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差別の世 民衆の唄を伝承

 山梨大学教授 ジェラルド・グローマーさんにきく
 目の不自由な女旅芸人を研究 『瞽女うた』

14071329goze180.jpg目の不自由な女性の旅芸人、瞽女(ごぜ)。最盛期は明治から近世までです。村々を回り、戸口や座敷で唄と三味線を披露して生計を立てていました。彼らの唄を研究した本『瞽女うた』(岩波新書)を出し、「瞽女唄は草の根の文化だ」と語るジェラルド・グローマー山梨大学教授に聞きました。




権力に屈しない江戸の出版人
本の窓

江戸の出版界を舞台にしたスリリングな小説が話題になっています。谷津矢車著『蔦屋(つたや)』(学研パブリッシング・1300円)です。実在した出版人・蔦屋重三郎を軸に、喜多川歌麿、山東京伝、写楽など、蔦屋と仕事をした当時のそうそうたる文化人が登場する物語です。


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