■「税と社会保障の一体改革」の看板で
公的保険の骨格崩す 埼玉県医師会長 金井忠男さん
今でも重い病院や診療所での医療費窓口負担。野田内閣が、「税と社会保障の一体改革」という看板のもと、消費税は増税、社会保障も切り刻む―という路線を進めているからです。踏んだりけったりの社会保障改悪の内容をシリーズで伝えます。「窓口負担は公的医療保険制度の骨格です。それを崩していく政府のやり方には、保険制度を守るという基本がありません」という埼玉県医師会長の金井忠男さんインタビューも掲載しています。