■泥縄新基準 免震棟なしでゴーサイン
「安全言えない」 原子力プラント設計者・後藤政志さん
世論も、多くの自治体首長も大反対なのに"何がなんでも"です。野田内閣は、わずか3日でつくった「安全新基準」にパスしたと、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に突き進んでいます。調べると、その「安全対策」にはあきれるほどひどい実態が―。東芝で原子力プラントの設計に携わった後藤政志さんにも話を聞きました。
世論も、多くの自治体首長も大反対なのに"何がなんでも"です。野田内閣は、わずか3日でつくった「安全新基準」にパスしたと、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に突き進んでいます。調べると、その「安全対策」にはあきれるほどひどい実態が―。東芝で原子力プラントの設計に携わった後藤政志さんにも話を聞きました。
1962年初来日してから50年を迎えた作家のC・W・ニコルさん(71)。日本列島の自然と人に魅せられ、長野県で森の再生に取り組みながら、日本国籍を得ました。東日本大震災後、宮城県東松島市で復興に協力する今、目に涙をうかべ、「地震と津波の国に原子力発電所はいらない」と思いを語ります。
1月に刊行した『聞く力』が、息の長いベストセラーとなっています。雑誌やテレビの仕事で、千人以上の相手から話を聞きだしてきた阿川佐和子さんは、いかにして今に至ったのでしょう。
大学、短大への入学おめでとうございます。期待と不安で胸がいっぱいでしょう。この「新入生応援特集」は、充実した学生生活を送るためのアドバイスです。
磁石のダンスに挑戦しよう! 説明通りに作ると、反発力や引力でくるくる回転する磁石のおもちゃになります。
がんになっても働きたい―がん患者・経験者の就労を国が支援する取り組みが、がん対策推進基本計画に初めて書き込まれました。計画の見直し内容を議論した厚労省がん対策推進協議会で、患者関係委員5人のうちの1人として患者家族の声を代弁してきた子宮頸(けい)がん経験者の松本陽子さん(46)は「多くの仲間の声が反映されて踏み出せた第一歩」と話します。
亡き父への約束を果たす時がきました。ロンドン五輪新種目の女子ボクシングで、ライト級の釘宮智子選手(20=平成国際大)は、中学生のときに亡くした父に五輪出場を誓っていました。それから8年。五輪への最終関門となる5月の世界選手権(9~20日、中国・秦皇島)がその勝負の舞台です。
1日にミャンマーで行われた連邦議会と地方議会の補欠選挙。民主化運動指導者のアウン・サン・スー・チー氏が議長を務める国民民主連盟(NLD)の圧勝という結果が注目を集めています。軍事政権が続いてきた「世界最貧国」の一つ、ミャンマーの発展に向けた足がかりを得たとの評価も出ています。
消費税大増税で問われる税金の在り方―。浦野広明・立正大学法学部客員教授の「そもそも税金講座」。3回目の今回は、所得税についてです。所得税は個人の暦年中に得た所得を課税対象にしています。分類された所得金額を合計して課税する総合・累進課税を建前にしています。近年この考えは崩される一方です。
変形性股関節症が進行して、激しく痛み、歩くのも困難。確実な"手"があるという。人工股関節全置換術です。再びスポーツをやりたい。股関節治療とスポーツ活動が専門の筑波大学人間総合科学研究科スポーツ医学専攻の宮川俊平教授に聞きました。
ビートたけしさんの両親がモデルの人情喜劇「菊次郎とさき」のさき役。人気のテレビシリーズが終わって5年、待望の舞台化です。普段は静かなのに酒を飲むと大暴れするペンキ屋の菊次郎(陣内孝則)。貧乏から脱出するには学問しかないと固く信じる、さき。「けんかはするけどやっぱりとうちゃんは大黒柱。強いきずなで結ばれてる夫婦です」。舞台は関東大震災、戦争を経て、4人の子どもを育てた北野家を笑いと涙にくるんで描きます。近所や仕事仲間との濃い人間関係も見どころです。
野田政権が関西電力大飯原発3、4号機の再稼働を急ぐなか、事故のさい住民を守る防災対策はまったく改善されていません。事故対策の現地司令塔とされる全国のオフサイトセンター(緊急事態応急対策拠点施設)は、放射線防護さえできないうえ、事故収束対応に不可欠な原発の図面が配備されていないことが分かりました。
