日曜版「しんぶん赤旗」

日本共産党メイン

「しんぶん赤旗」トップ

2011年7月アーカイブ

1面

震災で実感 公的保育の大切さ

2011年07月31日号

"自己責任"の新制度おかしい 僕たち守った保育園 大事にしてね

110731-1面.jpg保育園は働く親の強い味方です。東日本大震災でも、保育士さんらが子どもをたちを守るために奮闘しました。それなのに民主党政権は"保育園いじめ"となる一連の保育制度改悪をねらっています。保育関係者の思いは―。


11年7月31日号

最後の映画「一枚のハガキ」 新藤兼人監督 99歳

2011年07月31日号

くじが生死わけた軍隊体験
  生き残った私が 本当の戦争を 描かなければ

新藤兼人.jpg「仕事をしている限りは泣いちゃいけない、と自分にもみんなにも言ってきました。はいずり回っても前進する気持ちを持っていなければいけないと」。現役最長老、99歳の新藤兼人監督。自ら「最後の作品」という「一枚のハガキ」は、万感こもる一作です。この最新作や、悔いのない映画人生を語ります。


11年7月31日号

新連載➀ 情報をつかみ判断する力を

2011年07月31日号

福島原発事故の影響が広がりを見せています。放射線防護学が専門の安斎育郎立命館大学名誉教授に放射線と放射能について、わかりやすく連載で語ってもらいます。


日曜ワイド

少年少女のページ 夏休み 手作りプラネタリウム

2011年07月31日号

紙と懐中電灯で簡単に

110731.jpg夏休みの自由研究、テーマは決まりましたか。星座を映すプラネタリウムはどうでしょう。紙と懐中電灯だけで簡単にできます。小学6年生の高橋樹理さん(11)と小学1年生の弟・立樹くん(6)が、即席プラネタリウム作りに挑戦しました。


世界.net

世界.net

2011年07月31日号

中国 高速鉄道事故 急速な路線拡大 問われる安全性

中国東部の浙江省温州市で23日、高速列車に別の高速列車が追突し、4両が橋から落下して39人が死亡、200人近くが負傷する大事故が起きました。2007年から巨費を投じて急速に路線を拡大する中国の高速鉄道で、安全性が問われる重大事態になっています。


110731net180.jpg

ノルウェー 連続テロ事件 民主主義守れ 追悼に10万人

ノーベル平和賞を授与する国で知られる北欧ノルウェーで起きた惨劇は、世界に衝撃を与えました。22日、首都オスロ郊外のウトヤ島で男が銃を乱射し、68人の青年らを殺害。直前にはオスロの政府庁舎付近で車に積んだ爆弾を爆発させ、8人が犠牲になりました。




11年7月31日号

田辺聖子さん 半世紀の作家生活振り返るエッセー集

2011年07月31日号

いろんな人が好き。人生楽しい。

作家の田辺聖子さんが半世紀にわたる文学人生を振り返ったエッセー集『われにやさしき人多かりし』を刊行しました。2004年から06年にかけて刊行された『田辺聖子全集』(全24巻別1巻)の各巻末に収録したエッセーをまとめたものです。兵庫県伊丹市の自宅を訪ねました。


たび

大阪 富田林 中世の町・歴史散歩

2011年07月31日号

富田林.jpg



ひと

映画「こち亀」でヒロイン 女優 深田恭子さん

2011年07月31日号

深田恭子.jpg映画「こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE~勝どき橋を封鎖せよ!」(川村泰祐監督)に、ヒロイン役で出演します。「私、下町生まれなのでうれしかったですね。光栄でした」。落ち着いて柔らかな語り口。場を優しくする女優です。原作は派出所のお巡りさん、"両さん"こと両津勘吉の活躍を描く人気漫画。東京下町の人情も魅力で、「身近に感じる」と深田さんも愛読者です。


1面

夢かなえた サッカー女子W杯 選手主導でつかんだ頂点

2011年07月24日号

諦めない気持ちと驚異の粘り 高い技術で夢つかんだ

110724-1面.jpg諦めない気持ちと驚異の粘り、高い技術でつかんだ夢の世界一―。予選から109の国と地域が参加した、サッカー女子ワールドカップ(W杯)で、日本の女子が米国を下し、念願の初優勝を手にしました。歴史を開いた「小さな娘たち」(日本代表・佐々木則夫監督)。監督とつくりあげた、チームの強さの秘密はどこにあるのか。



11年7月24日号

「二重債務」解消急げ 被災地・宮城の中小企業家の思い

2011年07月24日号

地域復興へ工場再び 評判のしめさば お客さまも心待ち

「二重債務」解消.jpg東日本大震災の被災地では「二重債務」の解消が大きな課題になっています。過去の借金に加え、再出発でまた借金を抱えたのでは、やっていけない―。それが被災地の声です。宮城県の中小企業家の思いは...。石巻商工会議所会頭の浅野亨さんにも話をききました。この解消が国会でも焦点となっています。この問題に取り組んできた日本共産党・大門実紀史参院議員にも聞きました。


