■"全電源喪失の考慮怠った" 元原子力安全委員会委員長語る
地震・津波で原子炉冷却に必要な電源をすべて失った福島第1原発。当面の危機を収束させるとともに、これまでの「原発安全神話」の検証が不可欠です。とくに何回も指摘されてきた全電源喪失の可能性になぜ、対応しなかったのか―。原子力規制に携わってきた元原子力安全委員会委員長が反省を込めて問題を語りました。
地震・津波で原子炉冷却に必要な電源をすべて失った福島第1原発。当面の危機を収束させるとともに、これまでの「原発安全神話」の検証が不可欠です。とくに何回も指摘されてきた全電源喪失の可能性になぜ、対応しなかったのか―。原子力規制に携わってきた元原子力安全委員会委員長が反省を込めて問題を語りました。
東日本大震災と原発事故のなかで迎える5月3日の憲法記念日。「九条の会」は引き続き全国に広がり、7500を超えました。ことしは憲法の視点から大震災をとらえる発言が注目されます。作家の大江健三郎氏の講演内容や、森英樹名古屋大学名誉教授(憲法学)へのインタビューを掲載します。
毎年、世界の草原や砂漠を訪ね、人々の暮らしをカメラに収めている女性がいます。東京都八王子市にある"牛と人のしあわせな牧場"磯沼ミルクファームで働く小松由佳さん(28)です。
京都大学在学中の作家デビューから13年。いま、最大の関心事は震災です。「今回の出来事を作品を通じて受け止められないのであれば、僕がこの時代に小説を書き続ける意味はありません」。こうブログに心境を書きました。ツイッター(簡易ブログ)でも震災について連日発信しています。「原発の問題も今まで無関心でしたが、この機会に社会やエネルギーのあり方を積極的に変えていかなければいけないと思います」