給料きちんと払えば会社も伸びる
未来工業創業者・取締役 山田昭男さん
「政府として本腰入れて賃上げ政策を」―。日本共産党の志位和夫委員長が19日、国会内で、賃上げ促進策にとりくむよう菅義偉官房長官に要請しました。党が発表(14日)した「働くみなさんへのアピール 賃上げと安定した雇用の拡大で、暮らしと経済を立て直そう」にもとづく、政界・経済界・労働界への働きかけの第1弾です。未来工業創業者・取締役の山田昭男さんにも話を聞きました。
「政府として本腰入れて賃上げ政策を」―。日本共産党の志位和夫委員長が19日、国会内で、賃上げ促進策にとりくむよう菅義偉官房長官に要請しました。党が発表(14日)した「働くみなさんへのアピール 賃上げと安定した雇用の拡大で、暮らしと経済を立て直そう」にもとづく、政界・経済界・労働界への働きかけの第1弾です。未来工業創業者・取締役の山田昭男さんにも話を聞きました。
東京都大田区の中小企業が中小企業が中心となり、国産初のボブスレー(ソリ)を製作し、1年後の冬季ソチ五輪で滑走する"夢"に挑んでいます。その名は「下町ボブスレー」。町工場の技術と心意気が詰まっています。
毎日流れるニュースには分からない言葉もたくさんあります。「これってどういうこと?」と調べ好きの曜子さんとワカル君が一から調べる「ニュース探偵」のシリーズ第2回。今回は「『内部留保』って何?」です。
今月上旬のソチ五輪最終予選(スロバキア)で、五輪への切符を手にしたアイスホッケー女子日本代表。一度は引退したものの、再び舞い戻ってきた選手が、五輪出場の立役者となりました。チーム最年長のフォワード、久保英恵選手(30)です。「やっと舞台が整った」とソチに向けて意気込みます。
ナナさんへのアドバイスが届いています。10歳のヨッシーさんからは悩み相談が寄せられています。もうすぐ震災から2年を迎えます。被災体験や被災地への思いなどお寄せください。「ボランティアに行ったよ!」「親戚が被災地にいます」などのお便りをお待ちしています。
長崎県西海市西彼町にある「長崎バイオパーク」は、ふれあえる動植物園です。世界約200種の生き物がいます。見るだけでなく、ふれられる動物もたくさんいます。ネズミの仲間で一番大きいカピバラは10匹が放し飼いで、自由にふれあえます。
福島県の新潟県境、豪雪地帯の奥会津地方で住民の足となっているJR只見線。一昨年の豪雨で今も一部不通の区間が、今春にも廃止を決められかねない事態となっています。沿線で町ぐるみの存続運動を続ける只見町(人口約4800人)を訪れました。
米国が加わる環太平洋連携協定(TPP)の交渉が難航するなか、東アジア諸国を中心に昨年末から、別の経済連携構想の交渉が始まっています。米国が参加しない「地域包括的経済連携」(RCEP=アールセップ)です。どのような内容でしょうか―。
「たそがれ清兵衛」や「武士の一分」など山田洋次監督の作品で軽妙な脇役としておなじみです。今回の映画「渡されたバトン さよなら原発」では主役。かっぽう料理屋の店主五十嵐常夫を演じています。1996年、住民投票で原発ノーを決め全国で話題を呼んだ新潟県巻町(現・新潟市西蒲区)。その四半世紀に及ぶ住民のたたかいがモデルです。
日本共産党が14日に発表した「働くみなさんへのアピール 賃上げと安定した雇用の拡大で、暮らしと経済を立て直そう」の要旨を紹介します。(「アピール」全文はこちらから)
東日本大震災からまもなく2年。被災地では、今も支援の手が求められています。日本共産党の支援ボランティアに同行し、仮設住宅での被災者の要望や現状を聞きました。
安倍晋三首相はオバマ大統領との日米首脳会談(22日)で。環太平洋連携協定(TPP)交渉参加問題をどうするのか―。19日の参院予算委員会では日本共産党の紙智子議員が、交渉参加のハードルを下げようとする政府の姿勢を追及し、交渉参加を断念するよう求めました。
