自民党政治と同じ道 共産党に新しい注目
菅直人首相の辞任で民主党は代表選へ―。いま、国民から問われているのは、政権交代した民主党政権の2年間です。圧倒的な国民の声は「期待を裏切られた」。代表の顔がどうであれ、問われるのは政治の中身ではないでしょうか。民主党政権の2年間に何が起きたのか。検証すると、国民の期待を裏切り、結局、自民党政治の道をたどっていくパターンの連続です。四つの課題でみると―。政治ジャーナリストの岩見隆夫さん、経済ジャーナリストの荻原博子さん、昨年、民主党を離党した山内末子沖縄県議(無所属)に話を聞きました。



ドイツの原発離脱決定とイタリアの原発復活反対国民投票―。福島原発事故の衝撃が走るもと、世界の「脱原発」の流れを強く大きくしたのが両国の動きです。原水爆禁止2011年世界大会参加のために来日した両国代表に、原発からの撤退を決断したこの間のたたかいについて聞きました。
ガチャガチャ。取材場所の日本共産党本部応接室の扉が開かない...。「幽霊ですよ」。稲川さんのその一言で背筋がゾクッ...。実は、鍵を間違えただけでしたが。19年目の怪談ライブの全国ツアー中です。雪女、耳なし芳一、四谷怪談、牡丹燈籠...古来、庶民の間で親しまれる怪談。歌舞伎や落語の演目にも多く、小泉八雲の作品は海外でも知られています。「怪談とホラーは全然違うんですよ。怪談は、怖いだけではなく、優しいんです」
すさまじい被害を出し続ける福島第1原子力発電所事故。原発をどうするか―は、いま日本の大きな課題です。日本共産党は「原発からの撤退」という一点で幅広い国民的共同を呼びかけています。そんな思いを集める新インタビューシリーズ。初回は、作家・僧侶の瀬戸内寂聴さんです。
死者40人を出した中国浙江省温州の高速鉄道事故から、1カ月になろうとしています。現場は今、事故などなかったように、高架上を高速列車が往来しています。事故原因調査などの政府報告は9月以降になる見込み。事故根絶への抜本策はまだ見えていません。
中学生や高校生に無料で勉強を教える「無料塾」。「塾に通う経済的な余裕がない」「学校の授業では気軽に質問ができない」...。そんな中高生たちに好評で、各地に広がっています。
鹿児島県の種子島と世界自然遺産で知られる屋久島に隣接する西之表市の無人島・馬毛島(まげしま)。日本政府はこの馬毛島に米軍戦闘機の訓練場を造ろうとしています。自然豊かな両島を訪ねました。
「友達のお別れ会に行くの。放射能で引っ越しするんだって」。千葉県流山市の小学生の会話です。流山市を含む千葉県の東葛地域は放射線量が局部的に高い"ホットスポット"とマスコミで報じられてきました。市民の運動と日本共産党市議団の奮闘で「放射能から子どもを守ろう」という輪が広がっています。
地元の大阪から、大震災に見舞われた東北へ、月1回、足を運びます。被災地の避難所で演奏するためです。ロックシンガーが、お年寄りも多い場所で歌うのは―。「古い流行り唄や民謡。『お富さん』や『夜霧よ今夜も有難う』あたりは、タイトルを言っただけで、オーッて、どよめきが起きたよ(笑い)」。被災した人たちが聴きたい曲を届けます。「音楽やっててよかったよ」
「怖かった。苦しかった。でも、たたかってよかった」―。全国各地で、原発計画をストップさせた人たちのいまの思いです。原子力発電所の危険性をまざまざと示した福島原発事故。その一方で、断念させた原発計画は25カ所。三重県でのたたかいをリポートすると―。
日本最大級の野外ロックフェスティバルである「フジロック(FUJI ROCK FESTIVAL'11)」。7月29日から31日まで、新潟県湯沢町の苗場スキー場で開かれました。今回は、福島第1原発の事故をふまえた「脱原発」のイベントも。入場制限がおこなわれるほど観客がつめかけたステージもあり、関心を集めました。
東北地方初の世界文化遺産に登録された平泉(岩手県平泉町)。およそ900年前に栄えた、奥州藤原氏3代ゆかりの寺院・庭園群の価値が認められました。震災からの復興にも大きな励みとなるものです。平泉を訪ねました。
