日曜版「しんぶん赤旗」

日本共産党メイン

「しんぶん赤旗」トップ

どこでも震度6強の危険 首都直下型備えは

 最大被害 死者2万3千人

 耐震・防火で大幅減災できる

 街にあふれる帰宅困難者 過密都市が大災害をうむ
   東大地震研教授・地震研地震予知研究センター長 平田直さん
 関東大震災―大八車で火災拡大 現在は路上埋める自動車
   名古屋大学減災連携研究センター教授 武村雅之さん

14012618disaster360.jpg最悪2万3千人の死者、経済被害は国家予算に匹敵する約95兆円―。国の中央防災会議がまとめたマグニチュード(M)7級の首都直下地震の新たな被害想定です(昨年12月19日発表)。専門家は被害の深刻さとともに、建物の耐震対策と出火防止対策をとることで大幅に被害を減らせることを強調しています。東京大学地震研究所教授・地震予知研究センター長・平田直さん、名古屋大学減災連携研究センター教授の武村雅之さんにも話を聞きました。


(c)「しんぶん赤旗」日曜版