終わりの始まり」(自民党本部関係者)が見えてきました。激動のたたかいをリポートします。
さまざまな分野で活躍をする人が登場し、その道を語る「この人に聞きたい」。女優の藤原紀香さんの4回目・最終回は、現在出演中のテレビドラマ「海の上の診療所」(フジテレビ系)や、今まで出演してきたドラマなどでの役へのこだわり、女優としてこれから目指すことなどについて語ります。
お正月という「ハレの日」をみんなでお祝いする食卓にかかせないおせち料理。食品の「偽装表示」が問題になりましたが、おせちも安心できる素材を使った手作りが一番です。忙しい中でも簡単にできる祝い肴(ざかな)のアレンジや。お客様にも喜ばれるメニューを、料理研究科の清水信子先生が紹介します。
モノがあふれて散らかった部屋。きれいに片づけたいけど、「どこから手をつけたらいいのかわからない」。そんな悩みを解消する、「かたづけ士」小松易さんの好評シリーズ「片づけの極意」。3回目の今回は、「残す/処分する」を決断しやすい、モノ別の仕分け基準を紹介します。
「息子はもう帰ってこない。二度と犠牲を出さないことが願いです」―。長男の過労死で、居酒屋チェーン「日本海庄や」などを運営する大庄(東京都品川区、東証1部上場)を相手に損害賠償訴訟を起こし、最高裁で勝訴した父親の言葉です。その思いは...。原告代理人弁護士の松丸正さんにも話を聞きました。
太平洋戦争終戦時、旧日本軍が中国に捨ててきた毒ガス兵器。戦後、多くの中国の人たちが被害を受け、裁判を起こしています。原告の一人、周桐さん(21)。このほど、判決を前に来日し、思いを語りました。
クリスマスの飾り付けに、電飾ピカピカもいいけれど、「アラジンと魔法のランプ」に出てくるようなオイルランプはいかが? 愛知県瀬戸市の「せと環境塾」の催しでつくりました。
来年6月に開幕するサッカーの2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の1次リーグの組み合わせが6日、決まりました。注目点を柱谷幸一さん(ギラヴァンツ北九州監督)に聞きました。
世界三大アコーディオニストの一人と呼ばれています。35作目にして、初の独奏アルバム「coba ピュア アコーディオン」を出しました。「音楽を愛する方々に、ぜひ届いてほしいアルバムです」
閉会した臨時国会。安倍政権の暴走と日本共産党国会議員団が果たした役割について市田忠義書記局長・参院議員に聞きました。
日本共産党の市田忠義書記局長は9日の記者会見で、中国政府が11月23日に設定した「防空識別圏」について、見解を発表しました。全文を紹介します。(こちらからでもごらんになれます)
名護が変わって沖縄も変わった―。2010年に稲嶺ススム名護市長(日本共産党など推薦)を誕生させた多くの市民の実感です。来年1月19日投票の名護市長選挙。米軍普天間基地に代わる名護市辺野古への新基地建設問題が最大の争点です。
秘密保護法案を強行した安倍内閣と与党にいま衝撃が走っています。世論調査で支持率は急落。安倍首相も「反省」を口にせざるをえない状況に。悪法への批判がますます拡大するなか、各党の実像が鮮明に見えてきました。ジャーナリストの鳥越俊太郎さんにも話を聞きました。
先の国会で秘密保護法案をめぐる大暴走が世論の激しい批判を受けた安倍自公政権。日本共産党第26回党大会(来年1月15〜18日)の決議案は、政権の暴走の一歩一歩が民意に逆らい、国民との矛盾を深めていく―と指摘していました。今回は決議案第3章「自民党政権の反動的暴走と対決し、新しい日本をめざす」のなかで「暮らしと経済」の問題を考えています。
医療法人「徳洲会」グループから5千万円を受け取っていたことが大問題となっている東京都の猪瀬直樹知事。都議会での日本共産党都議団の追及で疑惑は深まるばかり。真相解明のためには、強い調査権限を持った百条委員会の設置しかありません。
