■原発跡地は遊園地 ドイツ
運動広がり廃炉に転換
高速増殖炉「もんじゅ」のモデル
元原子力発電所の巨大な冷却塔の周りに、子どもが遊べるメリーゴーラウンドや観覧車が―。こんな光景が目前に広がります。ここはドイツ西部の町、カルカー。完成目前だった高速増殖炉が廃止され、遊園地になっていました。「原発ゼロ」に挑むドイツからリポートします。
■ドイツ原発 世界最大級の解体工場
作業終了には長い年月
政府が2020年までの原発全廃を決めたドイツ。今、廃炉が決まった原発を解体する作業が進んでいます。ドイツ北東部、バルト海に面する港町グライフスワルト・ルブミンの世界最大規模の原発解体工場からのリポートです。
■深海大冒険
新発見 常識覆す生命の起源
硫化水素がエネルギー源
熱水周辺ぎっしり大集落
海底から"宇宙"が見える
海洋研究開発機構(JAMSTEC) 高井研さんに聞く
微生物の力で暗黒環境を再現
新江ノ島水族館・深海生物担当 北嶋円さん
いま深海生物が熱い注目を集めています。光の届かない真っ暗な世界で次々と発見される奇妙な生き物たち。実は深海生物には太古の生命誕生のなぞを解明する手がかりになるという新たな期待が集まっているのです。海洋研究開発機構(JAMSTEC)の高井研さんに研究の最前線を聞きました。新江ノ島水族館で、深海生物の長期飼育と展示を
担当する北嶋円さんに、飼育の工夫や面白さを聞きました。
■新連載漫画 ますむらひろし 宮沢賢治短編集
やまなし ①
いよいよ、ますむらひろしさんによる宮沢賢治の物語が始まります。これまで、猫のキャラクターで描いた「銀河鉄道の夜」など宮沢賢治の作品を漫画にしてきました。賢次作品にとりくんで30年になります。最初は「やまなし」です。全5回の予定。以降「オツベルと象」「虔十公園林」「ひかりの素足」を連載します。1年間、ますむらひろしさんが描く、賢次の世界をお楽しみください。





テレビのニュースやワイドショー、新聞や週刊誌など日々流されるマスメディア情報の特徴や問題点をマスコミ経験者や専門家が交代で検証します。次の4氏がリレーで執筆しています。ジャーナリズム研究者・丸山重威さん。弁護士・白神優理子さん。ジャーナリスト・沢木啓三さん。ジャーナリスト・臺宏士さん。
揺れながら育つ中学生の姿を描く教育エッセー。筆者は中学校教諭の坂本隆太郎さん。さし絵は黒須高嶺さんです。

つり欄は「釣り人が主人公」。どの記事も季節の釣り物を現場に足を運んで記録したものばかりです。「信頼できる内容」と好評を得ています。全国の釣り人が、厳しい山岳渓流のイワナや、釣りの対象としては最深のアコウダイの記録を寄せています。川から海から、釣りの対象になるほとんどの魚種が登場します。生態系のかく乱をはじめ、自然破壊や地球温暖化にいち早く気づくのも釣り人です。そんな現場の情報も報告されます。
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