福島第1原発事故からまもなく2年がたちます。「原発ゼロ」に向けて全国規模の集会が東京都内で連続して開かれます。「原発をなくす全国連絡会」の「東日本大震災復興と原発ゼロの実現めざす3・10東京集会」は午前11時から、日比谷公園草地広場で予定されています。首都圏反原発連合は「0310原発ゼロ☆大行動」を開催。午後1時から日比谷公園野外音楽堂で集会を開き、午後2時から国会請願デモが出発します。デモには全国連絡会も合流します。
総選挙後の地方選挙で変化が起きています。日本共産党の候補が1、2位で当選したり、衆院比例票を倍加する市も。政党間の力関係は変えられることを示しています。
東北電力東通原発(青森県東通村)の敷地内を通る断層について、原子力規制委員会の専門家チームは報告書案を示し、活断層であると事実上認定しました(18日)。原子炉から約200㍍の位置にある断層のため、東北電力は耐震補強などの対策が迫られることになります。
北朝鮮が12日に同国北東部の豊渓里(プンゲリ)で3度目の地下核実験を強行し、事態は新しい危険な局面に入っています。国際社会はどう対応すべきか。日本共産党の志位和夫委員長は記者会見(14日)で、①北朝鮮を真剣な対話のテーブルにつかせ核兵器を放棄させる努力②「核兵器のない世界」をつくる大きな運動をつくりながら北朝鮮に核兵器の放棄を迫る努力―という二つの行動が必要だと強調しました。会見要旨を紹介します。
目の見える人も見えない人も一緒に絵本が楽しめるように―。点字つき絵本の出版が少しずつ進んできました。2月5日、3社が同時に3冊を刊行。「点字つき絵本の出版と普及を考える会」10周年の記念です。「画期的」と関係者は口をそろえます。
歌舞伎役者で人間国宝の坂東玉三郎さんが2月5日から16日まで、パリ公演をおこないました。マスコミも絶賛した舞台について、パリ在住のジャーナリスト浦東直子さんが語ります。
「魂をゆさぶる映画に命を賭けて、ハリウッドの作品とは異なる手づくりの作品を手づくりの上映で観客に橋渡しをします」と語っていた岩波ホール総支配人の高野悦子さん。9日、83歳で亡くなられました。映画担当記者が思い出を語ります。
アイドルグループ、ワン・ダイレクション。日本を含む世界中で今、大ブームを巻き起こす5人組です。敏腕プロデューサー・サイモン・コーウェルに見いだされた、19歳〜21歳の若者たち。魅力を、音楽評論家の和田静香さんが語ります。
64年前の戯曲が、現代社会のゆがみを照らします。文学座公演「セールスマンの死」。数々の名優が演じてきた役に、同座のベテラン俳優・たかお鷹さんが挑みます。
写真連載は今週号から1年間次の方々が連載します。お名前とタイトルは、井村淳さん「サバンナの鼓動」、富田文雄さん「日本の四季光彩」、芳賀日向さん「地球一周 祭りの旅」、平野暉雄さん「四季折々 橋のある風景」です。ご期待ください。
また高齢者施設で惨事です。長崎市で、認知症の高齢者が生活していたグループホーム「ベルハウス東山手」の火災で4人のお年寄りが犠牲になりました(8日)。なぜ繰り返されるのでしょうか。
サバンナの鼓動 井村淳
ライオンの家族 ケニア・マサイマラ
福島県天栄村に住む山本おさむさんが自身の原発事故体験を描いて大きな反響を呼んだ日曜版の連載漫画「今日もいい天気・パートⅡ」。待望の単行本も発売されました。今春、避難生活に区切りをつけ、村に戻る山本さん。連載担当の記者が自宅を訪ね、話を聞きました。
大相撲の3月場所から、胸をたたき、両腕を力いっぱい振り下ろす、あの仕切りが見られなくなります。高見盛関が初場所で引退しました。年寄「振分(ふりわけ)」親方として、後進の指導に当たる第二の相撲人生をスタートさせました。