国連の障害者権利条約の承認案が国会で可決されました。「権利条約批准はゴールではなくスタートです」―。障害者・関係者は同条約を新たな"ものさし"に、障害の有無にかかわらず安心してともに生きられる社会の実現をめざしています。日本障害者協議会常務理事の藤井克徳さんにも話を聞きました。
東京・京橋の東京国立近代美術館フィルムセンターで「映画監督 山田洋次」を開催中です。上映作品54本の大規模な特集。初日の3日には山田監督を迎えたトークイベントが行われました。同期入社の映画キャメラマン・渡辺浩さんに山田監督について寄稿してもらいました。
戦国時代。乱世の終幕は、どのようにもたらされたのか。来年のNHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」は、岡田准一さんを主役に、秀吉の天下統一を裏で支えた知将を描きます。「秀吉が太陽なら官兵衛は月。1年間を通して描くに足る魅力的な人物」と中村高志プロデューサーは語ります。
アジアやインディーズ(独立系)作品を中心に上映を続け、新進監督の発掘も続けてきた「東京フィルメックス」。14回目を迎え、1日までの9日間に1万4千人が参加。内外の映画人と観客との熱心な交歓が続きました。
加害者となった米兵がアメリカに帰国し、事件の責任がうやむやになる―。米軍による事件で何度も繰り返されてきた光景です。それを12年にわたる粘り強いたたかいで打ち破ったオーストラリア人女性がいます。加害者の元米海軍兵を相手取った民事裁判で、日本に続きアメリカでも勝利しました。
■世界一周 祭りの旅 芳賀日向
精霊、鬼、魔女、大騒ぎ
南ドイツ・黒い森地方
■読者の写真
とっておきの1枚
(月1回掲載)
▼
〈日曜クイズ〉
正解者には抽選で100人に景品をお送りします。
▼〈クイズでごジャレ〉
小学生限定のクイズ。正解者に抽選で50人に賞品。
国会を包囲する「秘密保護法案」反対のデモの列。世論調査のたびに増え続ける「反対」の声―。そのなかで何が何でも成立を急ぐのが安倍内閣と自民・公明与党。強行すればするほど孤立が深まっていきます。
学者・研究者の反対声明の広がり、シナリオ作家や脚本家団体の共同声明、映画監督や俳優による「反対する映画人の会」の結成...。表現の自由と基本的人権を侵害する希代の悪法・秘密保護法案に反対し、廃案を求める声は空前の広がりを見せています。
さまざまな分野で活躍をする人が登場し、その道を語る「この人に聞きたい」。女優の藤原紀香さんの3回目は、神戸育ちの藤原さんが、女優になる決転を固める転機となった、阪神・淡路大震災での経験について、語っています。
「世界の構造変化」―これがキーワードです。日本共産党第26回大会(来年1月15〜18日)の決議案は、第2章「世界の動きをどうとらえ、どう働きかけるか」で、世界の「構造変化」を詳しく解明しています。そのポイントは―。
ひどいいびきが、突然に消え、また始まって。どうも呼吸が止まっているらしい。夜のいびきは"黄信号"、無呼吸は"赤信号"という話です。睡眠医療が専門の獨協医科大学睡眠医療センター講師の中島逸男さんに聞きました。
受験や就職活動などこれから本格的になります。今後の目標や、新年の決意などをお寄せください。寒くなります。風邪をひかないように―。
もうすぐクリスマス。昭和記念公園(東京)の「子どもの森」では、子どもたちが木の実を使ったクリスマスリース(花輪)作りに挑戦していました。
ソチ五輪の出場をかけたカーリングの世界最終予選が10日からドイツのフッセンで始まります。日本からは男子がSC軽井沢クラブ、女子は北海道銀行が参加します。カーリング解説者で軽井沢カーリング会議代表の小林宏さんに最終予選のみどころを聞きました。
