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~4月のテレビラジオ面~

☆来年の大河「鎌倉殿の13人」

☆「児童画廊」50年余、そして「おとな画廊」へ

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□来年の大河「鎌倉殿の13人」(19日付)

 小栗旬主演、三谷幸喜脚本の来年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主な出演者を紹介。義経を演じる菅田将暉は「実体がよく分からないところが興味深い」、頼朝役の大泉洋は「歴史の教科書では語られない人間頼朝を演じていけたら」と語ります。(記事を読む

□「児童画廊」50年余、そして「おとな画廊」へ(26日付)

 NHK新潟放送局の名物コーナー「児童画廊」。月曜から土曜まで小学生の絵画を1作ずつ紹介してきました。4月からは子どもたちのその後を追う「おとな画廊」がスタート。企画を提案した石﨑尚史さん、キャスターの坂元楓さんに聞きました。(記事を読む

●〝芯〟守り柔軟に 「趣味の園芸」新ナビゲーター 村雨辰剛さん(3日付)

 NHKEテレ「趣味の園芸」のナビゲーターが4月からスウェーデン出身の庭師、村雨さんに。「〝和の美〟のよさを理解し、語り伝えることで残していきたい」思いがあり、今回の出演は「まちがいなく糧になる」と意気込みを語りました。(記事を読む

●「原発なくすは悲願」KBS労組が福島原発事故考える集い(7日付)

 民放労連KBS京都放送労働組合が開いた「東京電力福島第一原発事故を考える集い」を藤村書記長がリポート。福井県小浜市で脱原発運動を続ける中嶌哲演住職の記念講演、福島から避難してきたKBS番組審議会委員の西山祐子氏の発言など紹介。(記事を読む

◆ドラマで活躍・多彩な顔が登場 4月の「休憩室」(日曜日掲載)

竹野内豊さん(4日)フジ系「イチケイのカラス」で裁判官・入間みちお役。〝絶対に冤罪を生まない〟という「みちおさんの魂を受け継いで臨もうと思いました」

三田佳子さん(11日)コロナ禍で転機を迎える夫婦の妻をNHKFMシアターで演じました。自身も「今までを見つめ直し、全体を俯瞰できるようになった」と振り返ります。

泉里香さん(18日)BSテレ東「高嶺のハナさん」で主人公を大熱演。バリキャリOLだけど恋には挑戦できない小学5年生の心を持った女性の「二面性を楽しく演じました」

中村雅俊さん(25日)一つの「街」を取り上げる「都会を出て暮らそうよ BEYOND TOKYO」(BSテレ東)で司会進行役。「本当に楽しい時間」を過ごしています。

◆好評・「試写室」 新ドラマ、ドキュメンタリーを紹介

  ジャーナリストや作家、ライター、詩人ら多彩な執筆陣が、新作ドラマやドキュメンタリーなどの話題作を取り上げ、見どころを伝えます。みなさんは今夜、どの番組を選びますか?

◆コラム「レーダー」「ちょっといわせて」も

 放送と政治の関係、番組の内容などについて鋭く指摘します。

●石子順の「映画の窓」

  毎週金曜日付に掲載。評論家・石子順さんが、1週間分の映画(地上波、NHKBSプレミアム)を厳選して紹介します。

♪♪♪毎週月曜日付は「ゲツトク」です♪♪♪

  毎週月曜は1面を使った特集面をお届けします。通称「ゲツトク(月特)」。最新のテレビ・芸能情報から、話題の人へのインタビュー「思いのままに」「ラジオとともに」など内容も多彩。一流執筆陣による評論「波動」は放送界の「いま」を深く切り取ります。演出の巨匠・鶴橋康夫さんのコラム「ドラマの種」(随時掲載)が好評です。

◆「波動」執筆陣(50音順)◆

 碓井広義(上智大学教授)、河野慎二(ジャーナリスト)、桜宮淳一(在阪テレビ局報道記者)、隅井孝雄(ジャーナリスト)、利元克巳(広島マスコミ9条の会)

【反響続々! 月イチ連載に注目を】

◇石井彰の「テレビ考現学」(第1月曜日付「テレビラジオ特集面」で掲載)

  放送作家・石井彰さんによる辛口コラム。その名も「テレビ考現学」。放送業界では、いま一体何が起きているのか…。〝ご意見番〟的に語り尽くします。

◇やきそばかおるの「ラジオの歩き方」(第3月曜日付)

国内すべてのラジオ局を網羅する異色のライター・やきそばかおるさんが、各地で愛される注目番組をセレクトします。これを読めば、あなたもきっと〝ラジオの達人〟に!