「蟹工船」などの作品が今も読み継がれている作家・小林多喜二。当時の特高警察に虐殺されてから20日で80年になります。多喜二の作品、活動が現代に問いかけるものは―。
いま、本やインターネット、携帯電話アプリ(アプリケーション)で、偉人や有名人の「格言」や「名言」を読む人が増えています。例えば仕事、恋愛、ビジネスなどのジャンル別や哲学者や戦国武将、アニメの登場人物の言葉に至るまでさまざまな形で目にします。どこに魅力があるのでしょうか―。臨床心理士で原宿カウンセリングセンター所長の信田さよ子さんにも話を聞きました。
聴診器を作って自分の心臓の音を聞いてみましょう。100円ショップで売っている材料で作れます。薄着なら服の上からでも音は聞こえます。
スギ花粉の飛散予測は、一部の地域を除いて全国的に多い、と。あの花粉症状がまたか、と思うと悩ましい。おとなでそうなのだから、幼い子どもはどうなのだろうか。耳鼻咽喉科の専門医で小児耳鼻咽喉科が専門の千葉県立保健医療大学健康科学部栄養学科の工藤典代教授にききました。
映画「約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯」(齊藤潤一監督)で、奥西勝死刑囚(仲代達矢)の母、タツノさんを演じました。出演への強い思いは―。「見知った役者が出てるから見てみよう、となればいいと。この映画はたくさんの人にみてもらいたいから」
参院選挙まであと5カ月。総選挙で示された政党間の力関係は変えられる。情勢を大局的にとらえ、比例5議席の絶対確保めざして本格的反転攻勢を―。日本共産党は、第6回中央委員会総会(9〜10日)を開催。現在の情勢と日本共産党の任務を深く論議するとともに、総選挙の総括をおこない、参院選、都議選の勝利・躍進をめざす方針を決めました。総会は、新たに書記局長代行に山下芳生、副委員長に小池晃両常任幹部会委員を選出しました。(第6回中央委員会総会全文はこちらから、報告・結語)
日本共産党の第6回中央委員会総会(9〜10日、党本部)。志位和夫委員長は、幹部会を代表し、五つの柱で報告を行いました。①現在の情勢を大局的にどうつかむか②国政の焦点と日本共産党の立場③東アジアの三つの国際問題④総選挙の総括と教訓⑤参院選、都議選への方針―です。そのポイントを紹介します。
北朝鮮は12日、同国北東部の豊渓里(プンゲリ)で、2006年、09年に続き3度目の地下核実験を強行しました。これは、「すべての核兵器・核計画を放棄」し、新たな実験中止を求めた一連の国連安全保障理事会決議に反するもの。安保理は同日、緊急会合を開き「実験を強く非難」する報道機関向け声明を発表しました。日本共産党の志位和夫委員長は9日の第6回中央委員会総会への報告で、「北朝鮮問題の解決のために」として、北朝鮮指導部の最近の発言で「経済強国の建設」「人民生活の向上」を強調すると同時に、軍事力強化を他のすべてに優先させる「軍事優先思想(先軍思想)」を強調している。しかし「人民生活の向上」と軍事優先思想に立った核・ミサイル開発路線は両立しない、と述べました。
日本共産党の志位和夫委員長は第6回中央委員会総会で、尖閣諸島問題にかかわる中国側の領海・領空侵犯などの動きに言及、「中国側にどんな言い分があったとしても、ある国が実行支配をしている地域に対して、力によってその変更を迫るのは、今日の世界で紛争解決の
手段として決して許されるものではない」と強調し、「きわめて遺憾」だと批判しました。日中双方が踏まえるべき「三つの原則」を提起しました。
福島原発事故の国会事故調査委員会による原因究明を、東京電力が妨げていたことが大きな問題になっています。福島第1原発1号機の原子炉建屋が「真っ暗だ」と偽りの説明をし、調査断念に導いたのです。日本共産党は真相究明と再調査を要求しています。元国会事故調査委員会委員の田中三彦さんにも話を聞きました。
