■TPPからの撤退、調印中止を求める
閣僚会合での「大筋合意」について
日本共産党幹部会委員長 志位和夫
日本共産党の志位和夫委員長は5日、談話「TPPからの撤退、調印中止を求める 閣僚会合での『大筋合意』について」を発表しました。
■危険いっぱいマイナンバー
10月から何が届くの?
通知カードはどう扱えばいいの?
個人番号カードの申請は義務?
個人番号はどんな時に使うの?
メリットはあるの?
政府によるプライバシーの管理
日本体育大学教授(憲法学) 清水雅彦さん
マイナンバー(社会保障・税番号)法が5日施行され、10月から順次、個人番号を知らせる通知カードが郵送されます。個人番号の利用は来年1月から。開始にあたって知っておきたい制度のポイントは-。
■沖縄・辺野古 埋め立て承認 取り消しへ
反民主主義の政治打ち砕く
島ぐるみ会議共同代表、金秀グループ会長
呉屋守将さん
安倍政権がねらう沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設強行にたいし、「オール沖縄」のたたかいが新たな段階を迎えます。翁長雄志県知事を先頭に、基地建設の前提である前知事の「埋め立て承認」を取り消す法的措置、さらに「戦争法廃止」と安倍政権打倒をめざす国民運動との連帯、合流です。「金秀グループ」会長で、「島ぐるみ会議」共同代表、「辺野古基金」共同代表を務める呉屋守将さんにも話を聞きました。
■川崎・老人ホーム3連続転落死
独自入手 報告書に見る問題点
事故の記述ほぼ同じ
入居者2日放置例も
市の立ち入りは半年後
川崎市にある有料老人ホームで入居者3人が連続して転落死した問題。マスコミも大きく取り上げました。編集部が入手した「事故報告書」などで浮き彫りになった施設や行政の問題点は-。
■国連総会 注目ゼロ 安倍外交
"難民は人口問題"珍回答に世界驚く
オバマ米大統領に会えず
平和外交求める流れに逆行
元外務省国際情報局長 孫崎享さん
戦争法(安保法制)の成立強行後で初の外交として訪米した安倍晋三首相(9月26〜30日)。日本の軍事的役割拡大を売り込んだものの、国連総会一般討論演説で議場はガラガラ、オバマ米大統領との会談はありませんでした。元外務省国際情報局長の孫崎享さんにも話を聞きました。
■党躍進で自公主導県政刷新
16日告示 宮城県議選
戦争法ノー 示そう
安倍自公政権が戦争法を強行後、初の都道府県レベルの選挙となる宮城県議選が16日告示(25日投票)されます。日本共産党(現有4議席)は党躍進で戦争法廃止の意思を示し、県民・被災者に冷たい自民・公明両党主導の県政を転換しようと9候補を先頭に奮闘しています。
■新連載小説「水壁」
10月25日号から
作・高橋克彦
題字・絵 吉田光彦
10月25日号から新しい連載小説「水壁」が始まります。作者は、作者は、直木賞作家の高橋克彦さん。題字と絵はイラストレーターの吉田光彦さんです。時は9世紀末の東北。蝦夷の人々の熱い心意気に焦点を当てた壮大な歴史小説です。ご期待ください。
〈作者の言葉〉東北という辺境に追いやられてなお、理不尽な朝廷の侵攻に抗い続けた蝦夷たち。その数々の不屈の戦いを綴ってきた。自分の中では十分と思っていたが、唯一、勝利したと思われる元慶の乱だけは書いておきたい、という気持ちになった。資料の少ない戦さなので想像力が頼りの物語となるだろう。私も楽しんで書けそうだ。
〈略歴〉1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒。推理小説、時代小説からSF、ホラーまで幅広く活躍。文壇屈指の浮世絵通として知られる。盛岡市在住。『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、『総門谷』で吉川英治文学新人賞、『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、『緋い記憶』で直木賞、『火焔』で吉川英治文学賞。日本ミステリー文学大賞、歴史時代作家クラブ実績功労賞など受賞多数。「記憶」シリーズ、「完四郎広目手控」シリーズほか
