■北朝鮮は軍事的挑発やめよ 市田書記局長
日本共産党は80年代から関係断絶 実効ある制裁こそ
北朝鮮の挑発的言動がエスカレートしています。新たなミサイル発射や核実験を強行する可能性も懸念され、世界の平和と安全への深刻な脅威として、国際的非難が集中しています。北朝鮮問題の政治的・平和的解決のため、各国の一致した粘り強い外交努力が求められています。
■福島原発 汚染水漏出深刻 コスト優先の欠陥構造 ゼネコン関係者
漏れた放射性物質の量を過小評価 近畿大学理工学部教授 山崎秀夫さん
東京電力福島第1原発で、政府の事故収束宣言後、最大の放射能流出事故が起こりました。東電が、汚染水処理の"切り札"にした地下貯水槽で相次いで高濃度の放射能汚染水が大量に漏れ出したのです。汚染水処理は破綻寸前で極めて深刻です。近畿大学理工学部教授の山崎秀夫さんにも話を聞きました。
■「負担軽減」でなく「強化」 「基地統合」計画に沖縄の怒り
名護で抗議集会1300人 市長「新基地つくらせない」
「まさに『沖縄の基地負担温存政策』ではないか」―。日米両政府が発表した沖縄にある米空軍嘉手納基地(嘉手納町など)以南6基地の「統合計画」が同県で怒りをよんでいます。「返還」対象の基地面積の約8割が「県内移設」を条件としているからです。「統合計画」が発表された5日、普天間基地に代わる新基地建設が狙われる名護市では1300人以上が集まって抗議の市民集会が開かれました。
■ニュース探偵 曜子
金融緩和で景気よくなるの?
お金の供給は十分です でも企業が借りないの
経済ジャーナリスト 荻原博子さん
賃金下がって内需低迷 問題はここにあります
「暮らしと経済研究室」主宰 山家悠紀夫さん
消費税増税と社会保障20兆円負担増で大打撃
共産党衆院議員 佐々木憲昭さん
「アベノミクス」の問題点について、くわしく調査したい、くわしく調査したい「ニュース探偵」曜子。相棒のワカル君とともに、経済ジャーナリストの荻原博子さん、「暮らしと経済研究室」主宰の山家悠紀夫さん、共産党衆院議員の佐々木憲昭さんに話を聞きました。
■私はこう見る アベノミクス
必要なのは賃上げと雇用の戦略
東大教授 大瀧雅之さん
「届かない」「射抜けない」「的外れ」
神戸大学教授 二宮厚美さん
アベノミクスをどう見るか。東大教授でケインズ経済学が専門の大瀧雅之さん、神戸大学名誉教授の二宮厚美さんに聞きました。
■刺したの どのダニ?
いつ、どこで 医師に伝えて感染症を防ぐ
野山では虫刺されも多い。なかにはダニ類もいて、ダニ類が媒介する感染症がいくつかあります。その感染機会と症状の特徴です。
■こんなの日本だけ 奨学金 まるでサラ金
延滞は年利10%加算 回収業者が取り立て
世界一高い大学学費。一方、家計収入は減少の一途―。その中で、日本学生支援機構の公的奨学金を受ける人は年々増加し、いまや学生の半数近くに上ります。ところが、日本の公的奨学金はすべて貸与制、つまり借金です。その返済に多くの若者が苦しめられています。日本共産党衆院議員の宮本岳志さんにも話をききました。
■鳥インフル 感染 拡大どう防ぐ
中国 教訓生かし情報公開
ワクチン準備並行して 東北大学大学院医学系研究科教授 押谷仁さん
中国で鳥インフルエンザの人への感染が拡大、9日までに9人の死亡が確認されました。現状は? 対策は? 東北大学大学院医学系研究科教授の押谷仁さんにも話を聞きました。
■レッド・パージ 米軍占領下 反動政治による職場追放
不屈の人生「黙って死ねるか」 救済求め 最高裁へ上告
人権侵害 日弁連が2度勧告 日弁連前会長 宇都宮健児さん
約60年前、米軍占領下の日本で、日本共産党員と支持者が強権的に職場を追われた「レッド・パージ」。思想・良心の自由を定めた憲法を侵害し、3万〜4万ともいわれる人々の人権を踏みにじりました。犠牲者らは自らの名誉回復とともに、基本的人権が生きる社会へと、人生をかけたたたかいに挑んでいます。日弁連前会長の宇都宮健児さんにも話を聞きました。
■ベルリン在住バイオリニスト 日下紗矢子さん
日独でコンサートマスター 新譜はバッハ 「話す」音楽に魅力
ベルリン在住のバイオリニスト、日下紗矢子(くさか・さやこ)さん(34)。アルバム「リターン・トゥ・バッハ」をリリースしました。ドイツと日本での音楽活動へのい抱負を聞きました。
■ながされちゃいけない 戦争責任問い続ける木下順二作品
劇団民藝「夏・南方のローマンス」 主演 桜井明美さん
戦争責任を問い続ける。作家の故・木下順二の決意が聞こえるかのような演劇です。劇団民藝公演「夏・南方のローマンス」に主演する桜井明美さん。戦争で愛する男を奪われた、熱くていちずな女漫才師を演じます。
■ビキニ事件 今掘り起こす
映画「放射線を浴びた[X年後]」 広がる自主上映
ビキニ被災の実態を告発したドキュメンタリー映画「放射線を浴びた[X年後]」が、草の根で社会を動かしています。自主上映が広がり、埋もれた被ばく実態を調査し始める市民も。作り手の働きかけに、原発事故を受けて変わりつつある人々が呼応する様子が見えてきます。
■"手抜き除染"の国事業 被ばく防ぐ教育も手抜き
作業員スクープ証言 「何もわからないまま現場に」
「手抜き除染」や「危険手当のピンハネ」が大きな問題となっている国直轄の除染事業で新たな疑惑が浮上しました。除染作業員が放射線被ばくを防ぐための特別教育の実施を大手ゼネコンが「手抜き」していたのです。ことは作業員の健康や安全、適正除染にかかわる重大問題です。

四季折々 橋のある風景 平野暉雄
白川の石橋・鉄桁橋 京都市
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▽<日曜クイズ>第2779回 正解者には抽選で100人に景品をお送りします。
▽<クイズでごジャレ>第446回 小学生限定のクイズ。正解者に抽選で50人に賞品。
▽<連載小説「大江戸ドクター」作:和田はつ子、絵:安里英晴>《41》七話・瓢箪から駒(五)
▽ <リレーエッセー 風の色>「入棺体験」一緒にいかが? 女優・木内みどりさん
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▽ <やく・みつるの小言・大言>その444
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