「驚いた。経済問題で麻生太郎副総理が共産党に一致するとは...」―8日の衆院予算委員会の質疑を聞いていたマスコミ記者がいいました。景気回復について「働く人の所得増こそ」と、大企業の内部留保の一部を還元するよう求めた日本共産党の笠井亮議員の質問。"内部留保のためこみが問題"と、安倍晋三首相や麻生氏も認めざるを得なかったのです。(笠井議員の質問大要はこちらから)
大分県の県都・大分市(人口48万人)の市議選が17日告示(24日投票)されます。定数44(2減)に、55人前後が立候補を予定する多数激戦の様相。日本共産党は、国・市政の悪政からの「防波堤」となり、大企業の横暴を唯一ただす現有4議席(現職2、新人2候補)の確保を目指し、くらし・福祉を守る市政への転換を、と訴えています。
上り坂も楽に走れる―と、電動アシスト自転車を利用する人が増えています。正しく乗らないと、思わぬ急発進や急加速が起こって事故につながる危険があり、注意が必要です。
3月3日は、ひな祭りです。その由来や本来の意味を知ることで、ひと味違う楽しみ方を見つけませんか? 和文化研究家の三浦靖子さんが「ひな祭りのいろは」を紹介します。
世界的な写真家ロバート・キャパ。代表作をめぐる新見解の登場で、いま改めて注目されている存在です。その知られざる一面を伝える展覧会「ロバート・キャパ/ゲルダ/タロー 二人の写真家」が、横浜美術館で開催されています。
平成生まれの女子大生による4人組ロックバンド、ねごと。大学卒業を控えた今月、セカンドアルバム「5」(キューン)発表します。魅力を音楽ライターの梅岡彩友美さんが語ります。
東日本大震災の勃発後、被災地の人々を記録するドキュメンタリー映画の製作が続いています。被災から3年目の3・11を前に公開される二つのドキュメンタリーから届くのは、肉親や住まいを奪われながらも、どん底から再起し、復興に向かう人々の姿です。
体罰をどうなくせるか、将来ある子どもの自殺をどう防げるか―。顧問の暴力行為を受けた大阪市立桜宮高校2年の男子生徒(バスケットボール部主将)が自殺した問題で、自主的主体的に考え、行動し、学校を再生していきたいと、保護者や卒業生らが真剣な議論を重ねています。「桜宮高校から体罰を無くし、改革を進める会」の仮代表で呼びかけ人・弁護士の伊賀興一さんにも話を聞きました。
生活保護の引き下げは、当事者だけでなく、低収入で働く人たちにも打撃です。神奈川県の労働者は国を相手に「時給千円以上」の最低賃金を求めて裁判をたたかっています。原告らが発信するインターネットのツイッタ―では、クマのキャラクター「最賃くん」が、裁判を解説し、原告の声を紹介。最賃くんが語る、生活保護と最賃との深い関係とは―。最賃裁判原告の林美乃里さんにも話を聞きました。
世界 野生の花風景 高橋修
紛争地に咲き競う ゴラン高原
安倍内閣発足後初めての代表質問(1月30日〜2月1日)。日本共産党の志位和夫委員長と市田忠義書記局長が衆参両院で質問にたち、国政の焦点になっている問題で危機を打開する、政治の根本的転換を求めました。
(代表質問全文はこちらから衆院・参院)
柔道全日本女子・園田隆二監督による選手への暴力など、スポーツ界の体罰、暴力が大きな社会問題になっています。そんな中、柔道の金メダリスト、古賀稔彦(としひこ)さんは「指導者は体罰をやめよう」と呼びかけます。古賀さんに、スポーツのあり方にも向けられたメッセージを聞きました。
「踊る大捜査線」の脚本で知られる君塚良一さん。今回、遺体安置所をめぐるルポルタージュを映画化しました。23日公開の「遺体〜明日への十日間」。極限状態の中で人間の尊厳を守ろうとした人々を温かく見つめます。