この秋、2冊の詩集を出しました。全作品夫から41編の恋の詩を選んだ『千度呼べば』(新潮社)と、近作が中心の『ブック・エンド』(思潮社)です。「恋の詩を書くときは情景が浮かぶよう、映画の一場面を描くように書きます。俳優なら誰かと考え、その人たちを動かしながら」
国民の目、耳、口をふさぐ秘密保護法案。自民・公明・みんな・維新の「4党修正案」が審議された参院でも、日本共産党は、憲法と両立しない法案の本質を突く論戦を行い、注目されました。そのポイントは―。
秘密保護法に反対する声は芸術文化界にも大きく広がっています。3日には「特定秘密保護法案に反対する映画人の会」が発足。呼びかけ人は高畑勲、羽田澄子、降旗康男、山田洋次の映画監督4氏と映画製作者の新藤次郎氏。4日間で女優の大竹しのぶ、奈良岡朋子、吉永小百合の各氏など映画人264人が賛同しました。2日、「あまちゃん」の音楽で知られる大友良英氏をはじめ91人の発起人による「特定秘密保護法案に対する音楽・美術・演劇・映像・出版など表現に関わる人の会」(表現人の会)も発足し、反対声明を発表しました。
消費税増税と一体とされる「社会保障プログラム法案」に盛り込まれた負担増と給付減の総額は3兆円超。消費税増税で社会保障の「充実」に回すという2.8兆円を超える―。こんな実態が、2日の参院厚生労働委員会での日本共産党・小池晃議員の質問で明らかになりました。
米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の県内移設反対という「オール沖縄」の団結を切り崩そうと必死の政府・自民党。同党沖縄県連の"県外移設"公約を強圧的に撤回させ、自民党員をふくむ県民が強い怒りの声をあげています。元県議会議長の仲里利信さんと前琉球新報社長の高嶺朝一さんに話を聞きました。
人の命より製薬会社の利益が優先―。環太平洋連携協定(TPP)交渉における米国の姿勢が秘密文書で暴露されました。医薬品特許の事実上の延長などで、薬価の高止まりを狙っています。
原発事故から2年9カ月後の今も14万人以上が避難を余儀なくされている福島県。原発被災地の実態を広く知ってもらい、事故の深刻さと復興への思いを伝えたいと、「視察ツアー」始まっています。首都圏から参加した人たちに同行しました。
公職選挙法違反(運動員買収)容疑で徳田毅衆院議員(自民党離党)の姉ら6人が逮捕された医療法人「徳洲会」グループの"徳洲会マネー"。いま問題になっている猪瀬直樹東京都知事だけでなく、安倍内閣の現職閣僚7人を含む自民党国会議員90人にばらまかれていました。
総務省が11月29日に公表した2012年分の政治資金収支報告書(総務省所管の中央分)。国民の税金を分け取りする政党助成金も政治もゆがめる企業・団体献金も受け取っていないのは日本共産党だけ。自民、民主、公明、みんなの各党は、その両方の"二重取り"をしています。
兄の名前すら伏せられていた―。訓練中に亡くなった自衛隊員の弟が、その原因に迫ろうと情報公開請求した資料はすべて黒塗りでした。その理由は「わが国の安全を害する」から。秘密保護法が成立したら、ますます隠蔽(いんぺい)がひどくなる―と遺族は訴えています。
72年前の12月8日、太平洋戦争が始まりました 正路怜子さん(71)=大阪市高槻市在住=は、戦争中の女性教師と生徒たちとの交流を絵本『おいもがいっぱい フーチャン先生と因島・重井の子どもたち』に著しました。「因島・重井(現・広島県尾道市)は私の故郷なの」と話す正路さんは、地域の戦争体験を掘り起こす大切さを訴えています。
お正月らしい、ポチ袋や箸袋を手づくりで準備しませんか。身近にあるものを生かし、絵柄を工夫して―。グラフィック工芸家・井上由季子さんに紹介してもらいました。
