■核兵器のない世界へ 原水爆禁止世界大会
■被爆70年を決定的転機に
志位委員長、国連軍縮上級代表と会談
被爆70年の来年を核兵器廃絶の決定的転機にしよう―。原水爆禁止2014年世界大会(2〜9日、広島・長崎両市)の参加者は、来年4〜5月の核不拡散条約(NPT)再検討会議に向け、署名や「原爆展」などで核兵器全面禁止の大波をつくりだそうと議論を深めました。日本共産党の志位和夫委員長は6日、広島市の原爆碑に献花。広島市の平和記念式典に参加したあと、世界大会・広島閉会総会に出席、アンゲラ・ケイン国連軍縮問題担当上級代表と会談しました。
■父の背で見た「この世の地獄」
日本被団協事務局次長 児玉三智子さん
「原爆の被害は、69年を迎えた今も被爆者を苦しめ続けています」。原水爆禁止世界大会の国際会議で、こう訴えたのは児玉三智子さん(76)=日本原水爆被害者団体協議会事務局次長=です。広島で被爆した児玉さん。切々とした訴えは参加者の胸を打ちました。その思いは...。
■毎日新しい人が歩くのに感動
平和行進に18日間参加 ソフィア・ウォルマンさん
核兵器廃絶を訴え、全国を歩く国民平和大行進。今年は「国際青年リレー行進」と銘打ち、フィリピンや米国、インドなど世界各地から集まった若者たちも一緒に歩きました。米国のソフィア・ウォルマンさん(25)=米フレンズ奉仕委員会=のその一人。岡山から広島まで18日間を歩き、感じたこととは―。
■辺野古の海守る 「島ぐるみ会議」発起人に聞く
大勢の抵抗が基地建設とめる
元沖縄タイムス編集局長 由井晶子さん
命のゆりかご埋める愚の骨頂
元琉球新報編集局長 三木健さん
沖縄県宜野湾市の米軍普天間基地閉鎖と県内移設断念、オスプレイ配備撤回を求め、「沖縄『建白書』を実現し未来を拓(ひら)く島ぐるみ会議」の結成大会が7月27日に沖縄県内で開かれました。地元2紙の元編集局長で同会議の発起人に、その思いを聞きました。
■準備進む 第41回赤旗まつり 11月1日〜3日 東京 ・夢の島公園
翻訳家・池田香代子さんが山下書記局長と対談 1日午後
第41回赤旗まつりは、中央舞台で11月2日午後には志位委員長の記念演説があります。山下芳生書記局長は1日午後にドイツ文学翻訳家の池田香代子さんとの対談が決まりました。3日午前には社会科学研究所長の不破哲三さんによる「科学の目」講座、「『日本の戦争』を考える」が、東京スポーツ文化館BumBメインアリーナで行われます。各分野の運動を持ち寄り、交流しようと、企画の準備が進んでいます。
■中国製 期限切れ加工肉
輸入食品の9割検査なし
大手ファストフード店元店長が証言
冷凍は安全と教えられ 加熱をすればいいと...
日本マクドナルドなどに食肉加工品を納めていた米国資本の食品企業「上海福喜食品」(中国)が、使用期限切れの肉を原料に使用していたことが日本の消費者に不安を広げています。なぜ、消費者の口に入る前に規制できなかったのか―。輸入食品のチェック体制を追いました。
■第60回日本母親大会
夫も子どもも孫も 戦場に送らない
広がる危機感 憲法知って行動
「夫も、子どもも、孫も、戦場に送るわけにはいかない」。全国からのべ1万3400人が集った第60回に本母親大会(2〜3日、横浜市)の参加者は思いを一つにしました。安倍政権による集団的自衛権の行使容認の閣議決定に対する怒りが渦巻いていました。
■ゴジラの悲しい叫び
エドワーズ監督 ハリウッド版
増した迫力 消された原点
新鋭・ギャレス・エドワーズ監督のハリウッド版「ゴジラ」が評判です。3Dの迫力ある映像も魅力のようですが、日本人として見過ごせない部分もあるようです。文芸評論家で早稲田大学教授の高橋敏夫さんが辛口批評で、切り込みます。
■舞台は九州へ
大河ドラマ「軍師 官兵衛」
福岡城天守閣のナゾ
もうひとつの「関ケ原」
話題のNHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」。戦国随一の智将といわれた男の生きざまが見どころです。8月下旬、舞台が九州に移るのを機会に、地元を訪ねました。
■海の風や薫りに心解けて 歌手 上間綾乃さん
沖縄出身のシンガー、上間綾乃さんが7月、3枚目のアルバム「はじめての海」をリリースしました。「夏」と「海」がテーマの10曲です。
■もうダメだろ安倍政権
アトミック・カフェinフジロック
原発なんて時代遅れ
国内最大級の野外ロックフェスティバル「FUJI ROCK FESTIVAL(フジロックフェスティバル)」が7月末、新潟県で開催されました。約200組の出演者によるライブがおこなわれ、原発や政治をめぐるミュージシャンの発言もありました。
■教師が勝ち取った無罪
東京 三鷹バス痴漢冤罪事件
高裁で逆転 検察も上告断念
証拠も論理も覆す司法の恐ろしさ 主任弁護人 今村核さん
7月末、一つの痴漢冤罪(えんざい)事件で無罪が確定しました。身に覚えのない罪で逮捕され、一審で有罪とされた東京・三鷹市の公立中学校教師、津山正義さん(30)。二審で逆転無罪を勝ち取り、検察も上告を断念しました。無罪までの苦しい道のりをたどりました。津山さんの主任弁護人を務めた弁護士の今村核さんにも話を聞きました。

■四季の絶景 山梨勝弘
神秘の青
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正解者には抽選で100人に景品をお送りします。
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小学生限定のクイズ。正解者に抽選で50人に賞品。