■"自己責任"の新制度おかしい 僕たち守った保育園 大事にしてね
保育園は働く親の強い味方です。東日本大震災でも、保育士さんらが子どもをたちを守るために奮闘しました。それなのに民主党政権は"保育園いじめ"となる一連の保育制度改悪をねらっています。保育関係者の思いは―。
保育園は働く親の強い味方です。東日本大震災でも、保育士さんらが子どもをたちを守るために奮闘しました。それなのに民主党政権は"保育園いじめ"となる一連の保育制度改悪をねらっています。保育関係者の思いは―。
「仕事をしている限りは泣いちゃいけない、と自分にもみんなにも言ってきました。はいずり回っても前進する気持ちを持っていなければいけないと」。現役最長老、99歳の新藤兼人監督。自ら「最後の作品」という「一枚のハガキ」は、万感こもる一作です。この最新作や、悔いのない映画人生を語ります。
福島原発事故の影響が広がりを見せています。放射線防護学が専門の安斎育郎立命館大学名誉教授に放射線と放射能について、わかりやすく連載で語ってもらいます。
夏休みの自由研究、テーマは決まりましたか。星座を映すプラネタリウムはどうでしょう。紙と懐中電灯だけで簡単にできます。小学6年生の高橋樹理さん(11)と小学1年生の弟・立樹くん(6)が、即席プラネタリウム作りに挑戦しました。
中国東部の浙江省温州市で23日、高速列車に別の高速列車が追突し、4両が橋から落下して39人が死亡、200人近くが負傷する大事故が起きました。2007年から巨費を投じて急速に路線を拡大する中国の高速鉄道で、安全性が問われる重大事態になっています。
ノーベル平和賞を授与する国で知られる北欧ノルウェーで起きた惨劇は、世界に衝撃を与えました。22日、首都オスロ郊外のウトヤ島で男が銃を乱射し、68人の青年らを殺害。直前にはオスロの政府庁舎付近で車に積んだ爆弾を爆発させ、8人が犠牲になりました。
作家の田辺聖子さんが半世紀にわたる文学人生を振り返ったエッセー集『われにやさしき人多かりし』を刊行しました。2004年から06年にかけて刊行された『田辺聖子全集』(全24巻別1巻)の各巻末に収録したエッセーをまとめたものです。兵庫県伊丹市の自宅を訪ねました。
映画「こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE~勝どき橋を封鎖せよ!」(川村泰祐監督)に、ヒロイン役で出演します。「私、下町生まれなのでうれしかったですね。光栄でした」。落ち着いて柔らかな語り口。場を優しくする女優です。原作は派出所のお巡りさん、"両さん"こと両津勘吉の活躍を描く人気漫画。東京下町の人情も魅力で、「身近に感じる」と深田さんも愛読者です。
諦めない気持ちと驚異の粘り、高い技術でつかんだ夢の世界一―。予選から109の国と地域が参加した、サッカー女子ワールドカップ(W杯)で、日本の女子が米国を下し、念願の初優勝を手にしました。歴史を開いた「小さな娘たち」(日本代表・佐々木則夫監督)。監督とつくりあげた、チームの強さの秘密はどこにあるのか。
東日本大震災の被災地では「二重債務」の解消が大きな課題になっています。過去の借金に加え、再出発でまた借金を抱えたのでは、やっていけない―。それが被災地の声です。宮城県の中小企業家の思いは...。石巻商工会議所会頭の浅野亨さんにも話をききました。この解消が国会でも焦点となっています。この問題に取り組んできた日本共産党・大門実紀史参院議員にも聞きました。
東京都心から南へ約1000㌔、太平洋に浮かぶ大小約30の島々からなる小笠原諸島。このほど、ユネスコ世界遺産委員会が世界自然遺産に登録しました。自然保護の現状と、島の人々の思いは―。世界的価値を認められた小笠原を訪ねました。
