憲法学者、早稲田大学教授 長谷部恭男さん
新シリーズ 安倍改憲を問う
安倍晋三首相はこの秋、憲法「改正」に乗り出そうとしています。首相が「改憲」のベースにしようとしている自民党改憲案とはどういうものか。日本国憲法の値打ちなども含め、さまざまな角度から編集部は安倍改憲を追及していきます。第1回は憲法学者の長谷部恭男・早稲田大学教授のインタビューです。
安倍晋三首相はこの秋、憲法「改正」に乗り出そうとしています。首相が「改憲」のベースにしようとしている自民党改憲案とはどういうものか。日本国憲法の値打ちなども含め、さまざまな角度から編集部は安倍改憲を追及していきます。第1回は憲法学者の長谷部恭男・早稲田大学教授のインタビューです。
「妹夫婦は日曜版の記事で命を救われました」-こんな話が編集部に寄せられました。神奈川県内に住むある夫婦。昨年末、家賃が払えずアパートを追い出されました。病気を抱え、野宿せざるをえなくなります。投げやりな気持ちを救ったのは姉から送られた日曜版の記事の切り抜きでした。
安倍政権が沖縄県東村高江の米軍北部訓練場にヘリパッド(着陸帯)建設工事を強行してから1カ月。県民の怒りは広がる一方です。19日には抗議集会が開かれたほか、日本共産党の小池晃書記局長ら党国会議員団も調査に訪れ、住民たちを激励しました。
女優の渡辺美佐子さん(83)。28年間、演じ続けた一人芝居「化粧 二幕」(井上ひさし作)や31年続く原爆の朗読劇が評価され、今年5月、第16回坪内逍遥大賞受賞しました。NHKスペシャルドラマ「戦艦武蔵」(9月3日放送)では、19歳で夫を亡くした妻を万感の思いで演じます。
南米初のリオデジャネイロ五輪は21日(日本時間22日)、興奮に包まれた17日間の幕を閉じました。信頼の絆溢れるチームプレー、世界の選手たちが育んだ友情を現地からリポートします。
子育てでの留意点や楽しさを三重県鈴鹿市の社会福祉法人・鈴生会理事長の山中幹雄さんと、大阪府堺市・耳原総合病院小児科医師の藤井建一さんが語ります。
暑さも盛りを過ぎ、秋の気配を感じます。夏に活躍したもののしまい方を生活研究家の阿部絢子さんがアドバイスします。
憲法改定をめざす右派運動団体「日本会議」の実像に迫る著書の出版が相次いでいます。
昭和から平成へ、銀幕を飾ってきた俳優浅丘ルリ子が、半生の自伝『私は女優』(日本経済新聞社・1700円)を出しました。
8月もあと少しですね。夏休みが充実していたという人もいれば、学校や将来のことで悩む人もいる時期ではないでしょうか。お便りをおまちしています
陸上自衛隊の新型輸送機オスプレイ(MV22)の県営佐賀空港への配備計画が浮上してから2年。防衛相が7月に開いた漁協や地元住民への説明会では「反対」の声が相次ぎました。
SEALDs(シールズ=自由と民主主義のための学生緊急行動)が8月15日、解散しました。「街頭政治のうねりを起こした」ともいわれるその活動の意義について、メンバーと関係者に聞きました。
神奈川県相模原市の障害者施設「県立津久井やまゆり園」で19人の命が奪われた殺傷事件から26日で1カ月です。同園に36年間勤め、事件当日も園にかけつけた元職員の太田顕さん(73)。今訴えたいことは...。
大阪市東住吉区で起きた火災で長女殺害のぬれぎぬを着せられた母親が、大阪地裁で無罪判決(10日)を勝ち取りました。警察に自供を強要された結果の冤罪(えんざい)でした。
「核兵器のない世界」を実現する法的措置を議論してきた国連作業部会(ジュネーブ)が、今秋の国連総会に、核兵器禁止条約などの交渉を来年から始めるよう勧告する報告を採択しました。
近藤良平さんが主宰するダンスカンパニー「コンドルズ」。20周年記念の日本縦断ツアー中です。
ジェフ・ベックが、6年ぶりにスタジオでレコーディングしたアルバムを発表しました。タイトルは「ラウド・ヘイラー」です。音楽評論家の和田静香さんが語ります。
この秋、宮崎県を舞台にした夫婦の愛の物語が放送されます。NHKの宮崎発地域ドラマ「宮崎のふたり」(BSプレミアム、10月19日夜10時)。主演は柄本明さん。少しワケありの男を演じます。
イラク攻撃に反対して発足した「非戦を選ぶ演劇人の会」が31日と9月1日、ピースリーディング「すべての国が戦争を放棄する国」を上演します。
■アフリカ野生動物
平岩道夫・雅代
しまにも個性
▼〈日曜クイズ〉
正解者には抽選で100人に景品をお送りします。
▼〈クイズでごジャレ〉
