■靖国で遺児を利用した国
『「誉れの子」と戦争
愛国プロパガンダと子どもたち』
斉藤利彦著
評者 東京家政学院大学教授・佐藤広美さん
(29面)
■日本の税で監視施設増強
『スノーデン・ファイル徹底検証
日本はアメリカの世界監視システムにどう加担してきたか』
小笠原みどり著
評者 元NHKディレクター・戸崎賢二さん
(29面)
■『資本論』をヒントに新モデル提唱
佐々木実著『資本主義と闘った男
宇沢弘文と経済学の世界』
話題の本
「ノーベル経済学賞にもっとも近かった日本人」と多くの同賞受賞者が語った宇沢弘文の障害を、近代経済学を織り込み展開します。(29面)





テレビのニュースやワイドショー、新聞や週刊誌など日々流されるマスメディア情報の特徴や問題点をマスコミ経験者や専門家が交代で検証します。次の4氏がリレーで執筆しています。ジャーナリズム研究者・丸山重威さん。弁護士・白神優理子さん。ジャーナリスト・沢木啓三さん。ジャーナリスト・臺宏士さん。
揺れながら育つ中学生の姿を描く教育エッセー。筆者は中学校教諭の坂本隆太郎さん。さし絵は黒須高嶺さんです。

つり欄は「釣り人が主人公」。どの記事も季節の釣り物を現場に足を運んで記録したものばかりです。「信頼できる内容」と好評を得ています。全国の釣り人が、厳しい山岳渓流のイワナや、釣りの対象としては最深のアコウダイの記録を寄せています。川から海から、釣りの対象になるほとんどの魚種が登場します。生態系のかく乱をはじめ、自然破壊や地球温暖化にいち早く気づくのも釣り人です。そんな現場の情報も報告されます。
「健康らいふ」 第一線で活躍している医師や研究者が登場し、健康に役立つ最新情報がいっぱいです。《随時掲載》
時代がことばをないがしろにしている。ことばの取り扱いに気を配りながら、いまこそ、ことば磨き――。元NHKエグゼクティブアナウンサーが人の心に響く、思いやりのあることばの使い方のヒントを語ります。
「性の何でも屋さん」の あかたちかこさんがジェンダーについて楽しく考えるエッセーをお届けします。(年4回)
いすに座って気軽にできる介護予防に効果的な健康体操を、ごぼう先生がこと、簗瀬寛さんが紹介します。