■沖縄県議選 共産党5氏当選 安保廃棄の展望示す
民主・自民が大幅減 「基地と消費税がきいた」落選の民主県連幹事長
基地のない平和な沖縄へ―。10日投開票の沖縄県議選で日本共産党は、現有5議席を守り抜き、得票率で前進しました。大幅減となった自民・民主の「二大政党」と対比しても「画期的な勝利」(市田忠義書記局長)です。全国注目の県議選の結果が示したものは―。結果について前嘉手納町長の宮城篤実さん、琉球新報政治部長の松元剛さんにも聞きました。
■追及 大飯原発再稼働 福井版原子力ムラ 癒着の構図
元副知事や電力幹部が一体で推進組織
子どもらに「死の灰」押し付けるな
明通寺住職、原発反対県民会議代表委員 中嶌哲演さん
国民の反対世論を押し切り、強引に関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を急ぐ野田内閣。再稼働のための重要な一つのカギを握っているのが、福井県知事など地元での合意です。いま問題になっているのが関電など電力会社と県の癒着。その象徴のような組織が存在していました。福井県小浜市の明通寺住職で原発反対県民会議代表委員の中嶌哲演さんにも話を聞きました。
■首相判断おかしい 「事故防止できる」に根拠なし
命を危険にさらす最悪の判断だ 日本共産党 志位委員長が批判
「国民生活を守るため」と強引に関西電力大飯原発3、4号機の再稼働への道を突き進む野田佳彦首相。一方、世論調査(「毎日」4日付)では再稼働を「急ぐ必要はない」と答えた人は71%に達しています。野田首相が語った再稼働判断の問題点は―。日本共産党の志位和夫委員長は、「『国民生活を守る』どころか、国民の命と安全を危険にさらす最悪の判断」だと厳しく批判しました。
■党「提言」"実現ぜひ" TPP許さず 「オール北海道」の声を全国に
経済懇談会 志位委員長発言
消費税大増税にむけて民主、自民、公明の3党が「修正協議」をすすめる重大局面をすすめる重大局面を迎えるなか、日本共産党北海道委員会は9日、札幌市で「北海道経済懇談会」を開きました。志位和夫委員長が消費税に頼らず、社会保障充実と財政危機打開の展望を開く「提言」の内容を説明。質問や注文にも丁寧に答えました。
■共産VS京産ガチバトル 小池政策委員長、学生と討論
「共産(キョウサン)VS京産(キョウサン)ガチバトル」。京都産業大学(京都市北区)の経済学部のゼミが、日本共産党の小池晃政策委員長を招いたこんな企画を実現しました。汗ばむ陽気の6日午後、小池さんと学生の"舌戦"のゴングが鳴らされた!
■17日告示 東京・狛江市長選
子育て支援・福祉さらに 田辺候補で矢野市政発展へ
17日告示(24日投票)で東京都狛江(こまえ)市の市長選がたたかわれます。4期16年の矢野ゆたか市政の継続・発展を訴える「豊かな狛江をつくる市民の会」(豊かな会)の田辺良彦候補(47)=前市議会副議長、日本共産党推薦=と、市政奪還を叫ぶ高橋都彦氏(60)=自民・公明・民主など推薦=の一騎打ち。その違いがいっそう鮮明になっています。
■ILOリポート "緊縮のわな"抜け出す道は
成長と雇用中心に転換を 三つの提案 日本にも警告
欧州連合(EU)諸国の多くが財政赤字を解消するためにすすめている緊縮政策。年金や失業給付など社会保障費の削減、教育予算や公務員の削減、付加価値税(日本でいう消費税)の引き上げなどが共通しています。国際労働機関(ILO)が4月29日に発表した『2012年世界労働リポート』は、この問題に焦点をあて、「緊縮のわなからどうやって抜け出すか」と題する論評を掲載しました。注目されるその内容のポイントを紹介します。
■吉沢久子の四季折々 子や孫と「雨の日散歩」
1月に94歳を迎えた、生活評論家の吉沢久子さんがつづる季節のエッセーです。今回のテーマは梅雨時の過ごし方についてです。
■伊藤かずえのかんたん布雑貨 タオルマント
女優の伊藤かずえさんが、手軽に作れる小物を紹介する「かんたん布雑貨」。3回目はタオルマントです。これからの季節、プールや水遊びで大活躍するタオルマントを、バスタオルで作ります。大判のタオルを使えば、おとな用も作れます。お気に入りの柄のバスタオルを使って、楽しく作ってみてくださいね。
■蕭白、若冲に注目 江戸の「奇想」が熱い
近年、江戸時代の美術が人気です。特に注目されているのが、伊藤若冲(じゃくちゅう)や曽我蕭白(しょうはく)といった「奇想の画家」と呼ばれる絵師たちです。いま、なぜ「奇想」なのでしょうか―。
■舞台「ええから加減」 送るは人生の応援歌
藤山直美さん、高畑淳子さんが漫才舞台
2人の漫才なら見てみたい。舞台「ええから加減」で、浪速の漫才師を演じる藤山直美さんと高畑淳子さん。笑いと人情たっぷりに、送るは、人生の応援歌。
■音楽 MAY'S 声帯手術のりこえ笑顔で!
