方言指導 大原穣子さん 日本共産党委員長 志位和夫さん
「言葉の力」と「共同の力」―――。今年の新春対談は、方言指導の先駆者、大原穣子さんと、日本共産党の志位和夫委員長です。方言から、東日本大震災など政治の課題まで、たがいの思いを語り合いました。
「言葉の力」と「共同の力」―――。今年の新春対談は、方言指導の先駆者、大原穣子さんと、日本共産党の志位和夫委員長です。方言から、東日本大震災など政治の課題まで、たがいの思いを語り合いました。
ユーロ危機でも、再生可能エネルギー(自然エネルギー)の普及が着実に進む欧州。「原発ゼロ」の日本をめざすうえで参考になる自然エネルギー先進国、スペインとドイツの現場を訪ねました。スペインでは同国最大の太陽光発電所「オルメディーリャ太陽光発電所」と世界初のタワー式「ヘマソラール太陽熱発電所」をリポートします。ドイツでは、自然エネルギーによる電力だけを供給する市民電力会社の一つ、バーデン・ビュルテンベルク州の「シェーナウ電力会社」を訪ねました。
真冬の夜空に輝くオリオン星座など宝石のように輝く星々。きれいですが、実は今、光では見ることができない宇宙の探究が進んでいます。その最前線を追いました。
鍛えた技と力を競い、友情をはぐくむ―。2012年はロンドン五輪、パラリンピックの年です。今年それぞれの舞台に立つ女子サッカーの宮間あや選手(26)と、女子車いすランナーの土田和歌子選手(37)。世界を見据える2人が語った思いは―。
子育てには迷いや悩みがいっぱい。イライラしたり、落ち込むことも多いものです。「もっと子育てを楽しもうよ」とエールを送り続ける「尾木ママ」こと教育評論家の尾木直樹さんから、子育て中のママ・パパへ愛情たっぷりのメッセージです。
今年5月15日に祖国復帰40年を迎える沖縄。米軍による占領から日本の施政下に戻ったものの、"米軍基地のなかに沖縄がある"といわれる状態はいまも続いています。「島ぐるみ」復帰闘争の先頭に立った故瀬長亀次郎氏(沖縄人民党委員長、日本共産党衆院議員)の次女として、当時の闘争を間近に見、いま米軍基地撤去へ声を上げ続けるエッセイストの内村千尋さん(66)に、思いを聞きました。
ことし6月には、沖縄県の民意を問う県議選がおこなわれます。前回、3から5議席に躍進した日本共産党。基地撤去、県民の雇用や暮らしを守るためにさらに前進できるかどうか、が選挙戦の焦点です。ヘリポート建設阻止協議会・命を守る会代表の西川征夫さんの期待のコメントも紹介します。
格差拡大や失業増に抗議して米国ニューヨークやスペイン・マドリードで始まった「占拠」(オキュパイ)運動―。「取り残された99%の国民の声を聞け」の叫びは、先進国を中心に世界中に広がり、富が集中する「1%」層から「われらに増税を」の声も起こりつつあります。厳しい冬の到来のもとでも、各国の運動の灯は2012年に引き継がれようとしています。アメリカ・ワシントンと、イギリス・ロンドンからのリポートです。
「地元を盛り上げたい」「自分の作品を見てもらいたい」。千葉市緑区土気(とけ)地域の若者たちが、手作りの商品や農産物を出展し、地域の人と交流する「土気サタデーマーケット」。12月17日、会場の「あすみが丘ふれあいの広場公園」を訪れました。
「マニフェスト総崩れ」(「朝日」)―。12月24日、野田内閣が閣議決定した2012年度予算案。民主党が総選挙マニフェストの筆頭に掲げた八ツ場(やんば)ダム建設中止など、自らの公約と国民を裏切る内容がズラリと並びました。
東京電力福島第1原発の事故による放射能汚染に立ち向かい、団結を強め、仲間を増やしている農家の人たちがいます。福島県農民運動連合会(農民連)。合言葉は「たたかってこそ農民」です。
東日本大震災で被害額が1兆円を超えた水産業。新巻きサケ発祥の地といわれる岩手県大槌町も津波と火災で壊滅的状態になりました。すべてを失ったなか「水産業の町・大槌の復興を引っ張っていきたい」と仲間と立ち上がった"大槌人"がいます。
東日本大震災の被災者の多くが暮らす仮設住宅。かけがえのない家族や自宅、仕事などを失った被災者たちは、「2012年こそみんなでよい年に」と、お互いの手をしっかりつなぎ合って前に進もうとしています。
「二大政党」の深刻なゆきづまりと深まる閉塞(へいそく)感のなか、2012年は、衆院の解散・総選挙の可能性をはらんだ政治情勢が展開します。13年には参院選挙も予定されています。その先頭に立つ、日本共産党の衆参国会議員・候補を紹介します。衆院議員・候補については編集部からの三つの質問(①好きな言葉②子どもの頃の夢③議員・候補者活動で最近感動したこと)に回答を寄せてもらいました。