◇谷岡理香の「話して書いて考えて」(第4月曜日付)

 ジェンダーとメディアが専門の谷岡理香さん。アナウンサーとして放送の現場で仕事をしてきた女性の視点から、マス・メディアのこれからを考えます。

◇「おすすめ民放BSシネマ」&「イマイのこれ観よっ」

「テレビラジオ」欄で、民放BS各局で放送予定の映画を選りすぐって毎月紹介します。NHK朝ドラの脚本など数々の作品を手掛けた〝映画通〟今井雅子さんが、作り手目線でその月に観るべき作品を熱く語る「イマイのこれ観よっ」もあわせて、どうぞ!
 

♪♪♪読者・視聴者の「声」で紙面をつくります♪♪♪

◇あなたも投稿してみませんか~「みんなのアンテナ」
「あのドラマは感動した!」「ちょっとこの番組はヘンじゃない」…。テレビ・ラジオ番組の感想を募集しています。また、放送問題への意見も大歓迎です。

「みんなのアンテナ」は200字程度の原稿にまとめ、①住所②氏名(紙上匿名可)③年齢④電話番号を記入のうえ、以下のあて先・アドレスに送付してください。掲載の場合は薄謝を進呈します。

【はがき・手紙の場合】
〒151-8675  東京都渋谷区代々木郵便局私書箱62号

   【FAXの場合
 03(3350)5298

 【Eメールの場合
 hensyukoe@jcp.or.jp

※いずれの場合も「みんなのアンテナ係」と明記してください。


◎来年の大河「鎌倉殿の13人」/北条義時、権力の頂点へ/主演・小栗旬/脚本は三谷幸喜

 小栗旬主演で、鎌倉幕府誕生を背景に北条義時が第2代執権となり、権力の頂点に上り詰めるまでを描く来年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。脚本は三谷幸喜です。源頼朝、義経兄弟や北条政子、平清盛など主な出演者を紹介します。

 源平合戦を制した立役者ながら、兄・頼朝に追われた悲劇の武将・義経を演じるのは菅田将暉。菅田は「創作されているエピソードも多く実体がよく分からないところが演じる上では興味深い」と語ります。
 頼朝役は大泉洋。義時を片腕とし、幕府を開きました。大泉は「平家との因縁や弟義経との確執、妻政子との物語など歴史の教科書では語られない人間頼朝を丁寧に演じていけたら」と意気込みます。
 義時の姉にして頼朝の妻・政子役は小池栄子。「『猛女』とよく例えられますが、そうではない、それだけではない魅力的な政子として視聴者の記憶に残れるよう気合を入れて頑張りたい」

秘めた強さ持つ

 義時の初恋相手であり、後に頼朝の最初の妻となる八重役に大河初出演の新垣結衣。「つらい宿命を抱えながらも心に宿した愛を生涯失うことがなかった、ある意味では秘めた強さを持った女性なのではないかと想像します」と思いをはせます。
 義時の兄・宗時役は片岡愛之助。打倒平家を掲げ、道半ばで倒れました。「自分とは正反対の生き方をした武将を演じられることにワクワクが止まりません」
 義時の父・時政役は歌舞伎役者の坂東彌十郎。頼朝を押し立てて天下取りの大勝負に挑みます。「映像作品への出演経験がほとんどない私ですが、歌舞伎での時政のイメージはすべて消して、三谷さんとご一緒にゼロから作りあげていきたい」
 義時の継母であり、夫・時政を権力争いに向かわせる牧の方役は宮沢りえ。「あまり悪い女を演じたことがない私にこの役をオファーしてくださったことに、驚きと喜びを感じております」
 義時の盟友・三浦義村役は山本耕史。「できるだけ真っ白な状態で台本を読み、その時内側で感じたことを大切にしたい」
 房総半島の豪族・上総広常役は佐藤浩市。「関東の豪族たちのヒエラルキー(階層)など、そこにある面白さや悲哀をうまく見せられたら」

