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□6□ 消費税の歴史

国民の反対 何度も導入阻止

    立正大学法学部客員教授・税理士 浦野広明さん

消費税大増税で問われる税金の在り方―。浦野広明・立正大学法学部客員教授の「そもそも税金講座」。⒍回目の今回は、消費税の歴史を振り返ります。現行の消費税を除けば、歴代政府は大型間接税の導入・定着に失敗し続けてきました。日本共産党の選挙における躍進が、大型間接税を食い止めてきたことも。どんなにごまかそうとも、消費税増税の痛みは隠しようがなく、国民の反発は強まります。連載でこれまで見てきたように、憲法が求める応能負担原則と税の使途に関する国民の理解を深めていくことが増税勢力の野望を断つ道だということを、消費税の歴史を通じて理解を深めていきます。


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