■被爆者からのバトン 受け継ぐ若者たち
広島・長崎への原爆投下から66年目の夏。福島原発事故で放射能汚染の深刻さが浮き彫りになるなか、原水爆禁止世界大会(3~9日、広島・長崎)が開かれます。平均年齢77歳を超えた被爆者たちの核兵器廃絶の願いを受け継ぐ若者たちが集います。長崎で被爆した市原憲二郎さん(75)=千葉市在住=と、世界大会に参加する吉田隆寛さん(21)=千葉市内の大学に通う4年生=が、それぞれ互いの思いを語り合いました。
広島・長崎への原爆投下から66年目の夏。福島原発事故で放射能汚染の深刻さが浮き彫りになるなか、原水爆禁止世界大会(3~9日、広島・長崎)が開かれます。平均年齢77歳を超えた被爆者たちの核兵器廃絶の願いを受け継ぐ若者たちが集います。長崎で被爆した市原憲二郎さん(75)=千葉市在住=と、世界大会に参加する吉田隆寛さん(21)=千葉市内の大学に通う4年生=が、それぞれ互いの思いを語り合いました。
東日本大震災からの復旧・復興のあり方や国が導入しようとしている「水産特区」について、全国漁業協同組合連合会(JF全漁連)の服部郁弘代表理事会長に聞きました。
「原発やばいよね」「怖いよね」。そんな不安から「いま何も言わないで、怖い思いをし続けるのは嫌だ」と立ち上がった千葉の若者たち。福島第1原子力発電所の事故から4カ月余が過ぎた7月23日、「原発どうよ? Demoでもしちゃおう!」と元気よく「脱原発」をアピールしました。
原発を運転すると、原子炉内でウランなどの核燃料が核分裂し、強い放射能をもつ大量の「死の灰」(核分裂生成物)がたまります。100万キロワットの原子炉を1年間運転した場合、セシウム137は21京ベクレルたまります。そのほかの放射性物質の種類と量から、今回の福島原発事故で環境中に放出された放射能について考えます。
日本は地震・津波大国。それを追っていくと原発で利益を分け合う「原発利益共同体」の存在に突き当たります。メンバーは財界や政界、官僚、御用学者、一部マスコミ。巨額の原発マネー"分配"の実態に迫ります。
首都ポルトープランスにあるヌーベル・スルス初等・中等学校。1年前、北海道札幌市の中学校から励ましのカードが届いていたことに、黒柳さんは驚かされます。今度は、日本で地震・津波で苦しんでいる子どもたちのために6年生たちが色画用紙を使って返事を書くといいます。ユニセフ親善大使・黒柳徹子さんの報告です。
「こんなことがまかり通れば、町民は萎縮して署名もできなくなる」。2006年、岐阜県関ケ原町で北小学校の統廃合の反対する署名をした人を町職員が戸別訪問し、圧力をかけて回った問題で、住民が「人権侵害は許されない」と町を提訴し、たたかいを続けています。
国内唯一の、子どものための世界映画祭「キンダー・フィルム・フェスティバル」。昨年に続いて実行委員長に就任しました。外国作品の多様さにとりこになっています。「日本とは切り口が違ったり、絵のタッチが違ったり。お国柄がよく出ていて特徴も本当に豊か。世界は広くて深いですね」