東京裁判って何だった
侵略美化につながる動き
否定論は戦後の歩みに逆らうもの
明治大学教授 山田朗さんに聞く
アジア・太平洋戦争終結から約70年。"日本がアメリカと戦争して負けた? いつ?"―若い人からこんな質問が出るようになりました。戦争に負けた日本は米英など連合国に降伏し、戦争指導者が国際裁判にかけられました。東京裁判です。間違った戦争をした罪が裁かれました。ところが安倍首相などのように"日本は負けたから裁かれた"と意義を否定する動きが強まっています。東京裁判とは何だったのか。その意義や否定論について明治大学の山田朗教授(日本近現代史)に聞きました。