世界的な写真家ジョセフ・クーデルカの大規模な回顧展が東京国立近代美術館で開催中です。実験的な初期作品から近年の大迫力の風景写真まで、半世紀を超える仕事の全体像が見渡せる展覧会です。
「戦時下大衆メディアとしての紙芝居 国策紙芝居とはなにか」と題した展示が、横浜市の神奈川大学で開催中です。国策紙芝居とは、戦争中に戦意高揚のため制作された紙芝居のこと。同大学の非文字資料研究センターが昨年一括購入した241点の国策紙芝居のなかの20点と関連資料を展示しています。
薬師丸ひろ子といえば、今年はやはりNHKの朝ドラ「あまちゃん」での好演が印象的でしたが、10月には東京・大阪で芸能生活35周年を記念するコンサートを開催するなど、ファンにはうれしい年となりました。12月4日には彼女自身が選曲したカバーアルバム「時の扉」も発売されました。魅力をフリーライターの寧樂小夜さんが語ります。
16世紀、安土桃山時代に生きた茶人・千利休。映画「利休にたずねよ」は「茶聖」として知られる利休の若い日の恋に大きな焦点を当て、市川海老蔵主演で楽しませます。「日本の美を追求した」と田中光敏監督は語ります。
■日本の四季光彩 富田文雄
柱状節理の大岸壁
三重・楯ケ崎
▼
〈日曜クイズ〉
正解者には抽選で100人に景品をお送りします。
▼〈クイズでごジャレ〉
小学生限定のクイズ。正解者に抽選で50人に賞品。
審議すればするほど大臣答弁はボロボロ。反対世論はどんどん強まる―。そのなかで、秘密保護法案が11月26日夜、衆院本会議で強行可決されました。「国会内では推進勢力は多数だが、国民のなかでは反対の声が急速に広がっている。たたかいはこれから」。日本共産党の志位和夫委員長が同日の記者会見で、廃案に全力をつくす決意を表明しました。
身長178㌢、19歳の新星が一つ未来の扉を開けました。岡山シーガルズの宮下遥選手。今夏、女子バレーの全日本にデビューし、日本待望の大型セッターとして名乗りをあげました。11月30日開幕のプレミアリーグでさらなる飛躍を期待しています。
さまざまな分野で活躍をする人が登場し、その道を語る「この人に聞きたい」。女優の藤原紀香さんの2回目は、転機となったアフガニスタン訪問、そこで出会った子どもたちとの交流を中心に話を聞きました。
福島第1原発の事故直後からインターネットのツイッターで「ハッピーさん」と「サニーさん」の名前で現場の実態をつぶやき続けてきた作業員がいます。ともに事故前から同原発で働くベテラン作業員です。ツイッターのフォロワーが合わせて10万人を超える二人に、収束作業の現状と課題について対談してもらいました。
「青年の声で政治は動く」―。日本民主青年同盟(民青)が東京都内で開いた第37回全国大会(11月22〜24日)は、そんな確信にあふれました。
東京都の猪瀬直樹知事が昨年の知事選告示日直前、5000万円を受け取っていたことが大問題になっています。しかも渡したのは、公職選挙法違反容疑で東京地検特捜部から捜査を受けている医療法人「徳洲会」グループ側。猪瀬氏は「個人的借金で選挙のためではない」と弁明しますが、それでは済まされない大問題です。
何十年ぶりかの同窓会で互いに顔を見合ってドッキリ。同年齢なのに見かけの"差"の大きさ。人のふり見てわがふり直せ、で見た目だって若くしたい。アンチエイジング(抗加齢)の"食"を考えます。アンチエイジングの栄養学が専門の京都光華大学女子大学健康科学部健康栄養学科の廣田孝子教授に聞きました。
「あまちゃん」で演じた若き日の大吉(駅長)役に続き、NHK連続テレビ小説に連続出演の注目株。「ごちそうさん」でヒロイン・め以子(杏)の夫・悠太郎を演じています。撮影開始の1カ月前に東京の部屋を引き払い、大阪に転居。それから7カ月。
秘密保護法について元自民党千葉県連幹事長の金子和夫さん、作家の室井佑月さん、ヒューマン・ライツ・ウオッチ日本代表・弁護士の土井香苗さんに話を聞きました。自民党がみんなの党と日本維新の会を引き込んでまとめた秘密保護法案の修正案でも、その本質は何ら変わりません。あらためて法案の問題点と、「修正」のでたらめさを点検すると―。
