■日本共産党とともに社会変革と進歩の道歩もう
創立90周年記念講演会
社会変革の事業と日本共産党 志位委員長
日本共産党の90年をふりかえる 不破社研所長
歴史に学び、日本の未来を切り開く強く大きな党を―。日本共産党は、党創立90周年記念講演会(18日)を東京で開き、志位和夫委員長が「社会変革の事業と日本共産党―歴史に学び、強く大きな党を」、不破哲三社会科学研究所所長が「日本共産党の90年をふりかえる」と題して記念講演しました。会場は2100人でいっぱいに。インターネットや党内通信で1万5000人を超える人たちが同時視聴しました。(全文はこちら)
■原発事故 政府事故調報告書 「安全神話」が根本原因
もう動かしてほしくない 広がる官邸前行動
世界でも最悪レベルとなった福島第1原発事故。政府事故調査・検証委員会(政府事故調、畑村洋太郎委員長)が最終報告書(23日)で、根本に「安全神話」があったと結論付けました。安全対策を長年怠ってきた東京電力や政府の無責任さを厳しく批判しています。首都圏反原発連合有志が呼びかけた原発再稼働反対首相官邸前抗議行動に呼応した行動が全国に広がっています。29日には、国会大包囲行動も計画されています。20日の官邸前行動には雨の中9万人(主催者発表)が再稼働反対の声を上げました。
■重要施設を横切る破砕帯 活断層評価し直せ
大飯、志賀原発 再調査へ 指摘受け保安院指示
経済産業省の原子力安全・保安院は、活断層ではないかとの専門家の指摘を受けて、関西電力の大飯原発(福井県おおい町)と北陸電力の志賀原発(石川県志賀町)の敷地内の断層の再調査をするようやっと指示しました。安全性の根本が揺らいでいるのに、原発を稼働させる野田政権の姿勢が問われる事態です。
■マスコミ「指摘もっとも」 共産党の論戦に注目
財源は庶民増税 新たな無駄遣い 消費税に頼らぬ"別の道"がある
消費税増税法案と社会保障制度「改革」推進法案の参院審議―。両法案を厳しく批判するとともに「消費税に頼らない別の道がある」と具体的提案を示した日本共産党の論戦が、注目を集めています。
■民主政権 崩壊加速 止まらない離党の流れ
「ぼこぼこにされている...」。野田佳彦首相が、同僚議員らの会合でこうもらしました。消費税増税や、大飯原発再稼働、米軍機オスプレイ配備...。歯止めのない悪政の暴走を続ける野田内閣。毎週のように10万人前後の官邸デモに取り囲まれ、国会でも連日追及を受け、離党者が相次ぐなど、民主党政権の崩壊が加速しています。
■生活保護 扶養義務の厳格化 親兄弟に頼めないのに
水曜の官邸前行動開始 消費税増税、生活保護改悪やめよ
生活保護費を減らすため、親族の扶養義務を厳しくするとともに、給付水準を引き下げようとしている民主党政権と自民党。受給者や関係者からは困惑や批判の声が上がっています。
■科学 ヒッグス粒子 予言から半世紀 やっとみつけたネ
"重さ"の源 宇宙の謎解く鍵だよ 1100兆回もぶつけて調べた
万物に重さ(質量)を与えたとされる「ヒッグス粒子」の発見に"王手"がかかりました。巨大加速器による実験でヒッグス検索に挑む二つの国際研究チームが「ヒッグスとみられる新粒子を発見した」と発表(4日)し、その後の研究に世界のメディアも注目しています。そもそもヒッグス粒子とはなにか、発見にはどんな意義があるのか―。
■海外パック旅行 トラブルどう対処
旅程変われば補償金請求を
弁護士・鈴木尉久さんに聞く
今年の夏に旅行をする人は、昨年より増える傾向にあります。パック旅行(募集型企画旅行)は手軽ですが、海外の場合は注意が必要です。トラブル対処法を弁護士の鈴木尉久(やすひさ)さん(兵庫県弁護士会消費者保護委員会委員)に聞きました。
■絵本『ふくしまからきた子』 父娘 初の共作
ちひろの思い受け継がれている 絵本・美術評論家 松本猛さん
被災地で聞いて感じて構想した イラストレーター・絵本作家 松本春野さん
原発事故で福島から広島へ母親と避難してきた女の子を描いた絵本『ふくしまからきた子』。松本猛さんと娘の松本春野さん親子の共作です。「福島の子どもたちの気持ちに寄り添いたい」―。絵本に込めた思い、母・祖母である絵本画家いわさきちひろを語りました。
