苦しかった4年 思わず涙
流れ変える大きな力 弁護団長 内山新吾さん
「クーリング期間」の偽装 国会で共産党が告発
全国の労働者に勇気を与える判決が出ました。大手自動車メーカー、マツダによる大量派遣切りの違法性が13日、山口地裁(山本喜彦裁判長)の判決で断罪されたのです。「マツダの横暴は許せない」。その怒りを胸に提訴して4年。勝訴した原告の思いは―。弁護団長の内山新吾さんの話も聞きました。日本共産党の志位和夫委員長は09年2月の衆院予算委員会で、マツダの派遣切りに関して質問。派遣労働者をサポート社員に切り替える「クーリング期間」の偽装を告発しました。「マツダ弁護団」の一員でもある仁比聡平参院議員(当時)も08年12月、マツダの雇用実態を国会で取り上げました。