■集団的自衛権閣議決定の暴挙 志位委員長が声明発表
「憲法を破壊し、『海外で戦争する国』をめざす歴史的暴挙―集団的自衛権行使容認の「閣議決定」の撤回を求める」 2014年７月１日 日本共産党幹部会委員長 志位和夫
日本共産党の志位和夫委員長は１日、国会内で記者会見し、安倍政権が同日、集団的自衛権行使容認にむけた閣議決定をしたことに対し、声明を発表しました。（全文はこちらからでもごらんになれます）
■見過ごされた異変 育児放棄・児童虐待
厚木 男児遺棄１カ月 神奈川
行政は連携し積極的支援を
花園大学社会福祉学部教授 津崎哲郎さん
神奈川県厚木市のアパートで当時５歳の男児が親の育児放棄の末、餓死していた事件の発覚から１カ月余。その後も同様の事件が起きています。繰り返される悲劇を防ぐことはできなかったのでしょうか。花園大学社会福祉学部教授で元大阪市中央児童相談所長の津崎哲郎さんにも話を聞きました。
■目先の利益最優先 大企業栄え民滅ぶ
法人税減税、残業代ゼロ
安倍「骨太方針」「新成長戦略」
まともな経済政策ではない 日本共産党書記局長 山下芳生さん
安倍晋三内閣が閣議決定（６月24日）した「経済財政運営と改革の基本方針2014」（骨太の方針）と、「日本再興戦略改訂」（新成長戦略）。法人税減税や「残業代ゼロ」制度の導入など大企業のための政策が並びます。閣議決定された「骨太の方針」と新成長戦略について、日本共産党の山下芳生書記局長は談話を発表しました。元内閣審議官の古賀茂明さんにも話を聞きました。
■強兵のための「富国」 同志社大学 浜矩子さん
安倍政権の一連の政策について、浜矩子同志社大学教授に聞きました。
■閣議決定強行 撤回を 官邸前の声
９条骨抜きはダメ 公明党にも腹立つ
勝手に決めるな！ 黙っていられない 戦争は絶対反対
個別の立法で反対の声を 作家 大江健三郎さん
閣議決定は憲法超えない 国民安保法制懇
小林節、大森政輔、阪田雅裕各氏が批判
集団的自衛権行使容認の閣議決定を強行した１日、首相官邸前で約６万人の人びとが終日、抗議行動を続けました。閣議決定強行が伝えられた瞬間、参加者らは一瞬静まり返り、すぐに「閣議決定今すぐ撤回」「憲法破壊絶対反対」「改憲やめろ」のコールを大きく響かせました。
■ごまかし会見 首相の本音
露骨 政府問答集 「海外で戦争する国」へ
武力行使に歯止めなし
多国籍軍にも参加可能
集団的自衛権の行使容認に向けた解釈改憲の閣議決定を１日強行した安倍政権。憲法９条のもと歴代政権は、集団的自衛権の行使は「憲法上許されない」としてきたのに、今回の閣議決定はそれを大転換しました。
■原発汚染水 地下漏出 東電認める
止水工事は難航
日曜版が昨年９月指摘
日曜版（昨年９月29日号）は、政府の汚染水対策に携わる専門家の取材をもとに、福島第１原発から放射能汚染水が地下にもれている可能性を指摘しました。その事実を東京電力は６月24日、認めました。これにより安倍晋三首相の「汚染水は完全にブロックされている」発言のウソがあらためて明らかになりました。
■川内原発再稼働反対 NO NUKES DAYに5500人
都内で開かれた九州電力川内原発の再稼働に反対する「さようなら原発 首都大行進」（６月28日）には雨のなか、約5500人が参加しました。
■全国革新懇が総会
政治変える"かけ橋"に
憲法守ろう 保守派も次々／青年「ゆるく気軽に共同」
集団的自衛権の行使容認をめぐり緊迫した情勢のもと、全国革新懇（平和・民主・革新の日本をめざす全国の会）は６月28日、東京都内で第34回総会を開きました。各地・各分野の革新懇は計820へ前進。総会では「安倍暴走を食い止め、憲法を守り生かす正義のたたかいに立ちあがろう」と呼びかける特別決議を採択しました。
■被爆した子の魂の言葉で
７年目 朗読劇「夏の雲は忘れない」
高田敏江さん 出演の思い語る
暗雲漂う今だから、「あの日」の言葉がいっそう胸に響きます。７年目を迎える朗読劇「夏の雲は忘れない ヒロシマ・ナガサキ一九四五年」（主催・夏の会、中村たつ代表）。出演する高田敏江さんが思いを語ります。
■高畑勲監督 表現の"革命家"
仏アニメーション映画祭 名誉功労賞
高い志 世界が称賛
映像評論家 叶精二
６月９日、フランスで開催されたアヌシー国際アニメーション映画祭で高畑勲監督が名誉功労賞を受賞しました。高畑監督の業績について、映像研究家の叶精二さんが解説します。
■やくさん本紙連載が本に
『やくみつるの小言・大言』（新日本出版社・1000円〈税別〉）
連載「やくみつるの小言・大言」が単行本になりました。連載は1994年10月23日号から始まり、20年目になります。政治や社会への「小言」をクスッと笑えるタッチで４こまに盛り込んだやくさんの漫画。めまぐるしく変遷した20年を振り返る記録でもあります。
■アジアの働き者 三井昌志
