■際限のない国民負担に 東電や利益共同体の責任で
「原発事故のツケをなぜ私たちが払わされるのか」―。平均17%という東京電力の料金大幅値上げに大口需要家の怒りが沸騰しています。値上げの理由説明も疑問だらけ。真相をさぐっていくと、「原発利益共同体」のとんでもない責任逃れの構図が見えてきます。大田工業連合会会長の舟久保利明さん、電気料金問題に詳しい立命館大学教授・大島堅一さん、山梨流通研究会事務局長の内藤学さんにも聞きました。
「原発事故のツケをなぜ私たちが払わされるのか」―。平均17%という東京電力の料金大幅値上げに大口需要家の怒りが沸騰しています。値上げの理由説明も疑問だらけ。真相をさぐっていくと、「原発利益共同体」のとんでもない責任逃れの構図が見えてきます。大田工業連合会会長の舟久保利明さん、電気料金問題に詳しい立命館大学教授・大島堅一さん、山梨流通研究会事務局長の内藤学さんにも聞きました。
国内のプロ歌手の団体である日本歌手協会(会員数585人)で、代表理事をつとめるのが田辺靖雄さんです。1960年代に「ヘイ・ポーラ」を歌って大ヒットした田辺さん。歌手生活50年を超えたいま、歌謡曲や文化への思いなどを聞きました。
旬の野菜は、味も栄養も一番です。野菜が苦手なお子さんでも喜んで食べられ、ヘルシーなおやつを年4回のシリーズで紹介します。野菜がほどよく主張する、一味違ったおいしさをお楽しみください。今回は新ショウガのマフィンとニンジンのチュロスです。
イギリスからオーストラリアへ子どもたちが強制的に送られ、過酷な労働や虐待にさらされた―映画「オレンジと太陽」は、「児童移民」の実態を突きとめ、救済に力を注いだ女性を描きます。監督デビューしたジム・ローチさん(42)が4月の公開を前に来日。「ぜひ知ってほしい物語」と語ります。
首都直下地震、南海トラフの巨大地震で震度7の発生が危惧されています。これまでにない被害の発生が予想されます。震度7とはどんな揺れなのか、家庭での対策は―。今回は首都直下地震で考えてみました。
国の原子力安全委員会専門部会の防災計画見直し案に基づき、全国の原発から30㌔と50㌔の圏内に入る地域の夜間人口を500㍍メッシュ(網)で、原発ごとに地図で示しました。先週掲載できなかった、泊、志賀、伊方原発についての地図を掲載します。
大学生のお兄さんお姉さんと一緒におもちゃを作ってみよう! 東京都目黒区の東京大学駒場キャンパスで「ふしぎ体験! おもちゃミュージアム」が開かれ、みんなで、おもちゃ作りに挑戦しました。
高校生が、森や海、川でなりわいを営む「名人」を訪ね、その技や人生を「聞き書き」する「聞き書き甲子園」。3月末、作品を発表するフォーラムが開かれました。高校生たちが「名人」と向き合い、見つけたものは―。
「見せましょう、野球の底力を」-。昨年4月2日に行われた復興支援試合のスピーチから1年。東日本大震災の被災地、仙台を本拠とする東北楽天の選手会長として、この言葉を胸にたたかってきました。しかし、それゆえの苦悩もありました。嶋基宏捕手(27)に聞きました。
消費税大増税で問われる税金の在り方―。浦野広明・立正大学法学部客員教授の「そもそも税金講座」を連載します。1回目は租税法律主義と近代市民社会の成立についてです。1789年のフランス革命に代表される市民革命は、領主が行っていた一方的な課税をはじめとする権力行使を制約するたたかいでした。
イラッとして、またイラッ。いちいち口に出さないけど、イラッが重なると、いつかは"キレル"か病気になるかもしれない。イラッのうまい解消法はないのか。
高校を卒業したばかり。高校生ラストを飾るNHK土曜ドラマスペシャル「あっこと僕らが生きた夏」で、野球部のマネジャー・あっこを主演します。2007年、甲子園初出場でベスト8入りした大分・楊志館(ようしかん)高校野球部60人と、それを支えたマネジャー・大崎耀子(あきこ)さんの実話をもとにした物語。耀子さんは高校3年の秋、がんで他界しました。