日曜ワイド

訪問 世界遺産 小笠原

2011年07月24日号

ここにしかいない生物 住民が守ってきた自然 外来種駆除すすめて

110724ワイド小笠原.jpg東京都心から南へ約1000㌔、太平洋に浮かぶ大小約30の島々からなる小笠原諸島。このほど、ユネスコ世界遺産委員会が世界自然遺産に登録しました。自然保護の現状と、島の人々の思いは―。世界的価値を認められた小笠原を訪ねました。



Uスタ Youth Stadium

就活おかしい 長期化で専門性身につかない

2011年07月24日号

就活サイトは大企業ばかり 今春の就職率は過去最低

Y-就活.jpg「超氷河期」といわれる若者の就職難。東日本大震災の影響で、深刻さを増しています。就職活動(就活)と就職難を何とかしたいと、多彩な行動が広がっています。東京で10日に開かれた「何とかしよう! 就活・就職難 高校生・大学生・青年の手づくり就活フェスタ」(高校・大学生、青年の雇用と働くルールを求める連絡会が主催)。アドバイザーとして発言した2人の話(要旨)も紹介します。


黒柳徹子さん報告

ユニセフ親善大使 黒柳徹子さん
 ハイチ―東北の子どもたち

2011年07月24日号

(上)地震でベッドから 赤ちゃんが落ちた

黒柳徹子1.jpg2010年1月、西半球のハイチで大地震発生、死者22万人以上。1年2カ月後の11年3月、日本の東北地方でも。死者1万5585人(7月18日)。毎日、毎日、増えています。行方不明5070人。ハイチの悲しみは、いまも続いています。日本の悲しみは、大きいまま。子どもたちは助けを求めています。ユニセフ親善大使・黒柳徹子さんの報告です。



健康らいふ

健康ライフ 乳幼児の風邪症状

2011年07月24日号

ぐずって耳さわったら 急性中耳炎を疑え

急性中耳炎.jpg保育園から電話で、「熱があります」。迎えにいくと、鼻もぐずぐず。風邪か、と思ったら耳を痛がって泣く。こんなとき小児急性中耳炎の疑い濃厚です。



たび

奈良 山添村 巨石と古代のロマン

2011年07月24日号

奈良・山添村・巨石.jpg



ひと

「胡桃の部屋」の綾乃役 女優 竹下景子さん

2011年07月24日号

竹下景子.jpgインタビュアーの緊張をほぐす人です。親しみやすく、バリアがない。朗らかな笑い声が、周りを幸せな気持ちにさせてくれます。今回挑んでいるのがNHKの向田邦子ドラマ「胡桃(くるみ)の部屋」の綾乃役です。実は、22年前にもこの作品を民放ドラマで主演しています。



1面

九電 "やらせ"体質の闇 破綻した世論工作

2011年07月17日号

「共産党と『赤旗』にやられた」と幹部 今回だけじゃない

110717-1面.jpg「共産党と『赤旗』にやられた」―。九州電力幹部が政界関係者にもらした言葉です。停止中の玄海原発2、3号機(佐賀県)の再稼働を急ぐ九電。再稼働賛成の"やらせ"メールを子会社社員らから国主催の「説明番組」に大量に送らせていたことが「赤旗」報道と日本共産党の国会追及で問題になり、ねらいは失敗しました。"やらせ"の闇を追跡すると―。



日曜ワイド

夏山楽しいよ 田部井淳子さんアドバイス

2011年07月17日号

  歩く、吸水、宿泊、雷・高山病は、食べる楽しみ、装備

110717ワイド.jpgどこまでも続く山並み。透き通る青空。岩かげに揺れる小さな花々。夏山シーズン到来です。登山家の田部井淳子さんに楽しい登山のココロエを聞きました。



Uスタ Youth Stadium

シリーズ 仕事が知りたい! 絵本作家 いまいあやのさん 

2011年07月17日号

"おもしろい"を描きためて

yモード110717・180.jpg子どもからおとなまで魅了する絵本。作品はどう作られるのか、絵本作家になる方法は?絵本作家・いまいあやのさん(31)=千葉県印西(いんざい)市=を訪ねました。



たび

石川県白山市 中宮温泉 山峡の湯治宿

2011年07月17日号

石川県白山市・中宮温泉.jpg



ひと

連続ドラマ「IS」で主演 女優 福田沙紀さん

2011年07月17日号

福田沙紀.jpg大きくてキリッとした目元に、強い意志がうかがえます。連続ドラマ「IS(アイエス)~男でも女でもない性」(18日から、テレビ東京系)で、男女の身体的区別があいまいな主人公・春を演じます。性同一性障害とも違う、性分化疾患IS。一般には、まだあまり知られていません。「以前に比べて自分はこうだ、と主張しやすい世の中になっていると思います。一生懸命お芝居することで、理解を広げるお手伝いができればなあ、と」