小学生限定のクイズ。正解者に抽選で50人に賞品。
「小さすぎて使えない」-。沖縄県・米軍北部訓練場の既存ヘリパッドについて米軍関係者が住民に語りました。安倍政権は、使えない施設の「返還」を「負担軽減」と宣伝する一方で、貴重な樹林などの環境を破壊して米軍垂直離着陸機オスプレイの着陸帯建設強行を目指しています。住民を強制排除して進める工事の異常な実態を追跡します。
漫画家の、やくみつるさんがエッセー集『つぶやくみつる 世の中に申し上げたきコトあり』を出しました。
イラク戦争で心的外傷後ストレス障害(PTSD)になり、3人の幼い娘を残し31歳で自殺した元米兵。その妻は「8年たっても苦しみは消えない」と訴えます。「戦争する国」の現実とは。京都女子大学教授の市川ひろみさんにも話を聞きました。
リオデジャネイロ五輪で「人類の究極」を示し、スポーツの魅力や反差別のメッセージを発信した競技者たちを現地から紹介します。
「デトロイト美術館展 太平洋を渡ったヨーロッパの名画たち」が大阪市立美術館で開催中です。秋には東京へ巡回します。ゴッホやピカソなどの名画が楽しめる展覧会です。
青年が2泊3日で平和について考え、話し合う「Peace Egg2016」が9月17〜19日、大阪府和泉市で開かれます。
紙コップの中に、思い切り大きな声で叫びます。するとコップの上の、小さく切ったストローがくるくると回転し、うまくいくと飛び出します。
尾木ママこと教育評論家の尾木直樹さんが、読者の皆さんから寄せられた質問に答える、「子育ての悩み 尾木ママに聞きたい!」。今回は、休日は家でダラダラしている中2の娘を心配するお母さんからの質問に答えます。
本紙「うれしい一品」「1週間のおかず」執筆者の森野熊八さんが初の絵本『みなみのしまのカウカウ カイじいさんとおおきなさかな』(新日本出版社)を出版しました。絵本のテーマ曲を作曲したシンガー・ソングライターの新沢としひこさんとともに話を聞きました。
「買い物弱者」(買い物難民)が増えています。都市部でも深刻化しています。高知市(33万人)からのリポートです。升形商店街振興組合代表理事の田島明さんにも話を聞きました。
昨年末に発表された厚生労働省の調査で、飲酒習慣のある女性が増えていることがわかりました。「女性の体はアルコールの影響を受けやすいので注意が必要です」。こうした警鐘を鳴らすのは、独立行政法人国立病院機構久里浜医療センターの岩原千絵医師です。
「しんぶん赤旗」の連載小説「校庭に東風(こち)吹いて」が映画化(原作・柴垣文子、金子敬監督)され、主役の小学校教師・知世を演じています。
国内最大級の活断層が近くにある四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)が12日再稼働しました。高知大学防災推進センター特任教授の岡村眞さんにも話をききました。
参院選挙中、社会保障に力を入れるかのような発言を繰り返した安倍晋三首相。選挙が終わったとたん、社会保障制度の各分野でいっせいに改悪の具体化を始めました。国民を「だまし討ち」にする暴挙です。中央社会保障推進協議会事務局長の山口一秀さんにも話を聞きました。
終戦71周年の8月15日。侵略戦争を美化する靖国神社への参拝から、安倍政権の暴走ぶりと、世界から孤立する姿が浮き彫りになっています。
米紙ワシントン・ポスト15日付は、オバマ米大統領が検討している核兵器先制不使用宣言に安倍晋三首相が反対の意向を示したと報じました。
戦争法の廃止などを訴えてきた学生らのグループ「SEALDs」(シールズ)が15日、およそ1年3カ月の活動を終えて解散しました。メンバーらは翌16日に国会内で会見し、市民の政治参加をさらに進めようと口々に訴えました。
学校の運動部活動が過熱しすぎる"ブラック部活"が、社会問題になっています。部活の顧問をする教員も、長時間労働が慢性化しています。スポーツジャーナリストの永井洋一さんにも話を聞きました。
夏休みも、もうすぐ終わり。「学校に行きたくない」とつらい気持ちを抱えている子どもたちもいるでしょう。そんな子どもたちや、周りにのおとなに不登校経験者からのメッセージです。中学校養護教諭の伊藤真紀さんにもはなしを聞きました。
今年は「男はつらいよ」シリーズ主役の車寅次郎を演じた渥美清さんの没後20年です。命日の4日、寅さんをしのぶトークイベントと上映会が開かれました。