「たたかいはこれから」―。秘密保護法案反対の声は各界、各層に急速に広がっています。日本ペンクラブ(浅田次郎会長)は11月26日、抗議声明を発表。浅田会長は「表現する人の自由が制限され、文化の後退につながる。民意に反して強行に進めるのは未来に対する反逆」と批判しました。日本弁護士連合会と全国52の弁護士会すすべてが反対を表明しています。日本共産党の志位和夫委員長は11月26日、自民、公明、みんなによる衆院本会議での「秘密保護法案」強行採決後に記者会見し「圧倒的世論で悪法包囲を」と表明しました。要旨を紹介します。
深刻化する東京電力福島第1原発の汚染水問題で、立場を超えて解決への知恵を結集しよう―。そんな目的で日本共産党主催のシンポジウムが国会内で開かれました(11月21日)。パネリスト6人の発言の要点を紹介します。
中国国防省は11月23日、沖縄県尖閣諸島など日本の領土・領海を含む東シナ海に「防空識別圏」を設定したと発表しました。これに対し日本共産党の市田忠義書記局長は25日の記者会見で、「防空識別圏」の一方的設定は「絶対に許されない行為だ。厳しく抗議する」と表明しました。
イラン核開発問題をめぐりジュネーブで協議していたイランと米英仏ロ中独6カ国は、核開発の制限と制裁の一部緩和で「第1段階」の合意に達しました(11月24日)。2002年に核開発疑惑が指摘され、国連安全保障理事会が06年に最初の対イラン経済制裁決議1737を採択してから初めての国際合意です。
原因不明で治療法が確立していない難病。厚生労働省は患者の医療費負担を増やす方針を示し、患者や家族から大きな批判の声があがっています。この中で一定の手直しを余儀なくされる状態に。あらためて厚労省方針の問題点を見ると―。日本難病・疾病団体協議会(JPA)事務局長の水谷幸司さんにも話を聞きました。
安倍政権は教育の仕組みを変えようと躍起になっています。誰のために、どう変えようとしているのか。日本教育学会元会長で、学習院大学教授の佐藤学さんに聞きました。
日本共産党第26回大会(来年1月15日〜18日)の決議案は、第6章で「日本における未来社会の展望について」と題して詳しい解明をしています。「中国と同じ社会をめざすのか」などの疑問にも答える内容で、メディアも注目しています。そのポイントは―。
ガーデナーの丸山美夏さんが身近な草花の育て方を解説するシリーズ「楽しく花育て」。今回は、年末・クリスマスと年始・お正月を彩る草花についてです。
ジャーナリストの堀潤さんが『変身 メルトダウン後の世界』を出しました。日米の原発事故を題材にしたノンフィクションです。取材を通じて考えたこととは...。
老体を不治の病に侵され、息子とは長年の確執が...。母と息子の最後の時間を描いた、フランス映画「母の身終い」(ステファヌ・ブリゼ監督)。母役のエレーヌ・ヴァンサンさんは、「いかに他人を愛するかを描いた、美しい物語です」と話します。
残りの人生をどう生きるか。静かに問いかける演劇です。劇団民藝公演「八月の鯨」は、2人暮らしの老姉妹の物語。出演する同劇団の日色ともゑさんと、客演の篠田三郎さんが語ります。
「半農半X(エックス)」―県外から移住して農業をしながら、他の仕事(X)にも携わり、両方で所得を確保する島根県の制度です。過疎・高齢化で農業の担い手が減る中、この制度を利用して移住者が増加。全国初の試みとして注目されます。
■サバンナの鼓動 井村淳
性格違うサイ2種
ケニア・ナクル湖国立公園
▼
〈日曜クイズ〉
正解者には抽選で100人に景品をお送りします。
▼〈クイズでごジャレ〉
小学生限定のクイズ。正解者に抽選で50人に賞品。