沖縄県にとってサトウキビは基幹作物。環太平洋連携協定(TPP)に参加すれば、農業が崩壊するとの危機感が広がっています。サトウキビが主産業の離島はより深刻です。「TPPで離島を無人島にするな!」。今月予定の日米首脳会談を前に、八重山諸島・竹富町の農家の思いは―。竹富町長の川満栄長さんとJAおきなわ八重山地区本部長の下地義次さんにも話を聞きました。
入浴中、乳房に手が触れ、にぶくコツンと。あれっ、もしかして乳がん? 深呼吸し、落ち着いて。どうしたらいいか。東京都港区の乳腺専門のよしもとブレストクリニックの院長で、最近、著書『もしかして乳がん!? あなたの不安に答えます。』(平凡社)を出版した吉本賢隆医師にききました。
もうすぐバレンタインデー。大切な人に贈るチョコレートを"愛"でいっぱいにして渡しませんか? 日本の女の子3人(学生)がチョコレートの原料・カカオ産地であるアフリカ・ガーナを訪れ、児童労働を考えました。そのドキュメンタリー映画「バレンタイン一揆」(制作・NPO法人=特定非営利活動法人ACE)に込められた思いは―。
聴診器を作って自分の心臓の音を聞いてみましょう。100円ショップで売っている材料で作れます。薄着なら服の上からでも音は聞こえます。
自選集の刊行は45年ぶりでした。『自選 谷川俊太郎詩集』(岩波文庫)。二千数百編のなかから173編を選びました。「選ぶのはすぐできました。過去の作品にはあまり関心がないんです。過去のものはどうも他人っぽい、身内じゃないみたいです」
メディアで当たり前のように使われる言葉なのに、実はよくわからない―。そんなことってありませんか。そんなニュースの言葉の「なぜ?」を、曜子さんとワカル君が探検し、週刊サンデー記者と疑問を解いていく新企画です。初めは「集団的自衛権って何?」です。
安倍内閣にたいする初の各党代表質問で、各党の実像がくっきりと見えてきました。日本共産党の志位和夫委員長(衆院、1月31日)、市田忠義書記局長(参院、2月1日)の代表質問のポイントと各党質問の特徴をみると―。(代表質問全文はこちらから衆院・参院)
総選挙で与野党が入れ替わった通常国会での各党代表質問。目立ったのは、自民・公明の与党陣営と、民主党、日本維新やみんなの党との"悪政連合"の様相です。こうした中で、注目されたのが日本共産党の質問です。特に、志位氏の「慰安婦」問題の追及は、日本の各紙だけでなく、東亜日報、朝鮮日報、ロイター通信など外国の報道機関からも注目されました。「慰安婦」問題での「河野談話」にかかわった石原信雄官房副長官(当時)にも話を聞きました。
小中学生がいる低所得世帯に給食費や学用品費などを支給する就学援助。全国で156万人(公立小中学生の15%)が対象です。ところが、安倍政権の生活保護基準の引き下げで、修学援助にも大きな影響が...。
原子炉直下に活断層が走り、"廃炉"の可能性が浮上している日本原子力発電(原電)敦賀原発2号機。この活断層評価をしている原子力規制委員会事務局幹部が原電側に未公表資料をひそかに渡していました。規制する側が、規制される側に便宜をはかるという重大問題。その背後には...。「原発と人権」ネットワーク共同代表の豊田誠さんにも話を聞きました。
群馬県前橋市議選が、10日告示(17日投票)されます。安倍政権発足後、初の県都の選挙。定数5減の38議席に40人の立候補が見込まれる少数激戦の様相です。日本共産党は、現職4候補の全員当選で、「福祉・くらし優先、地域経済を元気に」と訴えています。
米軍普天間基地(宜野湾市)に海兵隊仕様のMV22オスプレイが配備され、怒りが渦巻く沖縄―。ところが、これに挑戦するかのように空軍仕様のCV22オスプレイを配備する動きが浮上し、新たな怒りが広がっています。嘉手納町の當山宏町長にも話を聞きました。
赤ちゃん絵本をはじめ、海外作品の翻訳も多数手がける詩人の木坂涼さんが、絵本づくりの裏側を語る連載。今回は『よるのえほん』(バーバラ&エド・エンバリー作)と『きんぎょ』(ユ・テウン作)について語ります。
