■「地球の裏側」でも米軍支援
日米ガイドライン再改定へ中間報告
集団的自衛権具体化へ
戦争体制づくり 即時中止を 日本共産党 志位和夫委員長
日本政府が発表した日米軍事協力の指針（ガイドライン）再改定に向けた中間報告（８日）。安倍政権が７月に強行した集団的自衛権行使容認の閣議決定の具体化ともいえるその危険な中身とは―。
■青色ＬＥＤが世界変える
ノーベル賞 赤崎、天野、中村氏に物理学賞
平和賞にマラらさんら
「彼らの発明は革命的」―。スウェーデン王立科学アカデミーはこんな言葉で、青色発光ダイオード（ＬＥＤ）を開発した日本の研究者３人に今年のノーベル物理学賞を贈りました。青色ＬＥＤの開発がなぜ「革命的」なみか―。
■「慰安婦」問題 世界はこう見る
安倍首相が責任逃れするほど 日本の尊厳損なう
米テンプル大学ジャパン教授 ジェフ・キングストンさんに聞く
朝日新聞の記事取り消しを契機に、「慰安婦」問題で日本軍の関与と強制性を認め、謝罪した「河野談話」（1993年、河野洋平官房長官の談話）に対し、右派勢力からの攻撃が強まっています。しかし、この動きは国際的には大きな反発を呼んでいます。現代日本とアジアの関係に詳しく、各国メディアにしばしば見解を表明している米テンプル大学ジャパンのジェフ・キングストン教授に聞きました。
■最高裁「国に責任」 泉南アスベスト訴訟
初判断に原告 「苦しみ、恐怖 解決早く」
アスベスト（石綿）の健康被害について最高裁は９日、国の責任を初めて認める判決を出しました。訴えたのは大阪府・泉南地域の石綿関連工場の元労働者や遺族ら89人。2006年５月の提訴から８年半のたたかいでした。
■消費税増税中止を
法人税減税やめ 最賃引き上げよ
参院予算委 大門実紀史議員
日本共産党の大門実紀史議員は８日、参院予算委員会で質問に立ち、消費落ち込みの原因と対策、法人税減税、カジノ解禁の問題などを追及しました。
■秘密保護法廃止今すぐ
安倍政権 12月施行を閣議決定
戦争のための統制容易に 日本体育大教授 清水雅彦さん
「声上げよう」ミュージカルで訴え
22日から上演「ザ・シークレット・ガーデン」
昨年12月に強行可決された秘密保護法。ことし12月10日から施行する方針の安倍内閣は14日、そのための秘密指定や適性評価のあり方などを定めた運用基準や施行令を閣議決定しました。このような安倍政権の暴走に、各地で抗議のデモや集会が行われ、演劇人らもミュージカルでアピールするなど多彩な反対運動が広がっています。日本体育大学教授の清水雅彦さんにも話を聞きました。
■叫べ 東北 戦争・原発への怒り 音楽で
とうほぐまつりオールスターズ
白崎映美さん 新ユニット
「東北６県ろーる！」。音楽集団「上々颱風（しゃんしゃんたいふーん、現在活動休止中）のボーカル、白崎映美さんが新ユニット「とうほぐまづりオールスターズ」を立ち上げ、アルバム「まづろわぬ民」（「従わない民」の意）を発表し、全国ツアー中です。白崎さんに聞きました。
■第27回東京国際映画祭
23日から９日間 歌舞伎座でチャプリン上映も
第27回東京国際映画祭が23日から31日までの９日間、六本木ヒルズ（東京都港区）、ＴＯＨＯシネマズ日本橋（同中央区）をメーン会場に開催されます。
■故 水上勉さんの"警告"今に
原発誘致 人をおろそかにすれば人間も途絶える
青年座創立60周年記念公演 地の乳房
演出 宮田慶子さん
故・水上勉さんの残した"警告"が胸に響きます。青年座創立60周年記念公演「地の乳房」は、原発誘致で変わる村と人を描く作品です。同座所属で演出の宮田慶子さん（新国立劇場芸術監督）が、水上さんの思いをよみがえらせます。
■野生に魅せられて 立松光好
目玉模様の美
■読者の写真
とっておきの１枚
（月１回掲載）
■ほかにこんな記事が
▼〈連載小説「たんぽぽ団地」作:重松清、絵・題字:タムラフキコ〉〈７〉第一章 プロジェクト始動 ５
▼〈リレーエッセー 風の色〉
こんな時代だからこそ 女優・有馬理恵さん
▼〈連載漫画「宮沢賢治短編集」作:宮沢賢治、作画：ますむらひろし〉
ひかりの素足 ⑭
▼〈魔女先生の玉手箱〉
(28) 悪口合戦の結末は 小学校教諭・大江未知さん
▼〈知ってトクする マンション再生〉⑩ 管理会社との付き合い方
集合住宅維持管理機構・理事長、大阪市立大学名誉教授・梶浦恒男さん