「超氷河期」といわれる若者の就職難。東日本大震災の影響で、深刻さを増しています。就職活動(就活)と就職難を何とかしたいと、多彩な行動が広がっています。東京で10日に開かれた「何とかしよう! 就活・就職難 高校生・大学生・青年の手づくり就活フェスタ」(高校・大学生、青年の雇用と働くルールを求める連絡会が主催)。アドバイザーとして発言した2人の話(要旨)も紹介します。
2010年1月、西半球のハイチで大地震発生、死者22万人以上。1年2カ月後の11年3月、日本の東北地方でも。死者1万5585人(7月18日)。毎日、毎日、増えています。行方不明5070人。ハイチの悲しみは、いまも続いています。日本の悲しみは、大きいまま。子どもたちは助けを求めています。ユニセフ親善大使・黒柳徹子さんの報告です。
保育園から電話で、「熱があります」。迎えにいくと、鼻もぐずぐず。風邪か、と思ったら耳を痛がって泣く。こんなとき小児急性中耳炎の疑い濃厚です。
インタビュアーの緊張をほぐす人です。親しみやすく、バリアがない。朗らかな笑い声が、周りを幸せな気持ちにさせてくれます。今回挑んでいるのがNHKの向田邦子ドラマ「胡桃(くるみ)の部屋」の綾乃役です。実は、22年前にもこの作品を民放ドラマで主演しています。
「共産党と『赤旗』にやられた」―。九州電力幹部が政界関係者にもらした言葉です。停止中の玄海原発2、3号機(佐賀県)の再稼働を急ぐ九電。再稼働賛成の"やらせ"メールを子会社社員らから国主催の「説明番組」に大量に送らせていたことが「赤旗」報道と日本共産党の国会追及で問題になり、ねらいは失敗しました。"やらせ"の闇を追跡すると―。
どこまでも続く山並み。透き通る青空。岩かげに揺れる小さな花々。夏山シーズン到来です。登山家の田部井淳子さんに楽しい登山のココロエを聞きました。
子どもからおとなまで魅了する絵本。作品はどう作られるのか、絵本作家になる方法は?絵本作家・いまいあやのさん(31)=千葉県印西(いんざい)市=を訪ねました。
大きくてキリッとした目元に、強い意志がうかがえます。連続ドラマ「IS(アイエス)~男でも女でもない性」(18日から、テレビ東京系)で、男女の身体的区別があいまいな主人公・春を演じます。性同一性障害とも違う、性分化疾患IS。一般には、まだあまり知られていません。「以前に比べて自分はこうだ、と主張しやすい世の中になっていると思います。一生懸命お芝居することで、理解を広げるお手伝いができればなあ、と」
「私たちの未来に危険な原発はいりません」―。「原発ゼロをめざす7・2緊急行動」(東京・明治公園)。壇上の愛媛大学女子学生、中山歩美さんの声が東京の空に響きました。女優、吉永小百合さんなど広範な人たちが賛同し、全国から2万人(主催者発表)が参加した同集会。いま、「原発ゼロ」をめざす声が各地で広がっています。各界の人たちの思いや、草の根の行動を紹介します。服飾評論家のピーコさん、作家の室井佑月さんのコメントも。「脱原発宣言」を出した城南信用金庫理事長の吉原猛さんに話を聞きました。
次世代に残したい「世界農業遺産」として、6月に、新潟県の佐渡島と石川県の能登半島が日本で初めて登録されました。日本の原風景といわれる里山・里海。それを守り、育てる人々の努力があります。佐渡と能登を訪ねました。
原爆被害者を訪ね、被ばく体験を聞き取る長崎の青年たち。平和活動団体・P-NATS(ピーナッツ)の「被爆者訪問」です。青年たちは、楽しみ、学びながら、核兵器のない世の中を目指して活動しています。
東日本大震災で被災しながら「一部損壊以下」の住宅は国の支援を受けられません。こうした被害に宮城県内では柴田町をはじめ県南部を中心に、自治体が独自に改修工事の補助金を出す制度が広まり、住民から喜ばれています。
