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学術・文化

各分野の年末回顧

<映画>

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                 「スパイの妻」(各地で公開中)

 人々を分断するコロナ禍は、逆に映画人らの連帯、協同の輪を広げさせた―。そんな感慨を抱かせる映画界でした。ミニシアター救済の広がり。映画館の入場人員制限を余儀なくされながらも、館内の消毒や換気などの手立てを尽くしての上映や、創意を生かした数々の取り組みがありました。上映作品も、女性の人生の輝きを映す内外の見ごたえのある作品が並びました。(紙面を見る 12月25日

<美術>

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ヨコハマトリエンナーレ2020展示風景

 新型コロナの感染拡大防止対策を徹底して、昨年も多くの展覧会が開かれました。現代アートの国際展「ヨコハマトリエンナーレ2020」は海外作家が来日できない中、オンラインで準備を進め多様な文化を紹介しました。ほかにも地球環境問題や権力の暴走をテーマにした展覧会が開かれ、社会問題を告発するアートの力を示しました。(紙面を見る 12月18日

<演劇>

 コロナ禍での舞台での注目作を振り返りました。日本の侵略の歴史に向き合うことで現在と未来を見つめた青年劇場「星をかすめる風」や、暗殺・テロ事件をとおして現代に警鐘を鳴らした劇団俳優座「火の殉難」の2作品を紹介。ほかにシェイクスピア歴史劇シリーズの完結編である新国立劇場「リチャード二世」など3作品も振り返りました。(紙面を見る 12月18日

<出版>

 今年の出版界は、コロナ禍による緊急事態宣言で販売減の後、在宅時間増などで復調。漫画本や、ブレイディみかこ著『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)などノンフィクションが読まれました。カール・マルクス著、日本共産党社会科学研究所監修『新版 資本論』(新日本出版社)は第8分冊まで登場。(紙面を見る 12月27日

現代の視点 米国の核開発と先住民の犠牲

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 核兵器禁止条約が1月に発効します。この条約は、核兵器を国際法上違法にすると同時に、被爆者や核開発の被害者の救済、環境回復も定めています。核兵器大国は先住民を犠牲にし、核兵器を製造してきた負の歴史があります。米政府がこの犠牲を不可視化しようとしてきた実態を研究してきた明治大学の石山徳子教授に聞きました。(紙面を見る 12月16日

 

 

1927年生まれの野上照代さんが語る映画人生

 野上照代さんは、黒澤明監督の「羅生門」(1950年)でスクリプターを務めて以来、、同監督の遺作「まあだだよ」(93年)まで19作品で、記録、編集、製作助手を務めました。昨年は、「羅生門」公開70周年記念の展覧会が東京で開催され、2~3月にかけて、京都でも開催されます。1927年生まれの野上さんが語る映画人生は―。(紙面を見る 12月2日

主な書評

 品田悦一著『万葉ポピュリズムを斬る』(短歌研究社)
 評者 生沼義朗(歌人)

 坪内稔典著『屋根の上のことばたち』(新日本出版社)
 評者 上野千鶴子(東京大学名誉教授)

 芳井研一著『難民たちの日中戦争』(吉川弘文館)
 評者 笠原十九司(都留文科大学名誉教授)

 纐纈厚著『戦争と弾圧 三・一五事件と特高課長・纐纈弥三の軌跡』(新日本出版社)
 評者 山田朗(明治大学教授)

 スティーブン・グリーンブラット著『暴君 シェイクスピアの政治学』(岩波新書)
   評者 鵜山仁(演出家)

本と話題

 不破哲三著『「資本論」完成の道程を探る』(新日本出版社)
 筆者 萩原伸次郎(横浜国立大学名誉教授)

 

 

 

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