あの、痔主で。いえいえ、その土地の地でなくて、こっちのお尻のほう。不快というか、痔っと我慢の生活でした。もう悩み無用にしたい、と肛門科を訪ねた次第で。
1600億円もつぎ込みながら、コンテナ船は週1便のみで「巨大釣り場」化。そのうえ強い地震で岸壁が崩れる危険―熊本県が進める熊本港建設のムダ遣いぶりがあらためて問題になり、県民の批判が高まっています。
ピンクのヘアバンドがトレードマーク。選手らのネイルアートも彼女が手がけました。サッカーのワールドカップ(W杯)で世界を制した女子日本代表の"おしゃれ部長"は、いま最も忙しい選手の一人です。「少しでも女子サッカーに興味を持って、試合に足を運んでくれればうれしい」。押し寄せる取材攻勢を積極的にこなす"宣伝部長"でもあります。
広島・長崎への原爆投下から66年目の夏。福島原発事故で放射能汚染の深刻さが浮き彫りになるなか、原水爆禁止世界大会(3~9日、広島・長崎)が開かれます。平均年齢77歳を超えた被爆者たちの核兵器廃絶の願いを受け継ぐ若者たちが集います。長崎で被爆した市原憲二郎さん(75)=千葉市在住=と、世界大会に参加する吉田隆寛さん(21)=千葉市内の大学に通う4年生=が、それぞれ互いの思いを語り合いました。
東日本大震災からの復旧・復興のあり方や国が導入しようとしている「水産特区」について、全国漁業協同組合連合会(JF全漁連)の服部郁弘代表理事会長に聞きました。
「原発やばいよね」「怖いよね」。そんな不安から「いま何も言わないで、怖い思いをし続けるのは嫌だ」と立ち上がった千葉の若者たち。福島第1原子力発電所の事故から4カ月余が過ぎた7月23日、「原発どうよ? Demoでもしちゃおう!」と元気よく「脱原発」をアピールしました。
日本は地震・津波大国。それを追っていくと原発で利益を分け合う「原発利益共同体」の存在に突き当たります。メンバーは財界や政界、官僚、御用学者、一部マスコミ。巨額の原発マネー"分配"の実態に迫ります。
首都ポルトープランスにあるヌーベル・スルス初等・中等学校。1年前、北海道札幌市の中学校から励ましのカードが届いていたことに、黒柳さんは驚かされます。今度は、日本で地震・津波で苦しんでいる子どもたちのために6年生たちが色画用紙を使って返事を書くといいます。ユニセフ親善大使・黒柳徹子さんの報告です。
「こんなことがまかり通れば、町民は萎縮して署名もできなくなる」。2006年、岐阜県関ケ原町で北小学校の統廃合の反対する署名をした人を町職員が戸別訪問し、圧力をかけて回った問題で、住民が「人権侵害は許されない」と町を提訴し、たたかいを続けています。
国内唯一の、子どものための世界映画祭「キンダー・フィルム・フェスティバル」。昨年に続いて実行委員長に就任しました。外国作品の多様さにとりこになっています。「日本とは切り口が違ったり、絵のタッチが違ったり。お国柄がよく出ていて特徴も本当に豊か。世界は広くて深いですね」 



テレビのニュースやワイドショー、新聞や週刊誌など日々流されるマスメディア情報の特徴や問題点をマスコミ経験者や専門家が交代で検証します。次の4氏がリレーで執筆しています。ジャーナリズム研究者・丸山重威さん。弁護士・白神優理子さん。ジャーナリスト・沢木啓三さん。ジャーナリスト・臺宏士さん。
揺れながら育つ中学生の姿を描く教育エッセー。筆者は中学校教諭の坂本隆太郎さん。さし絵は黒須高嶺さんです。

つり欄は「釣り人が主人公」。どの記事も季節の釣り物を現場に足を運んで記録したものばかりです。「信頼できる内容」と好評を得ています。全国の釣り人が、厳しい山岳渓流のイワナや、釣りの対象としては最深のアコウダイの記録を寄せています。川から海から、釣りの対象になるほとんどの魚種が登場します。生態系のかく乱をはじめ、自然破壊や地球温暖化にいち早く気づくのも釣り人です。そんな現場の情報も報告されます。
「健康らいふ」 第一線で活躍している医師や研究者が登場し、健康に役立つ最新情報がいっぱいです。《随時掲載》
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