「カトケンの芝居はハズレがない」。演劇ファンの間で、そういわれます。上質な悲喜劇を追求して100作目。上演作品も共演者も、自身で決めます。「僕が感動した脚本を、僕の好きな俳優と演じたい。芝居は、遊べないとね」。新作2本を選ぶため、年200本の戯曲を読みます。質はもちろん、「僕の出番が多いことが大事(笑い)。楽しいですよ、遊び道具を探すようでね」。
福島第1原発事故の収束も、検証もないまま、いま停止中の原発に「安全宣言」を出し、再稼働させるのか―。菅内閣が打ち出した、停止中の原発再稼働の方針にたいし、原発を抱える自治体首長や住民などから「反対」の声が強まっています。
建設完了から27年、一度も稼働することなく、「観光施設」になっている原子力発電所があります。フィリピンのバターン原発です。現地を訪ねました。
福島原発事故で放射能汚染への不安と、原発からの撤退を求める世論がひろがっています。川崎市では日本共産党市議団(ちくま幸一団長、10人)が、太陽光発電や地中熱利用など自然エネルギーの普及をめざして活動。市内での取り組みを調査し市議会でも本格的導入を積極的に提言しています。
「これは、だれかがやらないといけない」。日本ペンクラブの第16代会長に就任しました。小説を心の底から愛するからこその決意でした。日本ペンクラブは1935年、日本が戦争に突き進むなか、「国際ペン」の日本センターとして創立。初代会長は島崎藤村でした。歴代会長には、志賀直哉や川端康成の名も。平和を求め、表現の自由を守るという趣旨に賛同する文学者が集い、行動しています。
作・あさのあつこ/絵・題字 佐々木こづえ
作者のことば 連載の依頼をいただいたとき、まず頭に浮かんだのは〝今〟という一文字でした。それから〝今、このときを書きたい〟という思いが、驚くほど強い衝動となってせり上がってきました。主人公の咏子は特殊な能力があるわけでも、飛びぬけて美しいわけでもない普通とくくられる女性です。だからこそ〝今〟を体現できるはずなのです
週刊誌や新聞など数十の連載をかかえる森羅万象漫画家、やくみつるさんの4こま漫画。政治の話題から身近なことまでくすっと笑える風刺漫画です。(隔週)
ますむらひろしさんが宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に35年ぶり3度目の挑戦(2020年は最終形・前編、後編は2022年予定)。数年に及ぶ探究と試行錯誤を経て、カラーも使った綿密な絵で賢治の世界を表現します。
ますむらひろしさん:1952年、山形県米沢市生まれ。73年、手塚賞準入選で漫画家デビュー。83年から宮沢賢治作品の漫画化を始める。85年、ますむら氏のキャラクターで「銀河鉄道の夜」がアニメ映画に。97年度日本漫画家協会賞大賞、2001年宮沢賢治学会「イーハトーブ賞」
「日曜クイズ」はどなたでも応募できる、楽しいクロスワードパズルです。正解者の中から抽選で100人の方に、図書カードをお送りしています。メールでも受け付けています。「日曜クイズ」メール 1人1通のみ有効です。詳しくは各号の、「日曜クイズ」応募欄をごらんください。
「クイズでごジャレ」は、小学生限定の楽しいクイズです。正解者の中から抽選で50人の方に景品をお送りいたします。メールでも受け付けています。「クイズでごジャレ」メール 詳しくは各号の応募欄をご覧ください。
毎日の献立はおまかせください。4人の料理研究家が順番に執筆します。▽子育て世代の忙しいお母さんたちに大人気。ナマクラ流ズボラ派家庭料理研究家の奥薗壽子さん。▽昔ながらの和風料理から洋風、中華まで、「おふくろの味」で親しまれている杵島直美さん。▽食材を自由に使いこなし、手間を省きながらおいしく調理するアイデアを伝える、本谷惠津子さん。▽楽しくなければ料理じゃない。子どもに料理を教えるテレビ番組でもおなじみの「クマさん」こと森野熊八さん。
リレーエッセー
「風の色」は、各界で活躍する女性が執筆するエッセーです。2020年4月から1年間、次の5氏がリレーで執筆します。