〈画家のことば〉高橋克彦さんとのお付き合いは新聞小説「総門谷」からですから、もう31年になります。その後も変化に富んだ高橋作品群の挿絵を描かせていただきました。今回の物語は、視覚的資料が乏しい時代ですが、これまでのコンビ経験と想像力をいかし、私なりに盛り上げていきたいと思います。
〈略歴〉1964年岩手県生まれ。多摩美術大学卒。洗練されたデザイン感覚の、緻密な構成のイラストを得意とする。1975年、雑誌『ガロ』8月号に「殴者(ボクサー)」を発表し漫画家デビュー。漫画作品に「ペダルに足がとどく日」「視感」「誰か故郷を想はざる」「エンドレス・パズル」「夢化色」「こま綴り 二重星」「ばく食え」、挿絵・イラストに「総門谷」「?(ハテナ)と!(ビックリ)の物語」「黄昏綺譚」「真田十勇士」
■理不尽に抵抗する武器に
デモの中で紡いだソロ
ソウル・フラワー・ユニオン
中川敬さん
ロックバンドのソウル・フラワー・ユニオンでボーカルを務める中川敬さん。ソロ・アルバム「にじむ残響、バザールの夢」が7日に発売されました。どんな日常の中で紡がれたアルバムなのか...。
■知らない世界と出合う喜び
ろうあ者の両親との葛藤描く
「エール」で映画初出演
歌手、女優 ルアンヌ・エメラさん
耳が聞こえない家族と、ただ一人耳の聞こえる娘。映画「エール!」(エリック・ラルティゴ監督)は、ろうあ者の家族のために生きてきた少女の自立と、親子の葛藤を描きます。フランス人の歌手で主演の、ルアンヌ・エメラさん(18)に聞きました。

■笑顔は心をつなぐ 北川孝次
マヤの末裔
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温泉緊迫タイトル戦 囲碁棋士・吉原由香里さん
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14・終 終末期の対応 人生をたたえ見送る
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▼〈本立て〉
河野洋平著『日本外交への直言
回想と提言』
嬉野京子著『戦場が見える島・沖縄
50年間の取材から』
中山康樹著『ウィントン・マルサリスは本当にジャズを殺したのか?』
▼〈経済これって何?〉労働生産性の向上
賃上げ・時短と直接関係ない
労働総研顧問・牧野富雄さん
▼〈にちようシネマ館〉
「光のノスタルジア」「真珠のボタン」
「マイ・インターン」
「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」
▼〈赤旗相談〉
「特別支援学級に通う妹を 高3の兄が怒鳴り戸惑う」
「息子の過失で水漏れ事故 請求額80万円は過大では」
▼〈NEWディスク〉クラシック 伊熊よし子の1枚
「チャイコフスキー&メンデルスゾーン:バイオリン協奏曲」/三浦文彰
▼〈囲 碁〉依田紀基九段の眼
新人王戦 ここがポイント
あとの形を考えて 第40期・準々決勝第1局
先・黒・許家元三段 VS 鶴田和志三段
▼〈将 棋〉蛸島彰子の将棋ステップアップ
(25)歩詰めに詰みあり
日本女子プロ将棋協会所属・蛸島彰子女流五段
▼〈詰 碁〉結城聡九段
〈詰将棋〉伊藤果七段
〈詰連珠〉岡部寛八段
▼〈読者の文芸〉詩・川柳
▼〈つ り〉ハゼと格闘 親子で体験
和歌山・紀ノ川(せせらぎ公園)
▼〈メディアをよむ〉人道と人口にすり替え
元ワイドショープロデューサー・仲築間卓三さん
▼〈うれしい一品〉
料理研究家・奥薗壽子さんの「サツマイモそぼろご飯」
▼〈1週間のおかず〉10月11日〜10月17日
「ブリのフライパン塩焼き」「鶏肉とキノコのトマトシチュー」ほか
▼〈日曜クイズ〉
正解者には抽選で100人に景品をお送りします。
▼〈クイズでごジャレ〉
小学生限定のクイズ。正解者に抽選で50人に賞品。