落語協会の人気真打ち、橘家文左衛門が師匠の名前である三代目橘家文蔵を襲名します。演芸専門誌『東京かわら版』編集人の佐藤友美さんの解説です。s
■農を撮る 高橋淳子
江戸のナス
▼〈日曜クイズ〉
正解者には抽選で100人に景品をお送りします。
▼〈クイズでごジャレ〉
小学生限定のクイズ。正解者に抽選で50人に賞品。
先の大戦が終わって71年の夏。約30年間、戦争童話を朗読してきた俳優の市原悦子さんは、危機感を感じています。安倍政権が安保法制の強行に続き、平和憲法を変えようとしているからです。「戦争を伝え、憲法を守りたい」。今、市原さんは強く思っています。
日本共産党の志位和夫委員長は党創立94周年記念講演会で「野党と市民の共闘と、日本の政治の展望」と題して講演しました。(全文はこちら)
白紙の領収書に自分たちで金額などを書き込んだ-。稲田朋美防衛相の不正な政治資金処理の実態が日曜版編集部の取材で明らかになりました。神戸学院大学教授の上脇博之さんにも話を聞きました。
リオデジャネイロ五輪の競泳男子400㍍個人メドレーで萩野公介選手が日本新記録の4分6秒05で優勝。瀬戸大也選手が3位に入りました。元水泳五輪選手の長崎宏子さんにも話を聞きました。
アジア・太平洋戦争の終戦から15日で71年になります。アジアの人々など2000万人以上の命が奪われました。他方、日本の軍人・軍属の戦没者230万人のうち6割が餓死者でした。南方戦線に従軍した兵士と歴史学者が語る無謀な侵略戦争の実態は-。
女優の桃井かおりさん。50代半ばで米国のロサンゼルスに居を移しました。米国撮影の長編監督2作目の映画「火 Hee」では、主演もしています。
東北の温泉地で生まれた民芸品の「こけし」。最近は女性の間で流行しているといいます。産地ごとにさまざまな特徴があり、宮城県白石市では若いこけし工人が伝統を引き継ごうとしています。
51歳でアルツハイマー型認知症と診断された佐藤雅彦さん(62)は約10年間、工夫しながら1人暮らしを続けてきました。「不便だけれど、不幸ではない。幸せ」とはなします。認知症とともに歩むヒントは-。
「生命(いのち)を生みだす母親は生命を育て生命を守ることを望みます」というスローガンのもとに毎年開かれてきた日本母親大会。62回目の今年は8月20、21の両日、石川県と福井県の会場に全国から女性たちが集います。
村田沙耶香の芥川賞受賞作『コンビニ人間』(文藝春秋・1300円+税)が売れています。
東北大学(里見進総長)が全教職員1万人のうち3200人を超える非常勤職員を雇い止めにしようとしています。同大学職員組合は希望する全職員の無期雇用を求めています。
主演映画「ゆずの葉ゆれて」(神園浩司監督)で演じるのは、畑仕事をしながら寝たきりの夫(津川雅彦)を介護する柚子です。
天皇は8日、国民に自らの気持ちを表明したビデオメッセージを発表しました。天皇は、そのなかで「次第に進む身体の衰えを考慮する時、これまでのように、全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではなないかと案じています」と述べ、生前退位の意向を示唆しました。
野党統一候補の支援団体を警察がビデオで隠し撮りしていた-。驚くようなことが参院選大分選挙区(1人区)で起きていました。
原水爆禁止2016年世界大会で、20年までに世界の数億人から集めようと呼びかけられた「被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」(ヒバクシャ国際署名)。被爆地・長崎では、被爆者5団体が共同して署名集めに取り組んでいます。
安倍晋三首相は3日、内閣改造と自民党役員人事をおこない、第3次安倍再改造内閣が発足しました。
米軍ヘリパッド(着陸帯)建設強行など安倍政権の暴走に怒り高まる沖縄。しのなかで名護市辺野古沖の米軍新基地建設をめぐる国と県の裁判が9月にかけて大きなヤマ場を迎えています。龍谷大学法科大学院の本多滝夫教授にも話を聞きました。
女優の北川弘美さんが、舞台「風は垂(た)てに吹く」で、主演に挑みます。
20回目を迎えたフジロック・フェスティバル。7月22日〜24日、新潟県湯沢町・苗場スキー場で開かれた同フェスを訪れました。
■絶景 日本の道 須藤英一
森を抜けて
▼〈日曜クイズ〉
正解者には抽選で100人に景品をお送りします。
▼〈クイズでごジャレ〉
小学生限定のクイズ。正解者に抽選で50人に賞品。
