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2011年6月アーカイブ

1面

信じてた原発で 100倍の被ばく 東電福島第1 作業員語る

2011年06月26日号

ずさんな管理 居所も実態も把握せず 福島以外も異常事態

110626-1面.jpg原子力発電所の危険性をまざまざと示した東京電力福島第1原発の事故。強烈な放射能にさらされながら、事故収束作業に従事する多くの作業員がいます。証言から見えてきた原発の実態は―。高線量下の事故収束作業について、立命館大学名誉教授(放射線防護学)の安斎育郎さんに話を聞きました。国会で福島第1原発作業員の被ばく問題を連続して取り上げている日本共産党の取り組みを紹介します。



日曜ワイド

原発撤退時代 世界の流れは自然エネルギーへ

2011年06月26日号

稼働している国は少数派 自然エネルギー発電が原発超えた

110626ワイド.jpg東京電力・福島第1原発事故をきっかけに、原発から撤退し再生可能エネルギー(自然エネルギー)を拡大する世界の大きな流れが勢いを増しています。イタリア、ドイツ、フランスなど特徴的な動きをみると―。廃炉になった原発の横で太陽光発電が行われている、米国・サクラメント市からのリポートも。



Uスタ Youth Stadium

全国青年ボランティアセンター 雨、泥、そして仲間

2011年06月26日号

重労働でも達成感 広島県 和泉円香さん(19)
被災者の声届ける 民青福岡県委員長 宮崎雄士さん(26)

yモード110626・180.jpg「被災者に心を寄せ、生活再建への歩みを支えよう」。民青同盟は6月8日から6月末まで、全国青年ボランティアセンターを宮城県登米(とめ)市に開設し、日々汗を流しています。280人が参加した第1次の取り組み(4月末から12日間)に次ぐもので、被災地に希望を広げています。



地域発

地域発 高知 

2011年06月26日号

発見されたビキニ被災漁船員の日記
 第五海福丸「放射能」浴びた

地域発・高知・被ばく漁船.jpg57年前のビキニ環礁での米国の核実験。被ばくしたのは、よく知られている第五福竜丸だけではありません。他の漁船被災の全容は未解明です。最近、高知県で漁船員の日記帳の公開や米公文書の発見などが相次ぎ、乗組員へのさらなる聞き取り調査や健康状態の解明が始まっています。



たび

京都 嵐山・嵯峨野 百人一首の歌碑巡り

2011年06月26日号

嵐山・嵯峨野.jpg



ひと

NHK「おひさま」で真知子役 女優 マイコさん

2011年06月26日号

マイコ.jpg昭和が舞台のNHK連続テレビ小説「おひさま」で演じる真知子さんは、おっとりしてそれでいて芯が強い。親の言いなりのお嬢様でしたが、女学校でヒロイン・陽子(井上真央)と育子(満島ひかり)に出会い、自分の足で歩き始めます。しかし戦争で、思いを寄せる陽子の兄(田中圭)は戦地へ。「つらい時代です。幸せになってほしいですね。そんな中でも、皆は一生懸命に生きている。その姿が視聴者の心に響くんじゃないのかな、と思います」



1面

原発から撤退 今、決断のとき 共産党が提言 国民的討論と合意訴え

2011年06月19日号

暮らしの形考える議論を   コラムニスト  天野祐吉さん
党派を超えた国民運動で 音楽評論家  湯川れい子さん
自然エネルギーへ移行を 作     家  吉永みち子さん

110619-1面.jpg「原発からのすみやかな撤退、自然エネルギーの本格的導入を―国民的討論と合意をよびかけます」。日本共産党の志位和夫委員長が13日、提言を発表しました。他に類のない危険性が日々、国民に不安を広げている原発。「安全な原発などあり得ない」と強調した志位氏。まず政府が「原発からの撤退の政治的決断」をおこない、「5~10年以内を目標に原発から撤退するプログラム」を策定するよう要求しました。コラムニストの天野祐吉さん、音楽評論家の湯川れい子さん、作家の吉永みち子さんに話を聞きました。



日曜ワイド

節電大作戦 省エネ社会 わが家では

2011年06月19日号

110619ワイド.jpg東日本大震災と福島原発事故の影響による電力不足のもとで、1年でいちばん電力を消費する夏がやってきます。家庭の節電対策、上手に暑さを乗り切る方法は―。



地域発

長野・栄村 震災3カ月

2011年06月19日号

集落営農 見通しほしい 村再生誓い田植え

地域発・震災・栄村.jpg長野県栄村(人口約2300人)が3月12日、長野県北部地震に襲われてから3カ月余。6月に入り、かろうじて被害を免れた集落の水田で、例年より10日遅れの田植えが行われました。「なんとか村を再生したい」。住民の必死の思いがありました。市田忠義書記局長は3月30日、島田茂樹村長に義援金を手渡し、被害を調査。石坂千穂県議団長は被災当日に同村入り、井上哲士参院議員や県議らも次々に駆けつけました。党県議団は6月8日、知事に村民の住宅支援策を求めました。



