避難苦に自殺 東電に賠償命令
夫 渡辺幹夫さん(64) 福島の悲劇繰り返さない
福島原発事故から間もなく3年半。福島県では今なお約12万6千人が避難生活を強いられ、自ら命を絶つ人まで出ています。この中で福島地裁が、自殺の原因は原発事故だと認める画期的な判決を出し、原発事故被害者に勇気を与えています。
福島原発事故から間もなく3年半。福島県では今なお約12万6千人が避難生活を強いられ、自ら命を絶つ人まで出ています。この中で福島地裁が、自殺の原因は原発事故だと認める画期的な判決を出し、原発事故被害者に勇気を与えています。
避難者の自殺は福島原発事故が原因と認定した福島地裁判決(8月26日)。弁護士、専門家、避難者から判決を歓迎する声が上がっています。
集団的自衛権の行使容認の閣議決定で、再び「戦争をする国」へと大きくかじを切ろうとする安倍政権。表現・表現の自由について、発言を続ける漫画家のちばてつやさんに聞きました。
日本年金機構からオレンジ色の封筒が届いていたら、ぜひ確認を―。年金保険料納付の記録が正され、手続きをすれば年金受給額が増えるからです。しかし。まだ四十数万人が回答していません。
政治や外交では緊張状態がつづく日本、中国、韓国。この3国の中高生が生活をともにし「平和な未来を切り開こう」と歴史を学び、語りあう「第13回東アジア青少年歴史体験キャンプ」(8月5〜10日)が行われました。そこで中高生たちが学んだものは―。
いま、政治にたいする若者の意識が急変している―。そんな動きが各地で続いています。背景にあるのは、集団的自衛権行使容認の閣議決定など戦争する国づくりへの動き。若い世代の思いとその背景は―。
シリーズ「私と介護」。今回は洋画家の城戸真亜子さん(53)です。認知症の義母を介護して10年。介護を通じて「私の方が救われた」と話します。
来年のいっせい地方選挙で、東京都豊島区議選(定数36)に挑む日本共産党の新人、清水みちこ(教子)さん(48)。派遣で働き、もがき、一人で息子を育ててきました。元派遣のシングルマザーの決意とは―。
古着や布類は家にたまりがち。手軽にかわいく再利用しませんか。インテリアクリエーターの坂井きよみさんがワイシャツをリフォームしたエプロンと、ハンカチなどハンパ布でつくったはたきを紹介します。
ホウレンソウは大別して東洋種と西洋種があります。原産地の西アジアからシルクロードを通り東へ伝わったのが東洋種。欧州を経て広がったのが西洋種です。
五輪にはなくアジア大会では注目される競技、セパタクロー。日本代表として20年にわたって活躍してきた寺本進選手(38)は、19日から始まる第17回アジア大会(韓国・仁川)を競技人生の集大成と位置づけています。「前回の銅メダル以上を目指す」と意気込みます。
"ハマケン"の愛称で親しまれるミュージシャン・俳優の浜野謙太さん。自ら率いる7人組のバンド、「在日ファンク」のメジャー・デビューアルバム「笑うな」を3日、発表しました。のりにのっています。
昨年7月21日号から始まった、吉橋通夫さんの連載小説「風雪のペン」。好評のうちに、8月31日号をもって完結しました。連載を終えての作者の感想です。
女優生活は40年を超えます。「駆け抜けたようなあっという間の40年でしたが、お仕事を一つずつ淡々と、かっこよく言えばやり遂げてきた感じです」。
安倍政権がねらう九州電力川内原発の再稼働をストップさせようと、8月30日は国会前で、31日は薩摩川内市内で大規模な集会が連続して開かれました。国会前大集会には日本共産党の志位和夫委員長、笠井亮衆院議員、吉良よし子参院議員が参加。志位委員長はスピーチで、三つの点から川内原発の再稼働は絶対に認められないと訴えました。
死者72人、行方不明者2人(2日現在)という深刻な被害を出した広島市の土砂災害から半月。2日に避難指示はすべて解除されましたが、なお一部で避難勧告は解除されず、避難所生活が続いています。住居の確保・再建、避難所対策が緊急課題です。8月28日には衆参両院の災害対策特別委員会が開かれ、日本共産党の宮本岳志衆院議員、仁比聡平参院議員が現地調査をふまえ、被災者支援やがれき対策を求めました。
東日本大震災から3年半を迎えるいまも、住宅再建は遅れています。被災地では24万7千人がいまだに避難生活を送る一方、災害公営住宅が完成したのは計画の10%にすぎません。現状を宮城県で見てみました。
日本航空による不当解雇事件をめぐり重要な判決が8月28日、東京地裁でありました。日航が2010年に165人の解雇を強行する過程で、管財人の企業再生支援機構が労働組合のストライキ権に介入する不当労働行為を行ったと裁判所が認めたのです。現在、最高裁で係争中の不当解雇撤回裁判にも重大な影響を与える判決です。日本航空客室乗務員原告団団長の内田妙子さんにも話を聞きました。
今週号から新連載小説「たんぽぽ団地」が始まります。作者は、直木賞作家の重松清さん、絵は、イラストレーターのタムラフキコさんです。昔懐かしい「ガリ版印刷」が登場します。ご期待ください。
【作者のことば】「昭和」の香りただよう、古い団地を舞台にしたお話です。小学生とオトナの出会いの物語――それは、団地にひそかに語り継がれた「伝説」をめぐる、ささやかな冒険の物語でもあるのです。ご家族で読んでいただければ、と作者として願っています。そして、このお話をきっかけに、家族でいろんなおしゃべりができると、いいなあ。
【略歴】1963年、岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、出版社勤務を経て執筆活動に。91年に、『ビフォア・ラン』でデビュー。99年に『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎。2001年には『ビタミンF』で直木賞を受賞。10年には『十字架』で吉川英治文学賞。現在、フジテレビ系で『あすなろ三三七拍子』を原作にしたドラマが放映中。
【画家のことば】私も昔、毎日のようにガリ版のお便りをもらっていました。今改めてガリ版にさわってみると、けして全部同じようにきれいにはできない。ちょっと汚してしまったり、ちょっとつぶれてしまったり。でもそれだけになにかが濃い。ガリ版の面白さが絵に活きてお話の人々の心情にコミットする、そんな絵を描いていきたいと思います。
【略歴】1960年、長野県生まれ。京友禅工房、アニメーション背景会社などを経て、イラストレーションを安西水丸氏に師事。2005年からイラストレーターとして雑誌、書籍、広告を中心に活動。TIS(東京イラストレーターズ・ソサエティ)会員。最近作に『平和のバトンをつないで―広島と長崎の二重被爆者山口彊さんからの伝言』(WAVE出版)『ともだちは、サティー!』(小峰書店)『のっぺらぼうのおじさん』(講談社)の挿絵などがある。
俳優・演出家の米倉斉加年さんが8月26日、急逝しました。80歳でした。追悼します。
8月16日付のビルボード誌の全米アルバム・チャートで、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズのアルバム「ヒプノティック・アイ」がナンバーワンに輝きました。63歳のトム・ペティ。魅力を音楽評論家の和田静香さんが語ります。
■アジアの働き者 三井昌志
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正解者には抽選で100人に景品をお送りします。
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小学生限定のクイズ。正解者に抽選で50人に賞品。