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2022年4月18日(月)

農業こうして守る

食料危機にも備えられる政治を

埼玉 市民らシンポ いわぶち氏あいさつ

 「埼玉の農業・食料を考えるシンポジウム」が16日、さいたま市で開かれ、130人以上が参加しました。


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(写真)シンポジウムで埼玉の農業・食料について発言する人たち=16日、さいたま市

 東京大学の鈴木宣弘教授が基調講演し、ロシアのウクライナ侵略で食料争奪戦が激化し、食料自給率の低さなどから危機にある日本の農業について解説。「『ここなら安全でおいしい食べ物が買える』という信頼ネットワークを広げ、命を守り、食料危機にも備えられる地域・国をつくろう」と呼びかけました。

 坂戸市の大規模農家の原伸一さんは、住民や農家の合意なく進められている遊水地建設計画に反対する取り組み、伝統食を守る運動をする栗原澄子さんは、消費者と生産者をつなぐ取り組みを報告。自然エネルギー電気の地産地消をめざす「彩の国でんき」の吉村文則社長は「埼玉にも田んぼの上で太陽光発電に取り組む『ソーラーシェアリング』などがある」と紹介しました。

 埼玉県農民運動連合会の松本慎一副会長は「埼玉県は全国に先駆けて種子条例をつくった。消費者や行政と一体に、日本・埼玉の農業を守るために頑張りたい」と話しました。

 日本共産党の、いわぶち友参院議員が「農家を苦しめる自民党農政を大きく変える時です。力をあわせ、参院選で新しい政治を切り開きましょう」とあいさつ。梅村さえこ参院埼玉選挙区予定候補がメッセージを寄せました。


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