民主党の野田佳彦内閣は、消費税10%への増税「理由」のひとつとして、「財政健全化」を掲げています。しかし、消費税を増税すれば、財政は健全化できるのか。かつての消費税増税の経過や、それを推進してきた政治家の証言から浮き彫りになってくるのは―。「税収減が景気回復に打撃を与えた」という、元通産大臣(第2次橋本内閣)・元衆院議員(自民)の佐藤信二さんのコメントも紹介します。
北朝鮮が13日強行したロケット発射に対し、国際社会の批判が高まっています。国連安全保障理事会は16日、「発射を強く非難」し、「弾道ミサイル技術を使用した新たな発射をしないよう要求する」議長声明を全会一致で採択しました。日本共産党の志位和夫委員長は13日、北朝鮮の「ロケット」発射に強く抗議する談話を発表しました。
訪米中の東京都の石原慎太郎知事は17日、尖閣諸島(沖縄県石垣市)を都の予算で購入するための交渉を始めたことを明らかにしました。同諸島のうち、個人所有となっている「魚釣島、北小島、南小島の所有者と購入に向けた交渉を開始した」としています。日本共産党東京都議団の大山とも子幹事長は17日、「尖閣諸島を購入して紛争に介入するようなことは、地方自治体としてやるべきではありません」とするコメントを発表しました。
"原発が再稼働しなければ関西電力の夏の電力は最大で18.4%不足する"―関電大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を進めようとする野田政権は、こんな「理由」を持ち出しています。しかし、その想定は疑問だらけ。検証すると―。
介護保険の制度が4月から変わり、ヘルパーが買い物や掃除、調理、洗濯などを行う訪問介護の生活援助サービスの時間が減らされています。介護の現場で何が起きているのかを追いました。
ベテランのパイロットや客室乗務員、165人を不当解雇し、空の安全をおびやかす―と批判されている日本航空(JAL)。いま事故・トラブルが多発し、異例の「特別安全キャンペーン」に乗り出す事態になっています。解雇撤回の訴訟を起こしたパイロットらは一審の不当判決を受け、11日に控訴。裁判でも現場でもJALの姿勢が問われ続けます。
小惑星探査機「はやぶさ」や陸域観測衛星「だいち」の開発など、宇宙分野で世界に誇る活躍をしてきた宇宙航空研究開発機構(JAXA)。その最先端技術や施設、研究者を、軍事動員するためのしくみづくりが進んでいます。この動きに反対して、「これからも日本の宇宙開発は平和主義でいこう」と、日本人初の宇宙飛行士秋山豊寛さんらが呼びかけたインターネットでの署名運動が広がっています。
沖縄の本土復帰40年となる5月15日、米軍普天間基地撤去・辺野古への新基地建設反対などを訴える新聞意見広告の掲載へ、団体、個人の賛同金を募っています。全労連、安保破棄中央実行委員会、沖縄県統一連が呼びかけたもの。朝日新聞と地元紙の琉球新報、沖縄タイムスに掲載する予定です。賛同金は個人が1口千円、団体が同5千円。紙面には団体名のみ掲載(4月30日まで届いたもの)します。【賛同金の送金先】郵便振替00120-1-547220 加入者名は「意見広告」。通信欄に団体・個人別と口数、意見広告の抜き刷り送付の希望、掲載団体名を記載。問い合わせは、安保破棄中央実行委員会☎03(3264)4764
初主演から43年。松本幸四郎さん今夏、ミュージカル「ラ・マンチャの男」の1200回主演を迎えます。困難にめげず、「見果てぬ夢」を追う人間の美しさを描く感動作。幸四郎さん自身の歩みとも重なります。
一青窈(ひとと・よう)初のカバーアルバム「歌窈曲」が18日発売になりました。ここ数年のカバーブームのなか、多くのアーティストが過去の楽曲に挑んできました。しかし、一青窈が手がけると若干意味が違ってくるという、音楽ライターの山浦祐介さんが、新しいアルバムと彼女の魅力について語ります。
国は私たちの苦しみを認め、戦争の後始末をきちんとしてほしい―。第2次世界大戦下の東京大空襲の被災者が中心になって訴えた裁判の控訴審判決が25日、東京高裁で予定されています。変国の一人、渡辺紘子さん(79)=東京都大田区=の思いは―。
サロベツ動物記
衣替えと出産 ユキウサギ