71年前の8月6日、広島に投下された一発の原子爆弾が、建物疎開作業に駆り出されていた少年・少女約6000人の命を奪いました。同級生の8割を原爆で失った関千枝子さん(84)は「生き残った私が、この悲劇を伝えなくては」と体験を語り続けています。
作家の伊集院静さんがエッセー集『不運と思うな。 大人の流儀6』を出しました。人気作家の人生論、政治論とは-。
入院したとき、高い「差額ベッド料」に困ったことはありませんか? 実は支払わなくてすむ場合があります。
南米初となるリオデジャネイロ五輪が「新しい世界へ」を掲げて5日(日本時間6日)に開幕します。五輪出場3回目の「絶対王者」が、サンバとカーニバルの街で躍動します。
英国のイラク戦争参加を検証する英独立調査委員会の報告書が、7年の作業を経て、ついに公表されました。全12巻、約6400㌻の膨大な報告。「イラク戦争を強行する必要はなかった」と結論付けました。報告の注目点は-。イラク戦争の検証を求めるネットワーク呼びかけ人、日本イラク医療支援ネットワーク事務局長の佐藤真紀さんにも話を聞きました。
料理研究家の宮沢うららさんが見た目が涼やかな「桃のコンポート」と、カボチャのやさしい甘みが引き立つ「かぼちゃモンブラン」の作り方を紹介します。
11月の米大統領選挙に向け、民主・共和両党は7月後半の全国大会で候補者を指名し、本格的な論戦が始まりました。大会現地からのリポートです。
家や学校に居場所がなく、行き場を失い「売春」をする中高生たちがいます。その当事者がおとなへの訴えを表現する「私たちは『買われた』展」が11日から行われます。企画をサポートする「Colabo」代表の仁藤夢乃さんに話を聞きました。
フリーライターの和田義弥(わだ・よしひろ)さんが、やさしく家庭菜園のコツを解説するシリーズ「手作り菜園」。今回は、ハクサイ です。
「紫金草(しきんそう)」という花を知っていますか。日本の菜の花に似た薄紫色の中国原産の花です。この花に平和と日中友好の願いを込めて歌う「東京紫金草合唱団」が今年15周年を迎えました。
「緑内障」は、日本人が失明する原因の第1位です。「早期発見と治療の継続で、失明は避けられます」。こう話すのは、東邦大学医療センター大橋病院眼科の富田剛司教授です。
終戦企画ドラマ「ラスト・アタック〜引き裂かれた島の記憶」(NHKBSプレミアム)で、正体を隠して生きる日本軍将校役を演じます。
東京都知事選挙が7月31日に投開票され、野党統一候補の鳥越俊太郎氏(76)は、134万6103票(得票率20.56%)を獲得しましたが、およびませんでした。
参院選を受けた臨時国会が1日召集されました。当選した日本共産党の6氏-初当選の岩渕友、武田良介、山添拓の各氏と引き続き議席を確保した市田忠義、大門実紀史、田村智子の各氏がそろって登院しました。
入所者19人が刺殺された障害者施設「津久井やまゆり園」での殺傷事件。同園関係者らは、地域の中で障害者が尊厳をもって生きていることを語ります。漫画家の山本おさむさんにも話を聞きました。
安倍政権は2日、事業規模約28兆の経済対策を閣議決定しました。中身は、リニア中央新幹線の建設促進など大型公共事業のバラマキが中心です。アラバマ大学名誉教授の橋山禮治郎さんにも話を聞きました。
スマホゲーム「ポケモンGO(ゴー)」が人気です。ゲームアプリの国内のダウンロード数は配信開始(7月22日)から1週間で1000万を超え、社会現象になっています。教育評論家の尾木直樹さんにも話を聞きました。
原水爆禁止2016年世界大会が2日、広島市で始まりました。核兵器廃絶に向けた国際政治の新しい到達点を確認するとともに、4月に発表された「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」(ヒバクシャ国際署名)を広げる決意を込めた発言が相次ぎました。
女優の水沢エレナさんが、ドラマ「せいせいするほど、愛してる」(TBS系 火曜 後10・0)に出演しています。
第2次世界大戦末期に海軍省の依頼で製作されたアニメーション映画「桃太郎 海の神兵」(瀬尾光世監督)が、上映されます。戦時下国策映画から何を読み取るのか。アニメーション映画監督・高畑勲さんの寄稿です。
■世界の家 小松義夫
石灰岩のとんがり帽子
▼〈日曜クイズ〉
正解者には抽選で100人に景品をお送りします。
▼〈クイズでごジャレ〉
小学生限定のクイズ。正解者に抽選で50人に賞品。