立正大学法学部客員教授・税理士 浦野広明さん
消費税大増税で問われる税金の在り方―。浦野広明・立正大学法学部客員教授の「そもそも税金講座」。第13回・最終回のテーマは、財政危機打開の方向についてです。いま、日本社会に問われているのは、財界の側がめざす改革か、国民生活の視点からの改革か、ということです。前者は、民主、自民、公明の3党が進める、消費税率を10%に引き上げて社会保障の大改悪を押し付ける「一体改革」関連法案で、限りなく憲法から遠ざかる道です。後者は、日本共産党が2月7日に発表した提言です。この提言は、消費税に頼らず、社会保障を再生・拡充し財政危機を打開する具体的立法政策を詳細に示したもので、憲法を国民生活に限りなく近づけて生かす道となっています。提言の眼目は、歳出と歳入の改革によって社会保障の段階的充実をはかることと、国民所得を増やす民主的経済改革を「二つの柱」に位置づけ、それを同時並行ですすめるということです。





テレビのニュースやワイドショー、新聞や週刊誌など日々流されるマスメディア情報の特徴や問題点をマスコミ経験者や専門家が交代で検証します。次の4氏がリレーで執筆しています。ジャーナリズム研究者・丸山重威さん。弁護士・白神優理子さん。ジャーナリスト・沢木啓三さん。ジャーナリスト・臺宏士さん。
揺れながら育つ中学生の姿を描く教育エッセー。筆者は中学校教諭の坂本隆太郎さん。さし絵は黒須高嶺さんです。

つり欄は「釣り人が主人公」。どの記事も季節の釣り物を現場に足を運んで記録したものばかりです。「信頼できる内容」と好評を得ています。全国の釣り人が、厳しい山岳渓流のイワナや、釣りの対象としては最深のアコウダイの記録を寄せています。川から海から、釣りの対象になるほとんどの魚種が登場します。生態系のかく乱をはじめ、自然破壊や地球温暖化にいち早く気づくのも釣り人です。そんな現場の情報も報告されます。
「健康らいふ」 第一線で活躍している医師や研究者が登場し、健康に役立つ最新情報がいっぱいです。《随時掲載》
時代がことばをないがしろにしている。ことばの取り扱いに気を配りながら、いまこそ、ことば磨き――。元NHKエグゼクティブアナウンサーが人の心に響く、思いやりのあることばの使い方のヒントを語ります。
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