■新シリーズ 一からわかる ニュース探偵・曜子
「集団的自衛権」の謎を解け
「自国を守る」と思うと大間違いなんだ
クラスに例えてみると?/実際に使われてるの?/どうしていま話題なの?
メディアで当たり前のように使われる言葉なのに、実はよくわからない―。そんなことってありませんか。そんなニュースの言葉の「なぜ?」を、曜子さんとワカル君が探検し、週刊サンデー記者と疑問を解いていく新企画です。初めは「集団的自衛権って何?」です。
■志位委員長、市田書記局長 質問のポイント
震災復興 デフレ不況脱出 中小企業支援 原発問題 TPP
沖縄米軍基地問題 集団的自衛権 日本軍「慰安婦」問題
安倍内閣にたいする初の各党代表質問で、各党の実像がくっきりと見えてきました。日本共産党の志位和夫委員長(衆院、1月31日)、市田忠義書記局長(参院、2月1日)の代表質問のポイントと各党質問の特徴をみると―。(代表質問全文はこちらから衆院・参院)
■衆参代表質問 自・公与党と民、維新、みんなの"悪政連合"
志位氏の「慰安婦」追及に内外から注目
作り話じゃない。意に反して「慰安婦」とされた
「河野談話」元官房副長官 石原信雄さんが語る
総選挙で与野党が入れ替わった通常国会での各党代表質問。目立ったのは、自民・公明の与党陣営と、民主党、日本維新やみんなの党との"悪政連合"の様相です。こうした中で、注目されたのが日本共産党の質問です。特に、志位氏の「慰安婦」問題の追及は、日本の各紙だけでなく、東亜日報、朝鮮日報、ロイター通信など外国の報道機関からも注目されました。「慰安婦」問題での「河野談話」にかかわった石原信雄官房副長官(当時)にも話を聞きました。
■生活保護基準引き下げ 就学援助の枠に連動
子育て直撃です 小3、小5、中2の子をもつ関本智子さん(45)
対象156万人 不登校増も 国は自治体任せ
小中学生がいる低所得世帯に給食費や学用品費などを支給する就学援助。全国で156万人(公立小中学生の15%)が対象です。ところが、安倍政権の生活保護基準の引き下げで、修学援助にも大きな影響が...。
■原子力規制庁幹部 文書漏えい
規制する側が規制される側に便宜 いまだに癒着 反省なし
問われる独立性 国会で追及を
「原発と人権」ネットワーク共同代表 弁護士 豊田誠さん
原子炉直下に活断層が走り、"廃炉"の可能性が浮上している日本原子力発電(原電)敦賀原発2号機。この活断層評価をしている原子力規制委員会事務局幹部が原電側に未公表資料をひそかに渡していました。規制する側が、規制される側に便宜をはかるという重大問題。その背後には...。「原発と人権」ネットワーク共同代表の豊田誠さんにも話を聞きました。
■大規模開発より暮らし優先へ 前橋市議選 10日告示
現職4氏の当選へ全力
実績 給食一食丸ごと放射能検査
提案 国保税1万円引き下げ
群馬県前橋市議選が、10日告示(17日投票)されます。安倍政権発足後、初の県都の選挙。定数5減の38議席に40人の立候補が見込まれる少数激戦の様相です。日本共産党は、現職4候補の全員当選で、「福祉・くらし優先、地域経済を元気に」と訴えています。
■沖縄 オスプレイ空軍用も 嘉手納配備計画に怒り
「基地被害の掃きだめか!」
日本の民主主義が問われる 嘉手納町 當山宏町長
米軍普天間基地(宜野湾市)に海兵隊仕様のMV22オスプレイが配備され、怒りが渦巻く沖縄―。ところが、これに挑戦するかのように空軍仕様のCV22オスプレイを配備する動きが浮上し、新たな怒りが広がっています。嘉手納町の當山宏町長にも話を聞きました。
■絵本ひらきまーす 木坂 涼
魅力 丸ごと翻訳
赤ちゃん絵本をはじめ、海外作品の翻訳も多数手がける詩人の木坂涼さんが、絵本づくりの裏側を語る連載。今回は『よるのえほん』(バーバラ&エド・エンバリー作)と『きんぎょ』(ユ・テウン作)について語ります。
■野菜高値 ムダなくおいしく
何かをプラス 根菜を使って 使い切る工夫
白菜とトリひき肉の姿蒸し ほか 料理研究家 池上保子さん
旬の野菜がおいしい時期。しかし、今年は厳しい寒さの影響で、ホウレンソウ、白菜などの葉物や大根などが高値です。栄養が詰まっている旬の野菜を経済的に使う方法、また価格の安定した野菜で変化をつけた料理を、料理研究家の池上保子さんにアドバイスしてもらいました。