日本一の大天狗

 幾度となく追いこまれるもその都度復権を果たし、ドラマでは〝日本一の大天狗(てんぐ)〟と称される後白河法皇役に西田敏行。「一般的な後白河法皇とはイメージが違うかもしれないけど『俺が演じた後白河法皇が真実だ』というくらいリアリティーをもって演じたい」
 源氏の宿敵、平氏の総帥である平清盛を演じるのは松平健。「清盛の激しい生きざま、抑揚をつけてしっかりと演じたいですね。諸行無常、盛者必衰をもって、時代のバトンを鎌倉へと渡したい」
 小栗旬は「こんな豪華な方々と一緒に長い旅路をわたることができることに心強く、興奮してしまいました。この皆様方とどんな鎌倉時代を作り出していけるのか、そして、三谷さんがどんな鎌倉時代をわれわれに見せてくれるのか、期待を持って臨んでいきたいと思います」とコメントしています。

「鎌倉殿の13人」/タイトルの意味は

 タイトルにある「13人」とは、鎌倉幕府を支えた重鎮のこと。現在、決まっているのは次の通り。
 比企能員(ひき・よしかず)=佐藤二朗
 梶原景時=中村獅童
 和田義盛=横田栄司
 中原親能=未発表
 二階堂行政=未発表
 大江広元=栗原英雄
 北条時政=坂東
 北条義時=小栗
 八田知家=未発表
 安達盛長=野添義弘
 三浦義澄=未発表
 足立遠元=未発表
 三善康信=小林隆
(4月19日付)


◎「児童画廊」50年余、そして「おとな画廊」へ/NHK新潟放送局の夕方の名物コーナー/キャスター坂元楓さん/「おとな画廊」を立ち上げた石崎尚史さん

 NHK新潟放送局の夕方の名物コーナー「児童画廊」。午後6時10分(土曜は午後6時45分)からのローカルニュースの一角で、月曜から土曜まで小学生の絵画を毎日1作ずつ紹介して50年以上。4月からは「おとな画廊」も始まりました(随時放送)。どんなコーナーなのでしょうか。(田村三香子)

キャスター坂元楓さん/地域で子ども見守る/ほっとできる時間

 「児童画廊」は、ローカルニュースの一コーナー。小学生が自分の描いた絵について、工夫したところや、うまくできたところを語ります。時間は数分。キャスターが各学校と連絡を取り、撮影機材を送って教師に撮影を頼む形式です。
 キャスター歴5年の坂元楓アナウンサーの思い出に残る作品は「楽器でできた遊園地」だといいます。「鍵盤ジェットコースターはどんな音がするのかなと。コメントはその世界に入り込んで、素直な言葉でしたいと思っています」
 大事にしているのは子どもの心。「このコーナーはみんなが輝ける場所。うまい下手関係なく、がんばったところを外さずに感想を言いたいと心がけています。お子さんの名前は、必ず下の名前で呼びます。その子にとっては特別な1回。自分が呼ばれたと思ってもらえるようにしたいので」
 新潟市出身。子どものころから「児童画廊」に親しんできました。「ニュースなので、番組はずっと楽しい時ではありません。『児童画廊』はほっとできる時間になります。私はこのコーナーの時が一番自然体。原稿はなしです」
 地域ならではの行事を含めた小学校紹介、絵とともに子どもの顔も名前も出す映像。坂元さんは、「地域の顔が見えるコーナーです」と語ります。「この番組を通して、地域で子どもを見守ることもできます。地域にとって価値のある放送だと思っています」

「おとな画廊」を立ち上げた石﨑尚史さん/家族の笑顔が見たい/故郷への思い伝え

 「児童画廊」を現在担当している石﨑尚史さんは普段、映像編集の仕事をしています。今年4月から始まった「おとな画廊」を立ち上げました。かつて「児童画廊」に出演した人が、いま、おとなになってどうしているのかを、同じローカル枠で放送するというものです。
 「児童画廊」の記録について石﨑さんは、「実は残っていないんです」といいます。1985年の放送原稿に「15年前に始まった」とあることから、「1970年に始まったのではないかと考えられます」。
 7回の転勤で北海道や東北地方など各地に住んだ石﨑さんは、昨年8月に新潟に赴任。「児童画廊」について「毎日小学生が出演して半世紀。これはすごいものがある、と思いました。根付いているのがいいですよね」。
 折しも「NHK新潟開局90周年」で企画の局内募集があり、「子どもたちのその後を追っていったら、暗い世の中に温かい家族の笑顔が見えるのではないか」と、「おとな画廊」を提案しました。「追っていっても何もないかもしれない。でも、市井の人が、どう暮らしているのか、その笑顔が見たいんです」
 これまで取材した人の多くは、放送された絵を額に入れて飾っていました。石﨑さんは話します。
 「新潟で過ごした子ども時代の思い出やふるさとへのあふれる思いは今でも強く伝わってきます。今後ぜひその思いを伝えていきたいと考えています」
(4月26日付)


