■規制委専門家会合が報告書案 敦賀原発 直下に活断層
問われる新基準の行方 活断層判断に「40万年」の意見も
日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県敦賀市)の真下に活断層がある可能性が高い―。このような報告書案を原子力規制委員会の専門家会合が1月28日、まとめました。国の指針では、活断層の上に原子炉など重要施設の建設を認めておらず、敦賀原発は廃炉の可能性が出ています。
■2013年度予算案 大型公共事業や軍事費増
国民生活や地方は切り捨て 国債は補正と合わせ50兆円近く
日本共産党 市田忠義書記局長が談話
政府は1月29日、2013年度予算案を閣議で決定しました。予算総額は92兆6000億円で、過去代大規模です。安倍自公政権が初めて編成した編成した本予算の特徴は"バラマキ"と"切り捨て"です。予算案に対する日本共産党の市田忠義書記局長の談話も紹介します。
■安倍内閣 初の本格国会
変革の時代 切り開く
日本共産党国会議員団総会 志位委員長あいさつ
第183通常国会が1月28日、始まりました。安倍晋三・自公連立政権発足後初の本格的な論戦の場となります。日本共産党の志位和夫委員長は「安倍内閣の致命的な弱点に正面から切り込み、政治の根本的欠陥を迫っていきたい」とあいさつしました。(志位委員長の国会議員団総会でのあいさつ全文はこちらから)
■安倍政権 人質事件に便乗 海外テロに自衛隊投入狙う
関係複雑 アルジェリアと周辺国
日本人10人が犠牲となったアルジェリア人質事件(1月16〜19日、イナメナス)。安倍内閣は事件を利用して自衛隊法を変え。軍事的対応を強化する構えです。これをどう見るか。事件の背景は? 軍事評論家の前田哲男さんにも話を聞きました。
■手抜き、ピンハネ 除染現場を行く
共産党調査「ゼネコン任せが問題」
法違反には必要な処置 笠井衆院議員追及に石原環境相
福島原発事故に伴い、福島県で国が大手ゼネコンなどに直接発注している直轄除染事業。総額で数千億円ともいわれる巨大事業です。そのなかで、"手抜き除染"や賃金のピンハネが横行している事実が明らかになってきました。
■シリーズ 有機野菜・花づくり 大学教育農場から
寒さに耐え開花待つ 花壇の年間計画 春と秋に分け組み合わせ
恵泉女学園大学 園芸教育センター 菊地牧恵さん
2月。授業を終えた静かな教育農場。キャンパスの花壇では、昨年末までに植えられた苗が寒さに耐えながら春を待っています。今回のテーマは花壇の年間計画です。
■俺は「出る杭」になる 原発なくてもロックはできる
アルバム「最近の革命」を発表 シアターブルック・佐藤タイジさん
ロックバンド・THEATRE BROOK(シアターブルック)の佐藤タイジさんがアルバム「最近の革命」を出しました。昨年12月には日本武道館で、電源を自然エネルギーだけでまかなって公演。音楽と社会への思いを聞きました。
■チェルノブイリ原発事故描く劇映画「故郷よ」
ミハル・ボガニム監督 故郷、家族を奪われた痛み
「故郷よ」は、ウクライナのチェルノブイリ原発事故後、立ち入り制限区域(=ゾーン)を初めて収めた劇映画です。人々に事故がもたらした痛みが静かに伝わってきます。ミハル・ボガニム監督(39)は、「センセーショナルな題材ですが、人間の内面や感情の動きを劇映画で深く描きたかった」と語ります。
■「ザ・タイガース」元ドラマー 瞳みのるさん 初舞台
芸能界離れ40年 自ら原作 音楽はつながっている
人気バンド「ザ・タイガース」解散から42年。「ピー」の愛称で親しまれた元ドラマー、瞳みのるさんが8日、初舞台を踏みます。40年近く芸能界から遠ざかっていたなか、66歳の挑戦です。
■自立支援法廃止 「基本合意」から3年
問題は解決されていない 障害者の暮らし輝く新法を
「政権が変わろうとも『基本合意』は生きている」。全国の障害者が自立支援法は違憲だと訴えた裁判で、原告が国と同法廃止・新法制定で「基本合意」を結んでから3年。障害者らは、国に約束を守らせるため運動を広げています。
■人間ドキュメント パロマ湯沸かし器事故
ヒロくん勝ったよ 息子なくした上嶋幸子さん(59)
悲しみ繰り返させない社会に
パロマ製ガス湯沸かし器による一酸化炭素中毒事故で次男の裕幸さん(当時18)を亡くした上嶋幸子さん(59)=東京都新宿区=。最愛の子どもをなくした絶望から立ち上がり、「息子の死を無駄にしたくない」「二度と同じような事故を出さない社会にしたい」と訴え続けています。