親戚や友人など、お客さまを自宅に招く機会が多いお正月。手作りのお菓子を用意して、楽しい時間を過ごしませんか。米粉を使って作るヘルシーなおもてなしスイーツを、坂本廣子さんに紹介してもらいました。
新年早々、政令市の市長選として全国が注目する京都市長選(1月22日告示、2月5日投票)。前回951票差で敗れた、「京都市政を刷新する会」の弁護士、中村和雄氏(57)=新、日本共産党推薦=が再び立候補、現職市長に勝利し、「今度こそ京都を変えたい」と全力投球です。
今年の干支は辰(龍)。その龍にのった写真を撮れるところがあります。でも龍は想像上の生き物のはず。東京都日野市にある東京都多摩動物公園に設置された、辰の記念写真コーナーに謎の答えがありました。
今年の有名な作曲家のアニバーサリー・イヤーを挙げるなら、生誕150年のドビュッシーが筆頭です。「クラシック音楽は19世紀末を境に大きくその姿を変えるが、その転換に重要な役割を果たした一人がドビュッシーだ」という音楽史研究家の桧山浩介さんがドビュッシーの魅力について語ります。
本紙に連載された小説「蕣花咲く」が本になりました。梶よう子著『夢の花、咲く』です。連載は2010年7月から11年6月まで。「毎週一番に読んでいる」「庶民の生活のさま、作者の温かな気持ちが伝わり、新たな夢を見るためにがんばりたいと思った」など、好評でした。題名を改め、装いを新たにしての刊行です。
冬のかまくらで知られる秋田県横手市。雪深い米どころという地理的条件から、食品を米麹(こめこうじ)で発酵・保存する食文化が根づいてきました。1950年代までは麹を専門に扱う「こうじ屋」が集落ごとにあったといいます。市は「食と農からのまちづくり」として、伝統食文化の継承・発展を掲げています。
例年、当欄では、新人王と赤旗名人の記念対局をお届けしていました。2011年は東日本大震災の影響で、赤旗名人戦が開催されなかったため、11年度の赤旗名人は存在しません。そこで、女子高生が新人王の胸を借りる企画が実現しました。囲碁新人王の村川大介七段に対するのはアマ六段の二宮歌穂さん。国学院久我山高校(東京)の2年生です。昨年の高校選手権大会・女子の部で準優勝しています。将棋新人王の佐藤天彦六段に対するのは、アマ五段の北村桂香さん。昨年の全国高校将棋選手権大会・女子の部で優勝しています。お楽しみください。
濃密な人間ドラマの末に、希望が見えます。劇団俳優座が18年ぶりに上演するドストエフスキー原作「カラマーゾフの兄弟」。主人公の3人兄弟の次男役に、同座の頼(らい)三四郎さんが挑みます。
大好評だった連載漫画「今日もいい天気」が帰ってきます。前作は2009年に連載され、作者の山本おさむさん自身の福島での田舎暮らしをコミカルに描き、大好評でした。
〈山本おさむさんの略歴〉1954年、長崎県諌早市生まれ。79年デビュー。現在『ビッグコミック』(小学館)で「そばもん」を連載中。2011年、太宰治の短編を漫画にした『津軽』(同)を出版しました。デビュー当初は青春漫画を得意とし、「ぼくたちの疾走」がヒット。以後、メジャー誌を舞台に活躍し、連載作品多数。ろう学校生が甲子園を目指す漫画「遥かなる甲子園」をきっかけに、障害者問題をテーマにした作品を続けて発表しました。重複障害児とその作業所づくりを描いた「どんぐりの家」は日本漫画家協会賞優秀賞を受賞しました。
谷山怜君、20歳。人工呼吸器をつけ、寝たきり。重い意識障害があり、意思表示もできません。母・みえ子さん(56)はいいました。「息子は私の元気の源です」
詩 柴田三吉さん 短歌 柳井喜一郎さん、下村すみよさん
俳句 田中千恵子さん、中村花木さん 川柳 岩佐ダン吉さん
▽<連載小説「グラウンドの詩」 作:あさのあつこ 絵:佐々木こづえ> (27)3章の2
▽<リレーエッセー 風の色> 「しみじみ普通のお正月」 女優・根岸季衣さん
▽<連載漫画「今日もいい天気 PartⅡ」 作:山本おさむ> 1
▽<ちがいさがし>新春ちがいさがしスペシャル 3作品 10カ所ずつちがいがあります
▽<NEWディスク>洋楽 山口智男の3枚 「エル・カミーノ」/ザ・ブラック・キーズ ほか
▽<石子順のにちようシネマ館>「善き人」「ミラノ、愛に生きる」「永遠の僕たち」「カルテット!」
▽<つ り>幻の魚 赤ムツ 茨城・波崎
▽<懸 賞><詰 碁>結城聡九段 <詰将棋>伊藤果七段 <詰連珠>岡部寛八段
▽<日曜クイズ> 第2715回 スペシャル 正解者に抽選で200人に賞品をお送りします。
日本列島野鳥の旅 真木広造
朝焼けとツル群飛 出水平野