◎NHKEテレ「趣味の園芸」/新ナビゲーター村雨辰剛さん/〝芯〟守り柔軟に

 放送開始から54年の歴史をもち、植物のある生活を提案し、植物の素晴らしさや、最新情報を伝えてきたNHKEテレ「趣味の園芸」(日 前8・30)。ナビゲーターが4日から、スウェーデン出身の庭師、村雨辰剛さんになります。番組への意気込みや、今後の目標などを聞きました。(亀井太一)
 自分の芯には常に〝庭師としての成長〟があると言う村雨さん。
 修業時代、「日本庭園を造りたいと弟子入りしたのに、和の庭の解体作業をしている自分に葛藤があった」と当時の気持ちを語ります。「日本の宝である、そういう文化が廃れていくのは見たくない」
 だからこそ、自分自身が庭師として成長し、「〝和の美〟のよさをもっと理解して、語り伝えることで、残していきたい」との強い思いがあります。
 造園と園芸に違いはあるのか―。
 「庭を造ることは、木を扱ったり石を据えたり風景を造るっていうけっこう大規模。園芸は、まだ漠然としていますが、草花の植物学的なこととか、幅の広いイメージ」という村雨さん。今回の「趣味の園芸」への出演も「私が目標にしていることにとって、まちがいなく糧になるので、柔軟性を持ってたくさん取り組んでいきたい」と成長のチャンスにしたいと意気込みます。
 番組で園芸について学び「親方の教えの〝芯〟を大事にしながら、柔軟な考えを持つことで、より良いものができてくると思う」と話しました。
 コロナ禍では「生き方自体を変えないといけないほど大変な1年」と振り返り、「普段から備えを持って、柔軟性と適応能力を持つのが大事かな」といいます。
 番組は毎回テーマが変わります。「自分の庭造りに毎回生かせるものがあるので、それをしっかり生かせるようにしたい。そうやって自分も変わっていくのかな」
「長く続いている番組だから、緊張感を持ちながら、みなさんに楽しく伝えていきたい」。園芸に対して誠実に向き合っていこうという姿勢を感じました。
 NHKテレビ「みんなで筋肉体操」の出演も話題に。

 むらさめ・たつまさ 1988年スウェーデン生まれ。日本の文化が好きで19歳のときに日本に移住。23歳で庭師の親方に弟子入り。日本国籍を取得し、〝和の庭〟の匠(たくみ)として活躍中。名前の「村雨」は親方の父に命名され、「剛」は親方の名前に由来し、「辰」は自身の干支から。趣味は、筋トレ・盆栽。
(4月3日付)


◎福島原発事故を考える/「原発なくす」は悲願/KBS京都労組が集い

 民放労連KBS京都放送労働組合は3月11日、KBSホールで、節目の10年となる東日本大震災の「東京電力福島第一原発事故を考える集い」を開きました。その模様を藤村稔治書記長にリポートしてもらいました。

 組合は、原発事故を重視して市民とともに考えようと、事故の起きた翌月11日に第1回の集いを開きました。脱原発の運動方針を明確にし毎年3月11日に集いを開くことを決めました。
 今年はコロナ禍で開催を危ぶむ声もありましたが、コロナ対策をとり開きました。20人の組合員や市民が参加。古塚幸一郎委員長が「私も阪神・淡路大震災で被災した。東北の人たちの思いはよくわかる。この10年を考えたい」とのべました。
 記念講演で、福井県小浜市で半世紀以上、脱原発運動を続けている中嶌哲演(てつえん)住職が次のように訴えました。「福島原発のことは若狭湾の原発のことでもある。1枚の葉っぱにすぎない私は仏教者として原発はなくしたい。これは私の悲願である」
 10年前に福島から京都へ避難し生活しているKBS京都番組審議会委員(京都放送労組推薦)の西山祐子さんが「原発事故が起こればとり返しがつかない。ふるさとの復興は遠い。KBS労組が毎年この集いを開いてくださり、ありがたい」と振り返りました。
 古住公義副委員長が、「10年間絶やさず開いたことは評価できる。東北の人たちへの思いを忘れないためにも来年以降も続けよう」と呼びかけました。
 この日は毎月11日の昼休み恒例の「ノー原発ウオーク」も行い、社屋周辺をデモ行進し市民や観光客に脱原発を訴えました。
(4月7日付)

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