水牛の活躍
■ほかにこんな記事が
▼〈連載小説「風雪のペン」作:吉橋通夫、絵:西のぼる、題字:日野原牧〉〈50〉第十章・迷いながらも ３・ふたり乗り
▼〈リレーエッセー 風の色〉
Ｗ杯 若者にホレボレ 女優・冨士眞奈美さん
▼〈連載漫画「宮沢賢治短編集」作:宮沢賢治、作画：ますむらひろし〉
オツベルと象 ⑪終
▼〈やくみつるの小言・大言〉その476
▼〈魔女先生の玉手箱〉
(14) 賞状くれないの？ 小学校教諭・大江未知さん
▼〈スポット〉包丁さばき見せます タレント、俳優 玉森裕太さん
▼〈知って役立つ わかる介護入門〉
⑨ はいれる施設は？ 費用は？
医療法人財団健和会 保健師・矢野知恵さん
▼〈本立て〉
浅川博忠著『小選挙区制は日本を滅ぼす 「失われた二十年」の政治抗争』
宮崎誠著『いのちはどこにありますか？ 硫黄島 父からの手紙と母のノート』
ちばてつや著『ちばてつやが語る「ちばてつや」』
▼〈経済これって何？〉
銀行の金利操作 借り手の国民から高い利息
日本共産党国会議員団事務局・丸井龍平さん
▼〈にちようシネマ館〉
「坑道の記憶〜炭坑絵師・山本作兵衛〜」「観相師」
「ビヨンド・ザ・エッジ 歴史を変えたエベレスト初登頂」「マダム・イン・ニューヨーク」
▼〈赤旗相談〉「定年後も非常勤で働いた 退職後の失業給付金は？」
「体のことを聞く４歳娘に 何をどう話したらいいの」
▼〈ＮＥＷディスク〉洋楽 山口智男の３枚
「ザ・ハンティング・パーティー」/リンキン・パーク
「ディスグレイスランド」/ジ・オーウェルズ
「ザ・ブラック・マーケット」/ライズ・アゲインスト
▼〈将 棋〉怒濤流 新人王戦解説 大内延介九段
最後まで油断大敵 第45期新人王戦 ２回戦第10局
先・黒・福間健太三段 ＶＳ 白・都成竜馬三段
▼〈囲 碁〉拓ちゃんの一手指南〈219〉
上辺が焦点です 日本棋院・山田拓自八段
▼〈懸 賞〉〈詰 碁〉結城聡九段〈詰将棋〉伊藤果七段〈詰連珠〉岡部寛八段
▼〈読者の文芸〉短歌・俳句・川柳
▼〈つ り〉大アジ42㌢ 九目釣りに大満足 京都・冠島
▼〈メディアをよむ〉法曹の道閉ざす重い借金 弁護士・上田月子さん
▼〈うれしい一品〉奥薗壽子さんの「鶏肉とオクラのカレー炒め」
▼〈1週間のおかず〉
「タコライス」「モヤシと豚肉の甘酢炒め」ほか
▼〈日曜クイズ〉
正解者には抽選で100人に景品をお送りします。
▼〈クイズでごジャレ〉
小学生限定のクイズ。正解者に抽選で50人に賞品。
ますむらひろしさんが宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に35年ぶり３度目の挑戦（2020年は最終形・前編、後編は2022年予定）。数年に及ぶ探究と試行錯誤を経て、カラーも使った綿密な絵で賢治の世界を表現します。
リレーエッセー
テレビのニュースやワイドショー、新聞や週刊誌など日々流されるマスメディア情報の特徴や問題点をマスコミ経験者や専門家が交代で検証します。次の４氏がリレーで執筆しています。ジャーナリズム研究者・丸山重威さん。弁護士・白神優理子さん。ジャーナリスト・沢木啓三さん。ジャーナリスト・臺宏士さん。
揺れながら育つ中学生の姿を描く教育エッセー。筆者は中学校教諭の坂本隆太郎さん。さし絵は黒須高嶺さんです。
映画評論家や、日曜版記者が数多くの新作から厳選した映画を紹介します。 
つり欄は「釣り人が主人公」。どの記事も季節の釣り物を現場に足を運んで記録したものばかりです。「信頼できる内容」と好評を得ています。全国の釣り人が、厳しい山岳渓流のイワナや、釣りの対象としては最深のアコウダイの記録を寄せています。川から海から、釣りの対象になるほとんどの魚種が登場します。生態系のかく乱をはじめ、自然破壊や地球温暖化にいち早く気づくのも釣り人です。そんな現場の情報も報告されます。
「健康らいふ」 第一線で活躍している医師や研究者が登場し、健康に役立つ最新情報がいっぱいです。《随時掲載》
時代がことばをないがしろにしている。ことばの取り扱いに気を配りながら、いまこそ、ことば磨き――。元ＮＨＫエグゼクティブアナウンサーが人の心に響く、思いやりのあることばの使い方のヒントを語ります。
「性の何でも屋さん」の あかたちかこさんがジェンダーについて楽しく考えるエッセーをお届けします。（年4回）
いすに座って気軽にできる介護予防に効果的な健康体操を、ごぼう先生がこと、簗瀬寛さんが紹介します。
各ジャンルの専門家が、新しく発売になった注目のディスクを紹介します。洋楽は山口智男さん。クラシックは、伊熊よし子さん、吉井亜彦さん。ジャズはバードマン幸田さん、天神直樹さんです。
法律、年金・社会保険、税金、子ども・教育、障害児教育、医療福祉、マンション・住宅の７分野の専門家が電話相談にお答えした内容で、広く役立つ内容を含む事例をご紹介しています。