日本の山 四季折々 新井和也 読者の写真
桃源郷と岩登り 湯河原幕山 とっておきの1枚
(月1回掲載)
■ほかにこんな記事が
▽<日曜クイズ>第2769回 正解者には抽選で100人に景品をお送りします。▽<クイズでごジャレ>第436回 小学生限定のクイズ。正解者に抽選で50人に賞品。
▽<連載小説「大江戸ドクター」作:和田はつ子、絵:安里英晴>《31》六話・遠い記憶(一)
▽ <リレーエッセー 風の色>とりあえずカバで乾杯! ジャーナリスト・秦真紀子さん(スペイン在住)
▽ <やく・みつるの小言・大言>その439
▽<連載漫画「山の奉行ものがたり」作:青木朋>その四
▽ <マリン先生の虹色ノート>43 子ども守ってきた母 小学校教諭・真咲倫子さん
▽ <スポット>全都道府県うた修行 歌手 塩ノ谷早耶香さん
▽ <知ってトクする図書館活用法>③ 地域の「お宝」コレクション? 公立図書館司書・田中健美さん
▽ <本立て>和久井みちる著『生活保護とあたし』、村山士郎著『いじめで遊ぶ子どもたち 子どもたちに安心と信頼の生活世界を』、近藤康太郎著『「あらすじ」だけで人生の意味が全部わかる世界の古典13』
▽ <にちようシネマ館>「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」「きいろいゾウ」「さよならドビュッシー」「ワーカーズ」
▽ <NEWディスク>洋楽 山口智男の3枚「モージョー・ジュージュー」/モージョー・ジュージュー、「バンシー」/ケンドラ・モリス、「ジェイク・バグ」/ジェイク・バグ
▽ <経済これって何?>グーグル、スタバの税逃れ 「非道徳的」英下院委も批判 赤旗外信部・小玉純一記者(ロンドン駐在)
▽<電話相談>「妻と共有名義の自宅売却 控除の特例は2人分か?」
「借地の境界線上にある塀 地主は取り壊せというが」
▽ <ほ ん>『明るい光のさすほうへ 乳ガンが教えてくれたこと』松下裕子著、『キッチンが走る! 和食・チャイニーズ篇』NHK「キッチンが走る!」制作班・編
▽ <将 棋>第44期新人王戦・手どころ勝負どころ 1回戦第1局 辛抱を重ねる後手 先手・井出隼平三段vs中村真梨花女流二段
▽ <囲 碁>拓ちゃんの一手指南〔192〕何気なく打ちそうだが... 日本棋院・山田拓自八段
▽<懸 賞><詰 碁>結城聡九段<詰将棋>伊藤果七段<詰連珠>岡部寛八段
▽ <読者の文芸>短歌、俳句、川柳
▽ <つ り>雪の日もヤリイカ 我慢の陸っぱり 福井・音海
▽ <メディアをよむ>人質事件の論点すり替え 弁護士・成見暁子さん
▽<1週間のおかず>「ブリのピリ辛海鮮丼」「ホウレンソウとひき肉の卵とじ」ほか
▽ <うれしい一品>奥薗壽子さんの「キムチ肉豆腐」





テレビのニュースやワイドショー、新聞や週刊誌など日々流されるマスメディア情報の特徴や問題点をマスコミ経験者や専門家が交代で検証します。次の4氏がリレーで執筆しています。ジャーナリズム研究者・丸山重威さん。弁護士・白神優理子さん。ジャーナリスト・沢木啓三さん。ジャーナリスト・臺宏士さん。
揺れながら育つ中学生の姿を描く教育エッセー。筆者は中学校教諭の坂本隆太郎さん。さし絵は黒須高嶺さんです。

つり欄は「釣り人が主人公」。どの記事も季節の釣り物を現場に足を運んで記録したものばかりです。「信頼できる内容」と好評を得ています。全国の釣り人が、厳しい山岳渓流のイワナや、釣りの対象としては最深のアコウダイの記録を寄せています。川から海から、釣りの対象になるほとんどの魚種が登場します。生態系のかく乱をはじめ、自然破壊や地球温暖化にいち早く気づくのも釣り人です。そんな現場の情報も報告されます。
「健康らいふ」 第一線で活躍している医師や研究者が登場し、健康に役立つ最新情報がいっぱいです。《随時掲載》
時代がことばをないがしろにしている。ことばの取り扱いに気を配りながら、いまこそ、ことば磨き――。元NHKエグゼクティブアナウンサーが人の心に響く、思いやりのあることばの使い方のヒントを語ります。
「性の何でも屋さん」の あかたちかこさんがジェンダーについて楽しく考えるエッセーをお届けします。(年4回)
いすに座って気軽にできる介護予防に効果的な健康体操を、ごぼう先生がこと、簗瀬寛さんが紹介します。