■18歳選挙権 ついに実現
来年の参院選から適用
選挙権年齢を20歳以上から18歳以上に引き下げる改定公職選挙法が17日の参院本会議で全会一致で可決、成立しました。国政選挙では来年夏の参院選から適用される見通し。18、19歳の若者240万人が新たな有権者となります。
■派遣法「生涯ハケン」の大改悪
自公衆院で採決を強行
自民・公明両党は19日、「生涯ハケン」「正社員ゼロ」社会をもたらす労働者派遣法改悪案の衆院厚生労働委員会と本会議での採決を強行しました。自公両党などの賛成多数で可決され、参院に送られました。法案は派遣の期間制限を事実上撤廃し、企業がいつまでも派遣労働者を使い続けられるようにする中身。派遣は臨時的・一時的業務に限るという大原則を根底から覆す歴史的大改悪です。
■スト妨害を断罪
JAL 整理解雇で不当労働行為
東京高裁判決 労使交渉で解決を
職場復帰へ大きな勝利
2010年にパイロットと客室乗務員165人の整理解雇を強行した日本航空(JAL)。東京高裁(須藤典明裁判長)は18日、整理解雇の過程で、労働組合の権利を侵害する不当労働行為があったと断罪しました。職場復帰のたたかいを後押しする画期的判決です。
■除染、賠償を徹底的に
市民に寄り添う復興へ4氏全力
福島市議選、7月5日告示 12日投票
東日本大震災・原発事故で選挙時期を延期した被災地3県(岩手、宮城、福島)の地方選挙が、今月から11月にかけて行われます。県庁所在地市議選のトップは、福島市議選(7月5日告示、12日投票)です。同市議選の様相、争点をリポートします。
■人は人と関わらなくちゃ
虐待・いじめ・孤独 癒えない傷に寄り添う
映画「きみはいい子」 監督 呉美保さん
映画「そこのみにて光り輝く」で国内外の賞を受賞した呉美保(オ・ミポ)監督。新作「きみはいい子」は、児童虐待やいじめなど、痛ましい環境の子どもたちと癒えない傷を抱えるおとなたちに、優しく寄り添う群像劇です。監督に聞きました。
■怒り腹に「あの日」伝える
被爆母子の手記や詩で
朗読「夏の雲は忘れない」に出演 日色ともゑさん
原爆投下から70年。女優たちによる朗読「夏の雲は忘れない ヒロシマ・ナガサキ一九四五年」(主催・夏の会、中村たつ代表)が、今年も全国を巡ります。出演する日色ともゑさんが思いを語ります。

■地球の詩 高砂淳二
産卵の瞬間
■ほかにこんな記事が
▼〈連載小説「たんぽぽ団地」作:重松清、絵・題字:タムラフキコ〉〈41〉第七章 ワタルくんの忘れ物 3
▼〈リレーエッセー 風の色〉
根拠のない自信も夢へと輝く 津軽三味線奏者・はなわちえさん
▼〈連載漫画 ポケネコ にゃんころりん〉
作:山本悦子、漫画:沢音千尋〉12
▼〈魔女先生の玉手箱〉
(62) 怪獣が傘壊した! 小学校教諭・大江未知さん
▼〈スポット〉"曇り女"初の作詞
声優 佐藤聡美さん
▼〈知ってトクする50代からの歩き方〉
11 手軽にストレッチ 驚くほど歩きやすく
健康運動指導士・黒田恵美子さん
▼〈文 庫〉
下川裕治、中田浩資著『一両列車のゆるり旅』
畠中恵著『けさくしゃ』
獅子文六著『七時間半』
下嶋哲朗著『平和は『退屈』ですか 元ひめゆり学徒と若者たちの五〇〇日』
吉沢久子著『吉沢久子、27歳の空襲日記』
▼〈経済これって何?〉裁量労働制の対象業務拡大
これで「働き過ぎを是正」?
労働総研顧問・牧野富雄
▼〈にちようシネマ館〉
「アリスのままで」「雪の轍」「悪党に粛清を」
「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」
▼〈赤旗相談〉「遊びに誘われる中3息子 川崎の事件と重なり心配」
「介護する私にと生前贈与 父死去し相続はどうなる」
▼〈NEWディスク〉バードマン幸田の3枚
「アルティメイト・コレクション」/ジョージ・ベンソン
「ブルー・ボッサ〜スタンダード・コレクション〜」/ジョアン・ドナート
「ラ・メーシャ」/ディア・ブルース
▼〈囲碁・将棋〉6カ月で1級から五段位まで 実力認定テスト〈第422回〉
出題者・将棋・阿部光瑠五段(第45期新人王)
出題者・囲碁・一力 遼七段(第39期新人王)
▼〈詰 碁〉結城聡九段〈詰将棋〉伊藤果七段〈詰連珠〉岡部寛八段
▼〈読者の文芸〉詩・俳句
▼〈つ り〉シロギス そっと誘って
一気に攻める 神奈川・金沢港
▼〈メディアをよむ〉NHKが「慰安婦」に焦点
法政大学名誉教授・須藤春夫さん
▼〈うれしい一品〉
料理研究家・杵島直美さんの「彩り野菜のピクルス」
▼〈1週間のおかず〉6月28日〜7月4日
「五目まぜご飯」「豚みそのレタス包み」ほか
▼〈日曜クイズ〉
正解者には抽選で100人に景品をお送りします。
▼〈クイズでごジャレ〉
小学生限定のクイズ。正解者に抽選で50人に賞品。





テレビのニュースやワイドショー、新聞や週刊誌など日々流されるマスメディア情報の特徴や問題点をマスコミ経験者や専門家が交代で検証します。次の4氏がリレーで執筆しています。ジャーナリズム研究者・丸山重威さん。弁護士・白神優理子さん。ジャーナリスト・沢木啓三さん。ジャーナリスト・臺宏士さん。
揺れながら育つ中学生の姿を描く教育エッセー。筆者は中学校教諭の坂本隆太郎さん。さし絵は黒須高嶺さんです。

つり欄は「釣り人が主人公」。どの記事も季節の釣り物を現場に足を運んで記録したものばかりです。「信頼できる内容」と好評を得ています。全国の釣り人が、厳しい山岳渓流のイワナや、釣りの対象としては最深のアコウダイの記録を寄せています。川から海から、釣りの対象になるほとんどの魚種が登場します。生態系のかく乱をはじめ、自然破壊や地球温暖化にいち早く気づくのも釣り人です。そんな現場の情報も報告されます。
「健康らいふ」 第一線で活躍している医師や研究者が登場し、健康に役立つ最新情報がいっぱいです。《随時掲載》
時代がことばをないがしろにしている。ことばの取り扱いに気を配りながら、いまこそ、ことば磨き――。元NHKエグゼクティブアナウンサーが人の心に響く、思いやりのあることばの使い方のヒントを語ります。
「性の何でも屋さん」の あかたちかこさんがジェンダーについて楽しく考えるエッセーをお届けします。(年4回)
いすに座って気軽にできる介護予防に効果的な健康体操を、ごぼう先生がこと、簗瀬寛さんが紹介します。