「逃げずに火を消せ」
誤った国策で被害拡大
「3歳で孤児に。
親戚の家で殴られてもひたすら我慢」
「焼夷弾の炎で変形した右手を
隠し続けて生きてきた」
一夜に10万人の命が奪われた1945年3月10日の東京大空襲。米軍はこれを皮切りに大阪をはじめ全国の都市で市民への攻撃を本格化しました。家族を奪われ、心身に深い傷を負った民間人被害者に国はいまだに謝罪も補償もしていません。(18、19面)