たび

北海道 網走 新緑の大地を馬で

2011年06月19日号

網走・馬で.jpg



ひと

サッカーW杯 5大会連続出場 INAC神戸レオネッサ・MF 澤穂希さん

2011年06月19日号

澤穂希.jpg18年間、日本の女子サッカーをけん引してきたエース。中盤(MF)を担い、だれより走り、激しくプレーしながら、いつも「サッカーが楽しい」のオーラがいっぱいです。26日開幕の女子ワールドカップ・ドイツ大会で、5大会連続出場を果たします。「一歩ずつ階段を上り、日本はいま、世界ランク4位。今回はチャンスだと思う。サッカー人生の集大成として、みんなとメダルをとりたい」。静かな言葉に熱い思いが、ぎゅっと詰まります。



1面

特集 震災3カ月 宮城県漁協 阿部理事長が語る

2011年06月12日号

漁の灯絶やさぬ支援を 現場の声大切にして

110612-1面.jpg東日本大震災から11日で3カ月。被災地では、生活再建と復興への懸命の努力が続いています。なかでも注目されているのが地域の基幹産業であり、国内有数の規模を誇る水産業の復興です。宮城、岩手、福島の3県の漁協トップに今の思いを聞きました。宮城県漁業協同組合の阿部力太郎・代表理事理事長は―。



Uスタ Youth Stadium

実家が被災し休学

2011年06月12日号

実家が被災し休学 バイト先流され...足りない生活費・学費に支援を
 返済なしの奨学金 今こそ

yモード110612・180.jpg「実家が被災し、休学することになった」「バイト先が営業停止して、生活費が稼げない」。東日本大震災は、被災した学生、被災地出身の学生を苦しめています。こうした学生たちを救うには何が必要なのか―。「奨学金の会」会長で千葉大学名誉教授の三輪定宣さんのコメントも。



日曜ワイド

液状化 なぜ?対策は 関東2万戸被害

2011年06月12日号

110612ワイド.jpg地面から水や泥が噴き出し、家は傾く。東日本大震災では地震の揺れによる液状化被害が各地で起きました。なぜ地盤の液状化が起きるのか、国のこれまでの対策や今後の救済策は―。液状化について考えます。



たび

和歌山 湯浅町 手作りしょうゆ発祥地

2011年06月12日号

和歌山湯浅・しょうゆ.jpg



ひと

デビュー35周年 作家 赤川次郎さん

2011年06月12日号

赤川次郎.jpg作家生活35周年です。著書は2008年に500点を突破。いま抱える連載は月刊誌を中心に約10本です。「書いていて、登場人物が生き生きと動いていくと楽しい。時々ですが、考えなくても物語が展開することもあります」。執筆は細字のサインペンで。「仕事量が減った」といいながらも、月400枚(400字)以上の原稿を執筆。ひたすら書く生活かと思いきや、オペラや演劇、映画鑑賞にも積極的。「心の栄養」だといいます。



1面

核ゴミ列島 こんなにある たまる一方 使用済み核燃料

2011年06月05日号

万年単位の危険 処理技術なし

110605-1面.jpg「トイレなきマンション」―。原子力発電所の致命的欠陥を指摘する言葉です。危険な使用済み核燃料を安全に処理する技術がいまだ確立されていないからです。地震、津波の危険のなか、列島にたまる一方の使用済み核燃料。いまどれだけあるのか―。編集部は電力各社の公表資料をもとに各原発に貯蔵されている、"核のゴミ"、使用済み核燃料を調査しました。放射線防護の専門家で立命館大学名誉教授の安斎育郎さんに話を聞きました。



日曜ワイド

原発間近に活断層 県庁から9㌔ 県都・松江の島根原発

2011年06月05日号

「地震付き原発」 欧米なら閉鎖に

110605ワイド.jpg世界有数の地震多発地帯の日本に、54基の原子力発電所が集中します。原発は技術的に未完成で危険なものですが、それを地震多発地帯に置くのは世界でも異常なこと。現状をリポートします。



地域発

夕張再生は住民主人公で

2011年06月05日号


産廃処分場計画止めた

地域発・夕張再生.jpg北海道夕張市の財政破綻が明らかになってから、この6月で5年。赤字解消のための「財政再生計画」が進められ、しわ寄せはあらゆる市民生活に及びます。その中で、「住民が主人公」のまちづくりをめざす運動が発展しています。キーワードは「住民自治で夕張再生を」―。



たび

兵庫 明石市 橋塔300㍍の非日常

2011年06月05日号

明石・橋塔.jpg



11年6月5日号

NHKドラマ「下流の宴」脚色 脚本家 中園ミホさん

2011年06月05日号

中原ミホ.jpgきれいごとは、書かない。"本音ドラマ担当"を自任します。林真理子さんの小説をドラマ化した「下流の宴(うたげ)」(NHK)も、辛口の本音が満載。黒木瞳さん演じる主人公・由美子が、「中流家庭」を守るために、高校中退した息子・翔の恋人と勝負する姿を、ユーモアたっぷりに描きます。「子どもを頑張らせるのは、自分が頑張るより、ずっと大変。私も高校3年生の息子がいるので由美子の気持ちはよくわかります」



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