■河井夫妻 大規模買収事件
北広島町議長 本紙に激白
「首相の名前出され現金」
地方議員・首長ら94人に現金提供
昨年7月の参院選をめぐる前法相の河井克行、妻で参院議員の案里両容疑者による大規模買収事件が、広島を直撃しています。現金の提供を受けた自治体首長や自民党議員らが次々と受領を告白し、辞職を表明する事態になっています。(1、4面)
■香港の人権抑圧強化
中国が「国家安全法」押しつけ
一国二制度を有名無実化
制定に抗議 撤回求める
日本共産党志位和夫委員長の談話
中国の全人代常務委員会は6月30日、香港特別行政区への人権抑圧をいっそう強化する香港国家安全維持法案を採択し、即日施行されました。日本共産党の志位和夫委員長は6月30日、「『香港国家安全維持法』制定に厳しく抗議し、撤回を求める」との談話を発表しました。談話全文はこちら。(2面)
■ネットの誹謗中傷 許さない社会に
「言葉は死へ追い詰める」
伊藤詩織さん 3年ごし提訴
今やネットは公共空間だが
違法な言動は野放しのまま
調査チーム 評論家 荻上チキさん
ツイッター投稿で名誉を傷つけられたとして、ジャーナリストの伊藤詩織さんが漫画家ら3人を東京地裁に提訴しました。評論家の荻上チキさんにも話を聞きました。(35面)
■コロナ後の日本に"あの頃"の躍動を
CASIOPEA 3rd ライブ盤リリース
フリーライター 寧樂小夜
昨年、デビュ−40周年記念の「PANSPERMIA」を発表したCASIOPEA 3rd。8日、ライブ盤「CELEBRATE 40th〜LIVE CD」をリリースします。フリーライターの寧樂小夜さんが解説します。(30面)
■演劇界 模索の再始動
前進座社長 大久保康雄さん
東京照明ホールディングス社長
寺田義雄さん
全国舞台照明事業協同組合事務局長
寺田航さん
文化の灯を消すな
国の「補償なき自粛」のもと、コロナ禍から演劇界が再開しています。模索の再始動です。(31面)
■新連載小説 彼女の物語
今週号から
作 あさのあつこ
絵・題字 佐々木こづえ
今号から新連載小説「彼女の物語」が始まります。作者は、あさのあつこさん、絵は、佐々木こづえさんです。ご期待ください。
〈作者のことば〉
久々の日曜版連載です。よろしくお願いいたします。今回、連載の依頼をいただいたとき、まず頭に浮かんだのは"今"という一文字でした。それから"今、このときを書きたい"という思いが、驚くほど強い衝動となってせり上がってきました。主人公の咏子(えいこ)は特殊な能力があるわけでも、飛びぬけて美しいわけでもない普通とくくられる女性です。だからこそ"今"を体現できるはずなのです。佐々木こづえさんの挿画に支えられながら、一年間、がんばります。
〈画家のことば〉
さまざまな場面で「多様性を認めよう」という空気を感じることがここ数年で増えてきました。たった一行の文章からでも、それまでの価値観を変えられることもあります。主人公の女性がどのように変わっていくのか、挿絵も「彼女の物語」の一部になれればうれしいです。よろしくお願いいたします。

■サファリダイアリー
山形豪
本気の猫パンチ
(34面)
■ほかにこんな記事が
▼〈連載小説「彼女の物語」作・あさのあつこ 絵・題字・佐々木こづえ〉
-1- 1章 日々の風景 1(12面)
▼〈リレーエッセー 風の色〉
「お前もやってみろ」
写真家・小松由佳さん(4面)
▼〈連載漫画 銀河鉄道の夜 作・宮沢賢治、漫画・ますむらひろし〉最終形・前編・26(14、15面)
▼〈銀八先生の体当たり日記〉
(13) このクラスでよかった
中学校教諭・坂本隆太郎さん(33面)
▼〈冨士眞奈美さん「俳句と遊ぶ」〉
十 また会う日まで御健吟
皆様のお手紙、
楽しくうれしく拝読しました。
俳優・冨士眞奈美さん(15面)
▼〈本立て〉
松本喜久夫著『希望を紡ぐ教室』
小松みゆき著『動き出した時計 ベトナム残留日本兵とその家族』
▼〈経済これって何?〉(20面)
内部留保 コロナ禍で増加
危機でも社会に還元しない大企業
駒沢大学名誉教授・小栗崇資さん
▼〈にちようシネマ館〉(28面)
「MOTHER マザー」
「SKIN/スキン」
▼〈赤旗相談〉(27面)
「コロナで売り上げが激減
社会保険料の支払い大変」
▼〈囲 碁〉結城聡九段真っ向解説(23面)
第45期新人王戦のだいご味
若手らしい熱戦 1回戦10局
黒・竹内康祐四段VS白・姜旼侯四段
▼〈将 棋〉蛸島彰子の将棋ステップアップ
(108)相手の攻め駒を狙う(23面)
日本女子プロ将棋協会所属・蛸島彰子女流六段
▼〈懸 賞〉〈囲 碁〉結城聡九段〈詰将棋〉伊藤果八段〈詰連珠〉岡部寛九段(23面)
▼〈NEWディスク〉洋楽 山口智男の3枚(29面)
「パニッシャー」/フィービー・ブリジャーズ
「ラフ&ロウディ・ウェイズ」
/ボブ・ディラン
「ヒーローズ・デス」/フォンテインズD.C.
▼〈読者の文芸〉詩・短歌(26面)
▼〈つ り〉タコ アタリはじわっと
千葉県・富津沖 千葉・久我良三(25面)
▼〈メディアをよむ〉
「廃止発表」の不透明さ
ジャーナリスト・臺宏士さん(35面)
▼〈うれしい一品〉
料理研究家・杵島直美さんの
「ナスとキノコの田舎煮」(36面)
▼〈1週間のおかず〉7月5日〜7月11日(8面)
「鶏と新ゴボウの炒め煮」
「イワシのマリネ」ほか
▼〈日曜クイズ〉
「日曜クイズ」はどなたでも応募できる、楽しいクロスワードパズルです。正解者の中から抽選で100人の方に、図書カードをお送りしています。メールでも受け付けています。「日曜クイズ」メール 1人1通のみ有効です。詳しくは各号の、「日曜クイズ」応募欄をごらんください。
▼〈クイズでごジャレ〉
「クイズでごジャレ」は、小学生限定の楽しいクイズです。正解者の中から抽選で50人の方に景品をお送りいたします。メールでも受け付けています。「クイズでごジャレ」メール 詳しくは各号の応募欄をご覧ください。





テレビのニュースやワイドショー、新聞や週刊誌など日々流されるマスメディア情報の特徴や問題点をマスコミ経験者や専門家が交代で検証します。次の4氏がリレーで執筆しています。ジャーナリズム研究者・丸山重威さん。弁護士・白神優理子さん。ジャーナリスト・沢木啓三さん。ジャーナリスト・臺宏士さん。
揺れながら育つ中学生の姿を描く教育エッセー。筆者は中学校教諭の坂本隆太郎さん。さし絵は黒須高嶺さんです。

つり欄は「釣り人が主人公」。どの記事も季節の釣り物を現場に足を運んで記録したものばかりです。「信頼できる内容」と好評を得ています。全国の釣り人が、厳しい山岳渓流のイワナや、釣りの対象としては最深のアコウダイの記録を寄せています。川から海から、釣りの対象になるほとんどの魚種が登場します。生態系のかく乱をはじめ、自然破壊や地球温暖化にいち早く気づくのも釣り人です。そんな現場の情報も報告されます。
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