地下鉄サリン事件から20年
一連の事件防ぐ機会何度もあった 裁判で核心に迫る検証を
被告はすべて語り尽くして
オウム真理教家族の会会長、VXガスで自身も被害
永岡弘行さん(76)
13人が死亡、6000人余が被害を受けた地下鉄サリン事件(1995年3月20日)から20日で20年。いま「最後のオウム裁判」が東京地裁で開かれています。未曽有の無差別テロはなぜ起きたのか、なぜ防げなかったのか。一連のオウム事件で何を学び、教訓にしなければならないのでしょうか-。ジャーナリストの柿田睦夫さんのルポです。