危険地域でも対策とらず
砂防費激減 整備完了まで333年
避難基準見直しと傾斜地対策を
広島豪雨災害合同調査団長・広島大学教授 土田孝さん
土石流で死者行方不明者91人(27日午前6時現在)にのぼる被害が出た広島市。千数百人が避難生活を送っています。行方不明者の一刻も早い救出と早期復旧が急がれます。同市では15年前に大規模な土砂災害があっただけに被災者からは「防ぐことはできなかったのか」との声が上がっています。現地ルポです。日本共産党は山下芳生書記局長を本部長に「2014年夏・広島等豪雨災害対策本部」を設置。現地の党組織や党議員らとともに、被災者の救援・支援に全力を挙げています。土木学会・地盤工学会・広島豪雨災害合同調査団長の土田孝広島大学教授にも話を聞きました。