しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

学問・文化

築地小劇場創設100年 演劇評論家・大笹吉雄氏の寄稿

 伝統的な歌舞伎や商業演劇が主流だった時代、〝庶民にとって、より身近な演劇〟を目指して商業資本から独立した劇場―築地小劇場が建設されました。翻訳劇や創作劇が上演される中で現代演劇の礎が築かれていく軌跡をたどります。(紙面を見る 5月31日6月4日)                                                     

≪会いたくて≫俳優・市毛良枝さんに聞く エッセー『73歳、ひとり楽しむ山歩き』を出版

2024052305591.JPG 市毛さんは、40歳で初めて登山を経験し、三十数年間山に親しんできました。山に出合うまでは「コンプレックスの塊だった」とふりかえっています。(紙面を見る 6月3日)                                                                               

                                                    

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  

                                                                                                  

                                                               

                                                     

                                                                  

                                                      

                                                                  

                                                                                                                                                                                                                                                                                               

国立民族学博物館創設50年 吉田憲司館長に聞く

 大阪府吹田市にある国立民族学博物館(民博)は6月で創設50年です。民博は文化人類学・民族学の研究活動と、その成果を展示する博物館活動を一体で行っています。異文化への尊敬と寛容の醸成が不可欠な今日、民博の役割について吉田館長に聞きました。(紙面を見る 6月4日)                                             

第49回「視点」展 英伸三(はなぶさ・しんぞう)さん(写真家、「視点」展選考委員)の寄稿■ 

606-2-1特選(宮原咸太郎).jpg

 日本リアリズム写真集団(JRP)主催の第49回全国公募写真展「視点」が東京都美術館で開かれました(6月6~13日、各地に巡回)。都市や農村の暮らしなど日本社会の状況を鋭く切り取った入選作について、写真家で「視点」展選考委員の英さんに紹介してもらいました。(紙面を見る 6月7日)                                   

運動で大学入学金を廃止させた韓国 渡部昭男・神戸大学大学院名誉客員教授の寄稿

 韓国は2023年までに、国公私立大学の入学金を廃止しました。日韓の高等教育費負担の比較研究に参加する渡部教授に、学生らの要求運動によって私費負担を軽減させてきた韓国の歴史について書いてもらいました。(紙面を見る 6月11日

穂村弘さん(後藤淳撮影).jpg≪会いたくて≫ 歌人・穂村弘さんに聞く

  現代口語短歌の第一線で活躍する穂村さん。歌人としての活動に加え、批評家、エッセイストとしても活躍しています。近年の短歌人口増加の背景には、短歌そのものの変化に加え、効率重視の社会で人々が感じている矛盾が関係しているのでは、と話します。(紙面を見る 6月17日)                                                                                        

                                                                                                                                    

 

                  

                    

                                                                                                          

_DSC5052.jpg≪会いたくて≫ 古典エッセイスト・大塚ひかりさんに聞く

 「親子関係」や「身体描写」、「嫉妬」と「階級」など、独自の切り口で『源氏物語』論を展開してきた大塚さん。千年を越えて生きる古典文学は、今も昔も私たちのリアルをうつす鏡です、と話します。(紙面を見る 6月24日) 

                      

                                                                          

                                                                           

                                                                    

                                                                    

                                                                       

 

バレエで見るアンデルセン「人魚姫」の世界 バレエダンサーの柴山紗帆さん、中島瑞生さんに聞く

2024051704882.JPG 新国立劇場が、本格的なクラシック・バレエの技術を子どもにも分かりやすく伝えようと取り組む「こどものためのバレエ劇場」。今年の夏は、7月27日から30日まで、新作バレエ「人魚姫~ある少女の物語」を上演します。(紙面を見る 6月28日

                                            

                                    

                                     

                                

                               

                                             

                                                                

                                                               

読書欄

2日付
≪本と話題≫ここまでわかった人類の地球拡散の歩み
≪書評≫( )内は評者
飯島渉著『感染症の歴史学』(山本太郎)/矢口祐人著『なぜ東大は男だらけなのか』(本田由紀)/藤崎童士著『波の花 被災漁師と奇跡の犬』(たなかもとじ)
≪書架散策≫柳宗悦著「林檎」 筆者=斎藤真理子

9日付
≪書評≫
関野秀明著『インフレ不況と「資本論」 新しい福祉国家という出口戦略』(宮﨑礼二)/九段理江著『しをかくうま』(堀田季何)
≪エンターテインメント≫愛川晶著『落語刑事サダキチ 埋蔵金伝説と猫の恩返し』 筆者=南陀楼綾繁

16日付
≪本と人と≫歌集『喉元を』 鈴木英子さん
≪書評≫内藤正典、三牧聖子著『自壊する欧米 ガザ危機が問うダブルスタンダード』(高尾賢一郎)/北原モコットゥナシ著 田房永子漫画『アイヌもやもや 見えない化されている「わたしたち」と、そこにふれてはいけない気がしてしまう「わたしたち」の。』(豊川容子)/櫻庭由紀子著『落語速記はいかに文学を変えたか』(佐藤友美)/最上裕著『広き流れに』(能島龍三)
≪サイエンス≫ニーナ・クラウス著『音と脳』 筆者=前田利夫

23日付
≪本と話題≫約100年目の量子力学 その難解さに迫る 式は正しくても意味はいまだに謎
≪書評≫清水寛著『詩人教師・近藤益雄 その生涯 知的障がいのある子たちとともに』(南浜伊作)/新井浩文著『文書館のしごと アーキビストと史料保存』(宮間純一)/間宮改衣著『ここはすべての夜明けまえ』(佐々木貴子)
≪翻訳小説≫エンターテインメント、サイエンス、時代小説を論じる「定点観読」のコーナーで「翻訳小説」が始まりました。ジェンダーや脱植民地主義の視点で世界の文学を紹介していきます。初回は著述家・翻訳家のマライ・メントラインさんが読み解くドイツの短編小説集です。(紙面を見る 6月23日

30日付
頭木弘樹さん(八雲いつか撮影).JPG≪本と人と≫『口の立つやつが勝つってことでいいのか』の著者、文学紹介者・頭木弘樹(かしらぎ・ひろき)さんに聞く
文学紹介者として幅広いジャンルの文学を独自の視点から紹介してきた頭木さん。本紙で隔月のエッセー連載「ほのあかり文学館」を執筆中です。他ではあまり見ない「文学紹介者」という肩書きは、難病で長期入院した時の経験がもとになっているといいます。(紙面を見る 6月30日
≪書評≫鮎川潤『腐敗する「法の番人」 警察、検察、法務省、裁判所の正義を問う』(泉澤章)/彩瀬まる著『なんどでも生まれる』(盛田志保子)/村田隆史・長友薫輝・曽我千春編『基礎から考える社会保障 私たちの生活を支える制度と仕組み』(横山壽一)
≪時代小説≫佐藤巖太郎著『控えよ小十郎』 筆者=清原康正

1


pageup