ノーベル賞作家 大江健三郎さんに聞く
原発、沖縄という二つの行き詰まり
静かな市民の意志表示 日本を動かす民主主義
「さようなら原発10万人集会」や「九条の会」の呼びかけ人となり、文学者の立場から積極的に発言し、行動してきたノーベル賞作家の大江健三郎さん。エッセー集の『定義集』(朝日新聞出版)が刊行されたのを機に、いまの思いを聞きました。
「さようなら原発10万人集会」や「九条の会」の呼びかけ人となり、文学者の立場から積極的に発言し、行動してきたノーベル賞作家の大江健三郎さん。エッセー集の『定義集』(朝日新聞出版)が刊行されたのを機に、いまの思いを聞きました。
いじめを受けていた滋賀県大津市の男子生徒(中学2年)が自殺した問題が報道され、いじめ問題への注目と関心が高まっています。学校や親がやるべきことは何か―。長年、いじめ問題で発言を続けている教育評論家の尾木直樹さんに聞きました。
ロンドン五輪の序盤では、日本の男女サッカーが世界の注目を集め、柔道や競泳などで女子選手の活躍も輝きをみせています。
夏休みの宿題「読書感想文が書けない~」と悩んでいませんか。でも大丈夫。『バッテリー』や『グラウンドの空』の作者・あさのあつこ先生に、読書感想文を書くこつを聞きました。
美術ミステリー『楽園のカンヴァス』(新潮社)で、山本周五郎賞を受賞しました。「アートの話は書きたかったのですが、あえて封印してきました。機が熟すのを待っていたのです。作家として、この作品で大きく場面転換した感じです」。秘蔵の名画をめぐる2人の研究者の鑑定対決を軸に、19世紀から20世紀に活動したフランスの名画のルソーと、ピカソにまつわる謎を描きます。
米軍輸送機MV22オスプレイの配備に反対する沖縄県民大会が、8月5日午後3時から宜野湾市の宜野湾海浜公園で開かれます。県議会が全会派一致で開催を決定。稲嶺恵一、大田昌秀両元知事、県の弁護士会、医師会の会長や音楽家ら県内著名46氏が県民大会の成功を訴える共同アピールの呼びかけ人となるなど、立場を超えた反対のうねりが広がっています。大会に向けた思いを3氏に聞きました。
日本共産党の志位和夫委員長は7月26日、都内の米大使館でカート・トン代理大使(首席公使)と会談し、国民の反対を押し切って垂直離着陸機オスプレイを岩国基地(山口県)に陸揚げしたことに抗議するとともに、墜落事故の相次ぐ欠陥機の配備計画の撤回を求めました。
日暮れとともに、脱原発への思いを込めたキャンドルやライトが点灯されました。首都圏反原発連合がよびかけた「7・29脱原発国会大包囲」は、集会、デモ、国会包囲で参加者が合わせて20万人(主催者発表)に。「原発いらない」「命を守れ」と、国会議事堂や首相官邸などの一帯を取り囲みました。
東京電力は9月1日から家庭、商店用の電気料金を大幅値上げします。枝野幸男経産相が認可(7月25日)した新しい電気料金には福島第1、第2原発の事故処理費や維持費まで含まれています。この方式では、電気料金値上げと税金負担が膨らむ一方です。
広島・長崎への原爆投下から67年目の夏。広島で被爆した画家の朝比奈隆さん(80)=千葉県睦沢町=は、痛苦の経験から、放射能の危険性と、それを軽視する国の姿勢に警告を発します。
原水爆禁止2012年世界大会が2日から9日まで開かれます。今年の大会は、核兵器禁止条約の交渉開始を求める声が国際的にいっそう広がる中で催されます。
東日本大震災で巨大津波に襲われた沿岸の被災地。「津波から命と財産を守る」を大義名分に、従来より何倍も巨大な堤防を張り巡らせる計画が、地域住民との十分な合意もないまま進められようとしています。
その年の気象によって、作物の生育や病害虫の発生状況は違いますが、「作物」「生育環境」「病害虫」に対する考え方は変わりません。ハクサイのプランター栽培についてもご紹介します。
蒸し暑くて寝苦しい日本の夏―。夏ばてしない快適睡眠のコツを広島大学大学院総合科学研究科の林光緒教授に聞きました。
国際的に活躍する美術家の奈良美智(なら・よしとも)さんの個展「奈良美智:君や 僕にちょっと似ている」が横浜美術館で始まりました。奈良さんは、開催に先立ち7月13日に記者会見を行いました。
硬軟とりまぜバラエティーに富んだ作品が並ぶ7月スタートの夏ドラマ。なかでもNHK朝ドラ主演女優たちがメーンを張る作品の勢いがいいというフリーライターの岩根彰子さんが、「浪花少年探偵団」(TBS系)の多部未華子、「リッチマン,プアウーマン」(フジ系)の石原さとみ、「トッカン 特別国税徴収官」(日テレ系)の井上真央に注目して夏ドラマを語ります。
この夏、詩人のアーサー・ビナードさんは、1冊の写真絵本を出版しました。その創作の道のりが、ラジオドキュメンタリーで6日に放送されます。題して「いま"遺品"が語る~アメリカ人詩人のヒロシマ」。福島第1原発事故が起きた今、ヒロシマは何を発信すべきなのか―。ビナードさんに思いを聞きました。
違法・脱法ドラッグ(薬)の乱用がまん延しているといいます。もともと闇市場のこと、道の薬物も多い。その"毒作用"を考えます。麻酔医であり、専門は中毒学の筑波大学名誉教授の内藤裕史さんに聞きました。
憲法違反の市職員政治活動規制条例から住民サービス切り捨てまで―。大阪市の橋下徹市長の暴走が、7月市議会でますますひどくなりました。
地球の笑顔 関口照生 読者の写真
"道"の国 キューバ〈上〉 とっておきの1枚(月1回掲載)