旬の野菜がおいしい時期。しかし、今年は厳しい寒さの影響で、ホウレンソウ、白菜などの葉物や大根などが高値です。栄養が詰まっている旬の野菜を経済的に使う方法、また価格の安定した野菜で変化をつけた料理を、料理研究家の池上保子さんにアドバイスしてもらいました。
新資料の発掘や大型展で注目の書家・王羲之(おう・ぎし)。新刊『書聖 王羲之 その謎を解く』(岩波書店)で書と人の密接な関係性を明らかにした魚住和晃さん(書家、神戸大学名誉教授)に、王羲之の書の魅力や人間像について聞きました。
それぞれ個性的な脚本家たちがひねりのある題材に取り組んだ作品が並ぶ今年最初の連続ドラマ。フリーライターの岩根彰子さんが「泣くな、はらちゃん」「最高の離婚」「夜行観覧車」を中心に解説します。
「ハンチョウ〜警視庁安積班〜」(TBS系)で鑑識課員・千春を演じる加藤夏希さん。上司役・六平(むさか)直政さんと、コミカルな雰囲気を醸し出します。「ハンチョウ」の妙味はチームワーク。鑑識課も抜群のチームワークのようで...。
開業は1年延期、事業費も600億円近く増―。東京都が進めている築地市場移転計画のずさんさが次々に明らかになっています。市場関係者も「ずさんな移転計画を見直すべきだ」との批判の声をあげています。東京中央市場労働組合書記長の中沢誠さんと日本共産党都議会議員の清水ひで子さんにも話を聞きました。
滋賀県大津市で、当時13歳の男子中学生が自殺してから1年3カ月余。事実解明のため市が設置した第三者調査委員会は「いじめが自死の直接的要因」とする調査報告書を越直美市長に提出し(1月31日)、再発防止への提言も盛り込みました。その内容は―。「全国いじめ被害者の会」理事長の大沢秀明さんにも話を聞きました。
サロベツ動物記 富士元寿彦
間もなく北帰行 オオワシ
デフレ不況脱出のために一番大事な政策が欠けている―。安倍晋三首相の経済政策(アベノミクス)について、そんな批判が経済専門家からあがっています。働く人の所得を増やす政策がなく、消費税増税など負担増ばかり―というのです。経済ジャーナリストの荻原博子さんと城南信用金庫理事長の吉原毅さんにも話を聞きました。
「沖縄は目覚めた。もう元には戻らない。日本国もどうか変わっていただきたい」(翁長雄志・那覇市長)―。全41市町村の首長や議会議長(代理を含む)、県議がそろって上京し、安倍晋三首相らに米軍の欠陥機オスプレイの配備撤回を迫りました(1月28日)。1972年の沖縄の祖国復帰以来最大規模の大要請団。日米両政府に対する"オール沖縄"の怒りをぶつけました。
16歳にして、貫禄勝ちでした。先月24日にチェコのリベレツで開かれた世界ジュニア選手権個人戦。最長不倒となる100㍍越えのジャンプで、大会2連覇を果たしました。インタビューをお届けします。競技解説者・日本女子ジャンプのパイオニアの山田いずみさんにも話を聞きました。
確定申告の時期がきました。払いすぎた税金を取り戻すチャンスです。初めての人も今年は挑戦してみませんか? 賢く申告するポイントを、税理士の疋田英司さんがアドバイスします。
労働者を消耗品のように使い捨てる"ブラック企業"が日本中にはびこりつつあります。若者と日本の未来を食いつぶすその実態と、身を守る道を特集します。
入浴後、鏡に立ち姿を映してうっとり。とはいかない現実を思いつつ、ふくらはぎに視線をやると、でこぼこが目立つ。下肢静脈瘤の疑い濃厚という。神奈川県の森の里病院外科・血管外科が専門の折井正博医師にききました。
海外へのあこがれ、英語やフランス語など外国語を話したい。留学に興味はあるけど何から始めたらいいかわからない―。そんな声が寄せられています。雑誌「留学ジャーナル」の加藤ゆかり代表取締役副社長にアドバイスを聞きました。
