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□9□ 税滞納の大半は消費税

生存権守る処分執行停止権
  立正大学法学部客員教授・税理士 浦野広明さん

消費税大増税で問われる税金の在り方―。浦野広明・立正大学法学部客員教授の「そもそも税金講座」。9回目の今回は、生存権を守る処分執行停止権についてです。国税の2010年度末滞納残高は、1兆5246億円です。うち消費税は5320億円で、滞納額の35%を占めています。新規発生の滞納額に占める消費税の割合は55%です。滞納者の大半は、消費税を価格に転嫁できない小企業です。多くの小企業は、滞納で苦しんでいます。これらの事業者の生存権を保障する規定としては、「滞納処分の執行停止」があります。その根拠となる国税徴収法153条も紹介します。

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