石上真由子さん(ヴァイオリニスト)
小川たまかさん(ライター)
小松由佳さん(写真家)
日野美歌さん(歌手)
万波佳奈さん(囲碁棋士)
テレビのニュースやワイドショー、新聞や週刊誌など日々流されるマスメディア情報の特徴や問題点をマスコミ経験者や専門家が交代で検証します。次の4氏がリレーで執筆しています。ジャーナリズム研究者・丸山重威さん。弁護士・白神優理子さん。ジャーナリスト・沢木啓三さん。ジャーナリスト・臺宏士さん。
揺れながら育つ中学生の姿を描く教育エッセー。筆者は中学校教諭の坂本隆太郎さん。さし絵は黒須高嶺さんです。
映画評論家や、日曜版記者が数多くの新作から厳選した映画を紹介します。
漫画家・岡野雄一さんが描きます。認知症の母との思い出を通じ、認知症の人の世界や周囲との交流を描く漫画です。
伝統のコーナーです。▼「新人王戦」は若手プロ棋士がしのぎを削るフレッシュな棋戦。囲碁は結城聡九段が対局のポイントを解説。将棋は、熱戦の勝負どころを石田和雄九段が解説します。▼詰碁・結城聡九段、詰将棋・伊藤果八段、詰連珠・岡田寛九段が出題。▼月1回「実力認定テスト」。囲碁・孫喆七段、将棋・高野智史五段が出題。連続6回応募で免状取得へ。▼上達講座、囲碁・山田拓自八段「拓ちゃんの一手指南」、将棋・日本女子プロ将棋協会蛸島彰子女流五段「将棋ステップアップ」も。
つり欄は「釣り人が主人公」。どの記事も季節の釣り物を現場に足を運んで記録したものばかりです。「信頼できる内容」と好評を得ています。全国の釣り人が、厳しい山岳渓流のイワナや、釣りの対象としては最深のアコウダイの記録を寄せています。川から海から、釣りの対象になるほとんどの魚種が登場します。生態系のかく乱をはじめ、自然破壊や地球温暖化にいち早く気づくのも釣り人です。そんな現場の情報も報告されます。
時代がことばをないがしろにしている。ことばの取り扱いに気を配りながら、いまこそ、ことば磨き――。元NHKエグゼクティブアナウンサーが人の心に響く、思いやりのあることばの使い方のヒントを語ります。
「性の何でも屋さん」の あかたちかこさんがジェンダーについて楽しく考えるエッセーをお届けします。(年4回)
いすに座って気軽にできる介護予防に効果的な健康体操を、ごぼう先生がこと、簗瀬寛さんが紹介します。
花育てのコツを、寄せ植え講師の土谷ますみさんがわかりやすく紹介します。(隔月掲載)
茨城県の筑波山麓で100坪の畑と、鶏の産む卵で自給的暮らしを実践中のフリーライターの和田義弥さん。家庭菜園での、野菜づくりのコツを伝授します。
人物、美しい風景や動物の写真をお楽しみいただく写真連載。20年6月14日号から1年間担当する写真家の方々は尾﨑たまきさん「海からの視点」、渋谷敦志さん「地球にんげん宣言!」、杉本恭子さん「日本彩り季節風」、山形豪さん「サファリダイアリー」です。
各ジャンルの専門家が、新しく発売になった注目のディスクを紹介します。洋楽は山口智男さん。クラシックは、伊熊よし子さん、吉井亜彦さん。ジャズはバードマン幸田さん、天神直樹さんです。
法律、年金・社会保険、税金、子ども・教育、障害児教育、医療福祉、マンション・住宅の7分野の専門家が電話相談にお答えした内容で、広く役立つ内容を含む事例をご紹介しています。
読者の皆様からの、詩・短歌・俳句・川柳の投稿を受け付けています。詩は月2回、短歌・俳句は月2〜3回。川柳は月3回掲載です。〒163-8694新宿郵便局私書箱183号。詩は20字20行以内。はがきに短歌は3首、俳句・川柳は5句まで。「読者の文芸」係まで。二重投稿不可。メール可。
選者の方々。詩・柴田三吉さん。短歌・山本司さん。短歌・下村すみよさん。俳句・高田正子さん、俳句・渡辺をさむさん。川柳・植竹団扇さん、川柳・岩佐ダン吉さん。