そろばんは算数の授業でも習いますね。ずっと昔から使われてきた手動の計算機です。カラフルなそろばんを作っている、兵庫県小野市の「そろばんビレッジ」を訪ねました。
「メッセンジャーでありたい」。インタビュー中、繰り返された言葉です。出演映画「リトルマエストラ」(雑賀俊郎監督)は、まさに思いにかなった作品でした。過疎化が進む石川県の港町で数十年続く、アマチュア/オーケストラの物語です。演じるみどりはバイオリン担当。急死した指揮者の代わりに天才少女指揮者(有村架純)を呼び寄せますが...。
日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県敦賀市)の真下に活断層がある可能性が高い―。このような報告書案を原子力規制委員会の専門家会合が1月28日、まとめました。国の指針では、活断層の上に原子炉など重要施設の建設を認めておらず、敦賀原発は廃炉の可能性が出ています。
政府は1月29日、2013年度予算案を閣議で決定しました。予算総額は92兆6000億円で、過去代大規模です。安倍自公政権が初めて編成した編成した本予算の特徴は"バラマキ"と"切り捨て"です。予算案に対する日本共産党の市田忠義書記局長の談話も紹介します。
第183通常国会が1月28日、始まりました。安倍晋三・自公連立政権発足後初の本格的な論戦の場となります。日本共産党の志位和夫委員長は「安倍内閣の致命的な弱点に正面から切り込み、政治の根本的欠陥を迫っていきたい」とあいさつしました。(志位委員長の国会議員団総会でのあいさつ全文はこちらから)
日本人10人が犠牲となったアルジェリア人質事件(1月16〜19日、イナメナス)。安倍内閣は事件を利用して自衛隊法を変え。軍事的対応を強化する構えです。これをどう見るか。事件の背景は? 軍事評論家の前田哲男さんにも話を聞きました。
福島原発事故に伴い、福島県で国が大手ゼネコンなどに直接発注している直轄除染事業。総額で数千億円ともいわれる巨大事業です。そのなかで、"手抜き除染"や賃金のピンハネが横行している事実が明らかになってきました。
2月。授業を終えた静かな教育農場。キャンパスの花壇では、昨年末までに植えられた苗が寒さに耐えながら春を待っています。今回のテーマは花壇の年間計画です。
ロックバンド・THEATRE BROOK(シアターブルック)の佐藤タイジさんがアルバム「最近の革命」を出しました。昨年12月には日本武道館で、電源を自然エネルギーだけでまかなって公演。音楽と社会への思いを聞きました。
「故郷よ」は、ウクライナのチェルノブイリ原発事故後、立ち入り制限区域(=ゾーン)を初めて収めた劇映画です。人々に事故がもたらした痛みが静かに伝わってきます。ミハル・ボガニム監督(39)は、「センセーショナルな題材ですが、人間の内面や感情の動きを劇映画で深く描きたかった」と語ります。
人気バンド「ザ・タイガース」解散から42年。「ピー」の愛称で親しまれた元ドラマー、瞳みのるさんが8日、初舞台を踏みます。40年近く芸能界から遠ざかっていたなか、66歳の挑戦です。
「政権が変わろうとも『基本合意』は生きている」。全国の障害者が自立支援法は違憲だと訴えた裁判で、原告が国と同法廃止・新法制定で「基本合意」を結んでから3年。障害者らは、国に約束を守らせるため運動を広げています。
パロマ製ガス湯沸かし器による一酸化炭素中毒事故で次男の裕幸さん(当時18)を亡くした上嶋幸子さん(59)=東京都新宿区=。最愛の子どもをなくした絶望から立ち上がり、「息子の死を無駄にしたくない」「二度と同じような事故を出さない社会にしたい」と訴え続けています。
日本の山 四季折々 新井和也 読者の写真
桃源郷と岩登り 湯河原幕山 とっておきの1枚
(月1回掲載)