■政府 いっそうの義務化狙う これじゃ共倒れ
貧困に苦しむ国民の最後の"命綱"―。それが生活保護制度です。いま、政府・与党や自民党などから、生活保護最大の大削減をめざす動きが。その手段の一つが、親族の扶養義務の強化です。あなたにも大きなかかわりが―。花園大学社会福祉学部教授の吉永純さんにも話を聞きました。
貧困に苦しむ国民の最後の"命綱"―。それが生活保護制度です。いま、政府・与党や自民党などから、生活保護最大の大削減をめざす動きが。その手段の一つが、親族の扶養義務の強化です。あなたにも大きなかかわりが―。花園大学社会福祉学部教授の吉永純さんにも話を聞きました。
「基地の沖縄県。原子力の青森県」という言葉があります。国策としての米軍基地が沖縄に、核のゴミが青森に置き続けられている、という意味です。福島第1原発の事故をうけ、政府は「原発ゼロ」を言いだしました。しかし、根本的な問題はなにひとつ解決されていないのです。
大接戦のパ・リーグを制し、3年ぶり6度目の優勝を果たした北海道日本ハムファイターズ。残り10試合を切ってなお、5チームに優勝の可能性があるという史上まれな混戦を抜け出しました。その最終盤、チームをけん引したのが糸井嘉男外野手(31)のバットでした。
実りの秋。新米がおいしい季節です。ところが近年、猛暑の影響で西日本を中心に米の品質が低下する「イネの高温障害」が問題になっています。その実態や対策は―。
料理本には塩少々と。塩梅(あんばい)が大事という。多すぎては辛く、少なくては味気ない。といっても味は喉元までの話。後は消化・吸収があり、食塩接種が多いほど血圧を上げてしまう。高血圧でお悩みのご同輩のみなさん、新しい減塩法です。東北大学大学院医薬開発構想講座の今井潤教授に聞きました。
南米ベネズエラで7日実施された大統領選。米国いいなりを拒否し、国民生活向上をめざす政治を進めてきたチャベス大統領が4回目の当選を決めました。国民の思いを現地からリポートします。
"世界一高い"といわれる日本の大学の学費。国際人権規約には、高校・大学までの段階的無償化を定めた条項があります。しかし、日本政府は33年間も、この状況を「留保」してきました。9月11日、政府はやっと「留保撤回」を閣議決定しました。これから学費はどうなるのか―Q&Aと、全日本学生自治会総連合(全学連)委員長の藤浦修司さんと、「国際人権A規約第13条の会」運営委員長代表の細川孝龍谷大学教授にも話を聞きました。
沖縄の米軍普天間基地に強行配備された米海兵隊の垂直離着陸機オスプレイは、1981年の開発開始以来、その安全性が米国でも議論になり続けてきました。そんな軍用機の開発、配備が止まらないのは、なぜなのか。
アクロバットのような、すさまじいアクション―。NHKのBS時代劇「猿飛三世」で時代劇初主演です。やったことのなかった前宙、バク宙は稽古の中でマスター。技の難易度はどんどん高まり、アクションの分量も増えていきました。腰を痛め、ほぼすべての指が突き指。満身創痍(そうい)です。
電源開発が建設再開を表明し、国民から大きな批判の声があがっている大間原発(青森県大間町)や東通原発(東通村)、六ケ所再処理工場(六ケ所村)―。下北半島に集中立地している原発・核燃料サイクル施設の直近に存在する活断層がいま、安全上の重大問題として注目されています。
日本維新の会(代表・橋下徹大阪市長)に対する世論調査の支持率が急激にダウンしています。民主、自民、みんなの党の国会議員を寄せ集めて「国政政党」となり、"実像"が鮮明になる中での急落ぶり。くら替え議員の言動をみても、米国と財界いいなり、国民生活破壊の政治を推進する正体が、ますますはっきりします。
「尖閣問題をいかに解決すべきか」をテーマに日本共産党の志位和夫委員長が4日、日本外国特派員協会で講演、中国側の見解をどうみるかなど、各国記者からの質問に答えました。その内容を紹介します。(全文)
何度言っても言うことを聞かない子どもを、イライラして怒っては自己嫌悪に陥る日々...。思春期を迎えて親への反抗が激しくなると、「自分の子育てが間違っていたのか...」と悩むこともあるでしょう。そんなときも、子どもには「やさしく接して大丈夫です」と話す医師・臨床心理士の田中茂樹さんに、子どもとの上手な向き合い方を聞きました。
赤ちゃん絵本をはじめ、海外作品の翻訳も多数手がける詩人・木坂涼さんのシリーズ「絵本開きまーす」。今回は、伝承の歴史のある歌が、新しい作家の手で新しく次世代にバトンタッチされている作品を紹介しています。
女性作曲家の草分けで、プロレタリア音楽運動でも活躍した吉田隆子が没して56年。評伝の刊行や関連番組の放送などで、あらためて注目を集めています。音楽評論家の小宮多美江さんに吉田隆子について書いてもらいました。
劇団民藝代表で俳優の大滝秀治さんが2日、亡くなりました。87歳でした。インタビュー経験のある寺田忠生記者が大滝さんをしのびます。
第25回東京国際映画祭(TIFF)が20日から28日までの9日間、東京・六本木ヒルズをメーン会場に開催されます。アジア最大級の映画祭で、上映本数は約100本です。
来年1月の歌舞伎公演を最後に閉場する前進座劇場(東京都武蔵野市)。同劇場で、前進座が今月、「おたふく物語」を上演します。主人公おしずを演じるのは、今村文美さん。思いもひとしおの舞台です。
大津市立中学2年の男子生徒が昨年10月、13歳で自らいのちを絶って1年がたちます。市の第三者調査委員会が調査を続けていますが、学校関係者は今この事件をどう受け止め、何が必要だったと考えているでしょうか。取材で見えてきたのは―。北海道教育大学教職大学院教授の福井雅英さんにも話を聞きました。
峡谷サロベツ動物記 富士本寿彦
貯食で冬支度 エゾリス