■竜虎の躍動感 書の聖人 王羲之
真跡なく神話化 その実像は
書家・神戸大学名誉教授 魚住和晃さんにきく
新資料の発掘や大型展で注目の書家・王羲之(おう・ぎし)。新刊『書聖 王羲之 その謎を解く』(岩波書店)で書と人の密接な関係性を明らかにした魚住和晃さん(書家、神戸大学名誉教授)に、王羲之の書の魅力や人間像について聞きました。
■個性的な脚本家が挑む ひねりのある題材
今年最初の連続ドラマ フリーライター 岩根彰子
それぞれ個性的な脚本家たちがひねりのある題材に取り組んだ作品が並ぶ今年最初の連続ドラマ。フリーライターの岩根彰子さんが「泣くな、はらちゃん」「最高の離婚」「夜行観覧車」を中心に解説します。

■連続ドラマ「ハンチョウ」の千春 加藤夏希さん
「早くおばさんになりたい」
「ハンチョウ〜警視庁安積班〜」(TBS系)で鑑識課員・千春を演じる加藤夏希さん。上司役・六平(むさか)直政さんと、コミカルな雰囲気を醸し出します。「ハンチョウ」の妙味はチームワーク。鑑識課も抜群のチームワークのようで...。
■地域発 築地市場移転1年延期
土壌汚染深刻/膨らむ事業費 業者使用料にはね返る
開業は1年延期、事業費も600億円近く増―。東京都が進めている築地市場移転計画のずさんさが次々に明らかになっています。市場関係者も「ずさんな移転計画を見直すべきだ」との批判の声をあげています。東京中央市場労働組合書記長の中沢誠さんと日本共産党都議会議員の清水ひで子さんにも話を聞きました。
■大津 中学生自殺
いじめが直接的要因 第三者委が調査報告書を提出
生徒の意見取り上げる方策必要 提言発表
滋賀県大津市で、当時13歳の男子中学生が自殺してから1年3カ月余。事実解明のため市が設置した第三者調査委員会は「いじめが自死の直接的要因」とする調査報告書を越直美市長に提出し(1月31日)、再発防止への提言も盛り込みました。その内容は―。「全国いじめ被害者の会」理事長の大沢秀明さんにも話を聞きました。

サロベツ動物記 富士元寿彦
間もなく北帰行 オオワシ
■ほかにこんな記事が
▽<日曜クイズ>第2770回 正解者には抽選で100人に景品をお送りします。
▽<クイズでごジャレ>第437回 小学生限定のクイズ。正解者に抽選で50人に賞品。
▽<連載小説「大江戸ドクター」作:和田はつ子、絵:安里英晴>《32》六話・遠い記憶(二)
▽ <リレーエッセー 風の色>ちょっとびっくり 俳優・日色ともゑさん
▽<連載漫画「山の奉行ものがたり」作:青木朋>その五
▽ <マリン先生の虹色ノート>44 牛乳パックのたたみ方 小学校教諭・真咲倫子さん
▽ <スポット>少年の気持ちで 俳優 イ・ビョンホンさん
▽ <知ってトクする図書館活用法>⑤ 障害者の読書権の保障 公立図書館司書・田中健美さん
▽ <本立て>丸山惠也編著『現代日本の多国籍企業』、小宮輝之著『昔々の上野動物園、絵はがき物語』、和田静香著『評伝★湯川れい子 音楽に恋をして♪』
▽ <にちようシネマ館>「よりよき人生」「命をつなぐバイオリン」「二郎は鮓の夢を見る」「人生、ブラボー!」
▽ <NEWディスク>クラシック 伊熊よし子の2枚「バッハ:イギリス組曲(全曲)」「バッハ:フランス組曲(全曲)&フランス風序曲」/グレン・グールド(ピアノ)
▽ <経済これって何?>「企業の海外展開支援」政策 国内空洞化進め 経済危機に 駒沢大学教授・小栗崇資さん
▽<電話相談>「田舎の81歳母を呼びたい 住民票異動に反対しそう」
「源泉徴収票が4枚ある私 確定申告は必要ですか?」
▽ <囲 碁>依田紀基九段の眼 第38期新人王戦 ここがポイント 17歳、フレッシュ対決 予選第5局 黒・木部夏生初段vs白・大西研也初段
▽ <将 棋>上達のアドバイス〈16〉大駒は近づけて受けよ 日本将棋連盟指導棋士・木屋太二五段
▽<詰 碁>結城聡九段<詰将棋>伊藤果七段<詰連珠>岡部寛八段
▽ <読者の文芸>詩、川柳
▽ <つ り>夢みてるみたい 大アマダイ 千葉・小湊
▽ <メディアをよむ>テレビ60年 原点はどこに 法政大学教授・須藤春夫さん
▽<1週間のおかず>「肉団子の甘辛煮」「タラのちり蒸し」ほか
▽ <うれしい一品>杵島直美さんの「さつま汁」