1面

原発ゼロ賛成 各界の声、草の根の行動

2011年07月10日号

「原発ゼロをめざす7・2緊急行動」に2万人

110710-1面.jpg「私たちの未来に危険な原発はいりません」―。「原発ゼロをめざす7・2緊急行動」(東京・明治公園)。壇上の愛媛大学女子学生、中山歩美さんの声が東京の空に響きました。女優、吉永小百合さんなど広範な人たちが賛同し、全国から2万人(主催者発表)が参加した同集会。いま、「原発ゼロ」をめざす声が各地で広がっています。各界の人たちの思いや、草の根の行動を紹介します。服飾評論家のピーコさん、作家の室井佑月さんのコメントも。「脱原発宣言」を出した城南信用金庫理事長の吉原猛さんに話を聞きました。



日曜ワイド

世界農業遺産 残したい日本の原風景

2011年07月10日号

佐渡・トキと共生 田んぼで命の循環実感
能登・里山里海 住民が受け継ぐ千枚田


110710ワイド.jpg次世代に残したい「世界農業遺産」として、6月に、新潟県の佐渡島と石川県の能登半島が日本で初めて登録されました。日本の原風景といわれる里山・里海。それを守り、育てる人々の努力があります。佐渡と能登を訪ねました。



Uスタ Youth Stadium

被爆者訪問物語 長崎の青年たち

2011年07月10日号

被爆者の声 引き継ごうと 活動で出会い広がる
 若い人なのであえて話した 8月8日長崎で会いましょう

yモード110710・180.jpg原爆被害者を訪ね、被ばく体験を聞き取る長崎の青年たち。平和活動団体・P-NATS(ピーナッツ)の「被爆者訪問」です。青年たちは、楽しみ、学びながら、核兵器のない世の中を目指して活動しています。



地域発

宮城・柴田町 東日本大震災

2011年07月10日号

国の支援ない「一部損壊」に希望 
 業者も元気付ける 共産党・広沢真町議

地域発・柴田町.jpg東日本大震災で被災しながら「一部損壊以下」の住宅は国の支援を受けられません。こうした被害に宮城県内では柴田町をはじめ県南部を中心に、自治体が独自に改修工事の補助金を出す制度が広まり、住民から喜ばれています。



たび

佐賀市 南蛮渡来 シュガーロード

2011年07月10日号

佐賀市・シュガーロード.jpg



ひと

プロデュース公演100作目 俳優 加藤健一さん

2011年07月10日号

加藤健一.jpg「カトケンの芝居はハズレがない」。演劇ファンの間で、そういわれます。上質な悲喜劇を追求して100作目。上演作品も共演者も、自身で決めます。「僕が感動した脚本を、僕の好きな俳優と演じたい。芝居は、遊べないとね」。新作2本を選ぶため、年200本の戯曲を読みます。質はもちろん、「僕の出番が多いことが大事(笑い)。楽しいですよ、遊び道具を探すようでね」。



1面

政府が原発"安全宣言" 共産党 撤回要求

2011年07月03日号

知事あぜん 事故検証はまだなのに 新潟、福井、福島、山口...

110703-1面.jpg福島第1原発事故の収束も、検証もないまま、いま停止中の原発に「安全宣言」を出し、再稼働させるのか―。菅内閣が打ち出した、停止中の原発再稼働の方針にたいし、原発を抱える自治体首長や住民などから「反対」の声が強まっています。



日曜ワイド

フィリピン現地ルポ

2011年07月03日号

バターン原発 国民が稼働させず 完成後27年"観光施設"に

110703ワイド.jpg建設完了から27年、一度も稼働することなく、「観光施設」になっている原子力発電所があります。フィリピンのバターン原発です。現地を訪ねました。


地域発

川崎市 自然力活用

2011年07月03日号

太陽光・小中高43校に 地中熱・温度差で冷暖房
 共産党市議団 本格導入へ積極提言

地域発・川崎・自然エネ.jpg福島原発事故で放射能汚染への不安と、原発からの撤退を求める世論がひろがっています。川崎市では日本共産党市議団(ちくま幸一団長、10人)が、太陽光発電や地中熱利用など自然エネルギーの普及をめざして活動。市内での取り組みを調査し市議会でも本格的導入を積極的に提言しています。



たび

山梨 富士山奥庭・御庭 森林浴と大パノラマ

2011年07月03日号

富士山・御庭.jpg



ひと

日本ペンクラブ会長 小説家 浅田次郎さん

2011年07月03日号

浅田次郎.jpg「これは、だれかがやらないといけない」。日本ペンクラブの第16代会長に就任しました。小説を心の底から愛するからこその決意でした。日本ペンクラブは1935年、日本が戦争に突き進むなか、「国際ペン」の日本センターとして創立。初代会長は島崎藤村でした。歴代会長には、志賀直哉や川端康成の名も。平和を求め、表現の自由を守るという趣旨に賛同する文学者が集い、行動しています。



(c)「しんぶん赤旗」日曜版