野田佳彦内閣が閣議決定し、国会提出(3月30日)した消費税増税法案。暮らしも経済も財政も壊す大増税です。世論調査でも6割の国民が反対(「毎日」2日付)しており、世論の圧力のなかで与党内に亀裂が走っています。志位和夫委員長は1日のNHK「日曜討論」で消費税増税に代わる日本共産党の「提言」(消費税増税ストップ! 社会保障充実、財政危機打開の提言)について説明しました。
東日本大震災を口実にした雇い止めを撤回させ、会社に正社員での再就職に責任をもたせる―。ソニー仙台テクノロジーセンター(仙台TEC、宮城県多賀城市)内で働いてきた期間社員が画期的な成果を勝ち取りました。
日本航空のパイロットと客室乗務員が解雇撤回を求めた裁判で東京地裁は3月29、30日、いずれも解雇を有効と判断し、請求を棄却する不当判決を出しました。原告団はただちに控訴する方針を表明。全国の支援者とともに新たなたたかいにのぞみます。日本共産党の志位和夫委員長は判決後の報告集会にかけつけ、原告、支援者へのたたかいへの敬意とともに不当判決への怒りをこめた抗議を表明しました。
「現在、日本はTPP(環太平洋連携協定)交渉参加に向けて関係国と協議を行っています」―。政府は3月、全国紙や地方紙にこんな「政府広報」を掲載しました。ところが、肝心の交渉内容にはいっさい触れないまま。そんななかで交渉の危険な中身を浮き彫りにした政府の文書が注目されています。
韓米FTA(自由貿易協定)が3月に発効したのを受け、「TPP等と食料・農林水産業・地域経済を考える岩手県民会議」(51団体)は、調査団を韓国に派遣(3月18~21日)しました。団長の岩手県生協連会長理事、加藤善正さんに聞きました。
滋賀県では、幅広い団体・個人が「TPPから県民のいのちと暮らし/医療と食を守る県民会議」(略称・TPP県民会議)を結成(3月5日)し、県民共同の運動になっています。22日には県民大集会が開かれます。運動をリポートします。JA滋賀中央会会長の万木(ゆるぎ)敏昭さんにも話を聞きました。
赤ちゃん絵本をはじめ、海外作品の翻訳も多数手がける詩人の木坂涼さんが、絵本づくりの裏側を語ります。
全国各地を回るNHKの地方公開番組「ごきげん歌謡笑劇団」が、4月14日から「コロッケぱらだいす ごきげん歌謡笑劇団」に衣替えして再スタートします。司会が綾小路きみまろさんから、ものまね芸人のコロッケさんへバトンタッチされます。コロッケさんに、番組や笑いへの思いを聞きました。
2枚組ライブCD「3Peace2」(コロムビア)が3月21日に発売された、クラムボン。名前を聞いて宮沢賢治の童話『やまなし』を思い出す人もいるでしょう。童話では正体不明だった、クラムボンをバンド名にした、マイペースな3人組。魅力を、フリーライターの寧樂小夜さんが語ります。
脱原発がテーマの音楽フェスティバル「NO NUKES 2012」の呼びかけ人の坂本龍一さんと、後藤正文さん(アジアン・カンフー・ジェネレーション)が記者会見しました。坂本さんは、「社会に対してミュージシャンとしてきちんと意見をのべよう」と考えてきたと振り返り、「声をかけたアーティストの多くは賛同してくれました。うれしい驚きです」と発言。「原子力政策を考えよう、ではなく、原発いらないという趣旨。方針は脱原発です。公演名は核兵器を含む、非核という意味です」と語りました。後藤さんは、「原発に対する意見をいうことがタブーであること自体がおかしい。それぞれのコンサート内で、言いたいことが自由に言えたらいい」と話しました。公演は7月7、8日、千葉県の幕張メッセで開催。斉藤和義さん、元ちとせさんらが出演します。
東日本大震災から1年が過ぎましたが、被災者の生活と生業(なりわい)の再建はまだこれからです。被災地ではボランティアの息長い活動が求められています。
貧困下で餓死や「孤立死」が相次ぐ日本に対し、ヨーロッパでは人間らしい生活を支える制度が大きく違います。2010年にイギリス、フランスを訪れた社会保障研究者の三成一郎さんと、ロンドン在住23年の古川修さん(66)=運送会社社長=に聞きました。
地球の笑顔 関口照生
"秘境"の民族衣装 グアテマラ