▼〈本立て〉
松橋隆司著『弁護士 馬奈木昭雄』
合田寛著『タックスヘイブンに迫る』
岩切友里子著『カラー版 国芳』
▼〈経済これって何？〉
配偶者控除の廃止 生活費非課税の原則壊す 税理士・関本秀治さん
▼〈にちようシネマ館〉
「マルタのことづけ」「メアリーと秘密の王国」
「まほろ駅前狂騒曲」「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」
▼〈赤旗相談〉「昔の厚生年金見つかった 差額が出ると生活保護は」
「高２クラスの担任ですが 生徒が妊娠したらしいと」
▼〈ＮＥＷディスク〉クラシック 宇野功芳の２枚
「マーラー：交響曲第７番《夜の歌》」／グスターボ・ドゥダメル（指揮）、シモン・ボリバル交響楽団
「チャイコフスキー：交響曲第５番、スラヴ行進曲」／小林研一郎（指揮）、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
▼〈囲 碁〉依田紀基九段の眼 第39期新人王戦ここがポイント
構想を支える利かし
準々決勝第４局 先・黒・安達利昌三段 ＶＳ 白・志田達哉七段
▼〈将 棋〉蛸島彰子の将棋ステップアップ（８）
一歩千金 日本女子プロ将棋協会所属、蛸島彰子女流五段
▼〈詰 碁〉結城聡九段〈詰将棋〉伊藤果七段〈詰連珠〉岡部寛八段
▼〈読者の文芸〉短歌・俳句・川柳
▼〈つ り〉アユ 「ん？ 大物の予感」 栃木・鬼怒川
▼〈メディアをよむ〉地方紙の存在は大きい 新聞ジャーナリスト・阿部裕さん
▼〈うれしい一品〉料理研究家・本谷惠津子さんの「キノコのピラフ」
▼〈1週間のおかず〉10月19日〜25日
「リンゴとキャベツのコールスロー」「豚肉と春雨の炒めもの」ほか
▼〈日曜クイズ〉
正解者には抽選で100人に景品をお送りします。
▼〈クイズでごジャレ〉
小学生限定のクイズ。正解者に抽選で50人に賞品。
ますむらひろしさんが宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に35年ぶり３度目の挑戦（2020年は最終形・前編、後編は2022年予定）。数年に及ぶ探究と試行錯誤を経て、カラーも使った綿密な絵で賢治の世界を表現します。
リレーエッセー
テレビのニュースやワイドショー、新聞や週刊誌など日々流されるマスメディア情報の特徴や問題点をマスコミ経験者や専門家が交代で検証します。次の４氏がリレーで執筆しています。ジャーナリズム研究者・丸山重威さん。弁護士・白神優理子さん。ジャーナリスト・沢木啓三さん。ジャーナリスト・臺宏士さん。
揺れながら育つ中学生の姿を描く教育エッセー。筆者は中学校教諭の坂本隆太郎さん。さし絵は黒須高嶺さんです。
映画評論家や、日曜版記者が数多くの新作から厳選した映画を紹介します。 
つり欄は「釣り人が主人公」。どの記事も季節の釣り物を現場に足を運んで記録したものばかりです。「信頼できる内容」と好評を得ています。全国の釣り人が、厳しい山岳渓流のイワナや、釣りの対象としては最深のアコウダイの記録を寄せています。川から海から、釣りの対象になるほとんどの魚種が登場します。生態系のかく乱をはじめ、自然破壊や地球温暖化にいち早く気づくのも釣り人です。そんな現場の情報も報告されます。
「健康らいふ」 第一線で活躍している医師や研究者が登場し、健康に役立つ最新情報がいっぱいです。《随時掲載》
時代がことばをないがしろにしている。ことばの取り扱いに気を配りながら、いまこそ、ことば磨き――。元ＮＨＫエグゼクティブアナウンサーが人の心に響く、思いやりのあることばの使い方のヒントを語ります。
「性の何でも屋さん」の あかたちかこさんがジェンダーについて楽しく考えるエッセーをお届けします。（年4回）
いすに座って気軽にできる介護予防に効果的な健康体操を、ごぼう先生がこと、簗瀬寛さんが紹介します。
各ジャンルの専門家が、新しく発売になった注目のディスクを紹介します。洋楽は山口智男さん。クラシックは、伊熊よし子さん、吉井亜彦さん。ジャズはバードマン幸田さん、天神直樹さんです。
法律、年金・社会保険、税金、子ども・教育、障害児教育、医療福祉、マンション・住宅の７分野の専門家が電話相談にお答えした内容で、広く役立つ内容を含む事例をご紹介しています。