2002年に結成された、MAY'S。ボーカルの片桐舞子、プロデュースと作曲担当の河井純一2人のユニットです。05年インディース、08年メジャーでそれぞれデビュー。着実に実績を重ねてきた2人は、13日に4枚目のアルバム「Smiling」をリリースしました。魅力をフリーライターの寧樂小夜さんが語ります。
■山奥の集落に共産党の風 市田さんの国会質問に涙 熊本・芦北町
世話役が続々 入党22人 水俣病の救済へ 親身に
3月まで1人の「しんぶん赤旗」読者もいなかった熊本県の山間部の集落で、いま日本共産党に入党する人が続いています。4月、5月、6月の3カ月で地域の役員もふくめて22人。自民党の牙城だった町で、どんな変化が生まれたのでしょうか。現地を訪ねました。
■生活保護 実態無視の扶養義務強化 バッシングに心痛む
親族も苦しい 鳴りやまない電話相談
餓死・孤立死生む 高橋議員が追及
「人の目が気になる」「テレビを見るのが怖い」。生活保護を攻撃する報道と、扶養義務強化や給付水準10%引き下げを検討する政府の動きの中、受給者や家族に強い不安が広がっています。7日の衆院社会保障・税一体改革特別委員会では、高橋ちづ子議員が「生活保護は憲法に補償された国民の権利であり、本当に必要な人が受けられないということはあってはならない」と政府の姿勢を追及しました。
日本の山 四季折々 新井和也
花の縦走路 八ケ岳
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▽<日曜クイズ>第2737回 正解者には抽選で100人に賞品をお送りします。
▽<クイズでごジャレ>第404回 小学生限定のクイズ。正解者に抽選で100人に賞品。
▽<連載小説「グラウンドの詩」作:あさのあつこ絵:佐々木こづえ>(49)五章 グラウンドの詩(六)
▽<リレーエッセー 風の色>石巻 音楽の力 バイオリニスト・礒絵里子さん
▽<連載漫画「今日もいい天気 PartⅡ」作:山本おさむ>第23話 雨を汚したのは...
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「屋上から新入した空き巣 防止対策を教えてほしい」
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▽<つ り>落ちるわけにはいきません 堤防 ウキ釣り 兵庫・須磨海岸
▽<囲 碁>拓ちゃんの一手指南〔181〕実戦的な好手は? 日本棋院・山田拓自八段
▽<将 棋>第43期新人王戦 手どころ勝負どころ 読みがまさるのは? 2回戦第2局 藤森哲也四段vs高見泰地四段
▽<詰 碁>結城聡九段<詰将棋>伊藤果七段<詰連珠>岡部寛八段
▽<メディアをよむ>再稼働、事故調、国民の声 新聞ジャーナリスト・阿部裕さん
▽<1週間のおかず>「ごちそうコロッケ」「豚肉と大根のごま油炒め」ほか
▽<うれしい一品>杵島直美さんの「アジの煮つけ」