■3・11後の日本社会と文学 変化の波つかみ 励ます創造を
"新しい眼球"で迫りたい 民主主義文学会が全国研究集会
「言葉は有効なのか」「文学は力になるのか」―東日本大震災後、表現に携わる人たちは、自問を重ねながら作品を生み出してきました。日本民主主義文学会が14日から3日間、仙台市で開いた第22回全国研究集会。100人近くが参加し、創作に向かう志について交流を深めました。
■音楽 青が織りなす愛 世界平和への願いも
アンジェラ・アキ 新譜「BLUE」
シンガー・ソングライターのアンジェラ・アキが通算7枚目のオリジナルアルバム「BLUE」(エピック)を18日にリリースしました。2月に第1子を出産後、待望の復帰第1段となります。新譜の魅力を音楽ライターの梅岡彩友美さんが語ります。
■事件の背後に旧陸軍731部隊 浅見光彦シリーズ「遺骨」
原発再稼働派とダブる
テレビドラマで人気の浅見光彦シリーズ。その一つ、「遺骨」を、劇団銅鑼(どら)が創立40周年で上演します。小気味いい推理劇。でも、戦争犯罪というテーマが潜んでいて...。出演する鈴木瑞穂さんの熱が入ります。
■東京・小金井市 保育料が年43万円増 扶養控除廃止が直撃
見直し求め署名運動すすめる 足立紀子さん(37)
民主の公約と正反対 共産党衆院東京比例候補 宮本徹さん
民主党政府が「子ども手当」導入の財源として子どもの扶養控除を廃止し、所得税は昨年1月、住民税は今年6月から増税になりました。ところが「手当」は減額されたう上、増税に伴って保育料も値上げになった自治体があります。「子育て支援はどこへ行ったの」と怒るお母さんが、値上げ見直しを求めて署名を集めています。
■水俣病 非情 申請今月末締め切り
数万人残される危険 延長求める声強く 熊本・新潟
「このままでは多くの被害者が取り残される」―。環境省が、水俣病被害者の救済で、申請を7月末で締め切ろうとしていることに、撤回・延長を求める声が強まっています。汚染の広がりが明らかになっている熊本県天草市と、新潟からのリポートです。
世界 野生の花風景 高橋修
ヤクも食べない花 中国・四姑娘山麓
■ほかにこんな記事が
▽<日曜クイズ>第2743回 正解者には抽選で100人に賞品をお送りします。
▽<クイズでごジャレ>第410回 小学生限定のクイズ。正解者に抽選で100人に賞品。
▽<連載小説「大江戸ドクター」作:和田はつ子、絵:安里英晴>《5》一話・神薬遣い(五)
▽<リレーエッセー 風の色>大名、町人、江戸の弁当 食文化研究者・江原絢子さん
▽<連載漫画「今日もいい天気 PartⅡ」作:山本おさむ>第29話 青空
▽<マリン先生の虹色ノート>17 別れた親 子が自慢 小学校教諭・真咲倫子さん
▽<知ってトクする しんこ先生の和食のコツ>⑤ 夏野菜 暑さをしのぐ 料理研究家・清水信子(しんこ)さん
▽<スポット>歌は苦手ですが... 女優・深津絵里さん
▽<にちようシネマ館>「屋根裏部屋のマリアたち」「ダークナイト ライジング」「いわさきちひろ~27歳の旅立ち~」「アニメ師・杉井ギサブロー」
▽<本立て>大林道子著『山本宣治と母多年』、地井武男著『ちい散歩 地井さんの絵手紙 最終集』、海堂尊著『ほんとうの診断学』
▽<経済これって何?>IMF消費税15%提言 悪政推進の"勧告" 中央大学名誉教授・今宮謙二さん
▽<電話相談>「18歳の息子が窃盗事件で 中等少年院へ行くことに」
「遺族共済年金受ける権利 再婚したらどうなるの?」
▽<NEWディスク>バードマン幸田の3枚「オール・オーヴァー・ザ・プレイス」/マイク・スターン、「アナザー・カントリー」/カサンドラ・ウィルソン ほか
▽<読者の文芸>短歌、俳句、川柳
▽<つ り>アユ大満足 京都・上和知川
▽<囲碁・将棋>6カ月で1級から五段位まで 実力認定テスト〈第388回〉出題者・囲碁・村川大介七段(第36期新人王)、将棋・佐藤天彦七段(第42期新人王)
▽<詰 碁>結城聡九段<詰将棋>伊藤果七段<詰連珠>岡部寛八段
▽<1週間のおかず>「ゴーヤーと豚肉、玉ネギのジャンボかき揚げ」「サケのエメラルドソース」ほか
▽<うれしい一品>本谷惠津子さんの「肉みそうどん」