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~8月のテレビラジオ面~

☆上白石萌歌さん登場!~「義母と娘のブルース」で全力

☆ドラマ「夕凪の街 桜の国2018」出演者の思いは…

☆放送労働者の命と人権を守る 民放労連大会から

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□上白石萌歌さん登場!~「義母と娘のブルース」で全力(20日付)

 話題のドラマ「義母と娘のブルース」(TBS系)で、18歳に成長した娘のみゆき役を熱演中の上白石萌歌さんが登場。台本に書かれていない細かな〝みゆき像〟を、想像をふくらませて演じていると語ります。その原動力は、「もちろん役を好きになることです」。

□ドラマ「夕凪の街 桜の国2018」 出演者の思いは…(6日付)

 こうの史代の同名漫画をドラマ化した「夕凪の街 桜の国2018」(NHK広島放送局制作)が8月6日に放送されました。被爆した女性と、その家族を描いた物語。常盤貴子さんや川栄李奈さんら出演者が記者会見で「平和」への思いを語ります。(記事を読む

□放送労働者の命と人権を守る 民放労連大会から(16、18日付)

 日本民間放送労働組合連合会(民放労連)は7月末に定期大会を開きました。民放女性記者へのセクハラ問題や過労死を生む長時間労働、安倍政権が打ち上げた「放送制度の見直し」…。放送の危機に立ち向かう労働者の取り組みをリポートします。(記事を読む

●「好き」を凝縮 TBS「クレイジージャーニー」が話題(8日付)

 今年の放送文化基金賞のテレビエンターテインメント部門で最優秀賞に輝いたTBS「クレイジーシャーニ―」。見たこともない驚きの映像を連発する番組のポリシーとは? 演出を担当する横井雄一郎さんに、面白さの秘密をじっくり聞きました。(紙面を見る

●「ニュース女子」問題 制作したDHCテレビに反省なし!(23日付)

 沖縄の基地反対運動への偏見をあおった「ニュース女子」が放送されてから1年7カ月がたちますが、番組を制作した「DHCテレビ」に反省の色はありません。ヘイトは許さないと立ち上がる辛淑玉(シン・スゴ)さんら市民の運動を伝えます。(紙面を見る

●ラジオとともに~静岡放送・原田亜弥子アナが語る「幸せのカタチ」(27日付)

 「里親制度」をテーマにした静岡放送のラジオドキュメンタリー「幸せのカタチ~」が今年の放送各賞を独占しました。里親たちの苦闘を通して見えた本物の親子関係とは何か、制作した原田亜弥子アナウンサーが番組に込めた思いを届けます。

●ドラマで活躍・多彩な顔が登場 6月の「休憩室」(毎週土曜日掲載)

 ☆西島秀俊さんがNHKテレビ「満願」で演じたのは、開発事業にほんろうされ殺人を犯してしまう商社マン役。芸歴が四半世紀というベテランの味が光ります。
 ☆「ももクロ」のリーダー・百田夏菜子さんがすっかり女優の顔に。静岡発地域ドラマ「プラスティック・スマイル」(NHKBSプレミアム、11月21日放送)の主役です。
 ☆火付盗賊改方長官・安部式部役がすっかりハマった國村隼さん。NHKBSプレミアム「雲霧仁左衛門4」で伝えたいことは、「時代劇ってこんなに面白いものなんだよ」。

●好評・「試写室」 新ドラマ、ドキュメンタリーを紹介

ジャーナリストや作家、詩人ら多彩な執筆陣が、新作ドラマやドキュメンタリーなどの話題作を取り上げ、見どころを伝えます。みなさんは今夜、どの番組を選びますか?

【反響続々! 月イチ連載に注目を】

◇武田砂鉄の「いかがなものか」

 テレビを見ていて感じるモヤモヤの正体って何? 新著『日本の気配』が話題となっている気鋭のライター・武田砂鉄さんが、芸能から政治までズバッと切り込みます。(毎月第3月曜日付「テレビラジオ特集面」で掲載)

◇やきそばかおるの「ラジオの歩き方」

 国内すべてのラジオ局を網羅する異色のライター・やきそばかおるさんが、各地で愛される注目番組をセレクトします。これを読めば、あなたもきっと〝ラジオの達人〟に?!

◇「おすすめ民放BSシネマ」&「イマイのこれ観よっ」

民放BS各局で放送予定の映画を選りすぐって毎月紹介します。NHK朝ドラの脚本も手掛けた〝映画通〟今井雅子さんが、作り手目線でその月に観るべき作品を熱く語る「イマイのこれ観よっ」もあわせて、どうぞ!

♪♪♪毎週月曜日付は「テレビ・ラジオ特集」です♪♪♪

 毎週月曜は1面を使った特集面をお届けします。最新のテレビ・芸能情報から、話題の人へのインタビュー「思いのままに」「ラジオとともに」など内容も多彩。一流執筆陣による評論「波動」は放送界の「いま」を深く切り取ります。ライター・武田砂鉄さんの「いかがなものか!」、演出の巨匠・鶴橋康夫さんの「ドラマの種」などのコラムが好評です。

※テレビコラムニスト・桧山珠美さんの「やっぱりテレビが好き」、脚本家・足立紳さんの「七転びな日々」は8月で連載を終了しました。長い間ご愛読ありがとうございました。

 ◆「波動」執筆陣(50音順)◆

 石井彰(放送作家)、碓井広義(上智大学教授)、河野慎二(ジャーナリスト)、桜宮淳一(在阪テレビ局報道記者)、隅井孝雄(ジャーナリスト)、利元克巳(広島マスコミ9条の会)

♪♪♪読者・視聴者の「声」で紙面をつくります♪♪♪

 ◇あなたも投稿してみませんか~「みんなのアンテナ」
「あのドラマは感動した!」「ちょっとこの番組はヘンじゃない」…。テレビ・ラジオ番組の感想を募集しています。また、放送問題への意見も大歓迎です。

「みんなのアンテナ」は200字程度の原稿にまとめ、①住所②氏名(紙上匿名可)③年齢④電話番号を記入のうえ、以下のあて先・アドレスに送付してください。掲載の場合は薄謝を進呈します。

【はがき・手紙の場合】
〒151-8675  東京都渋谷区代々木郵便局私書箱62号

   【FAXの場合
 03(3350)5298

 【Eメールの場合
 hensyukoe@jcp.or.jp

※いずれの場合も「みんなのアンテナ係」と明記してください。


◎NHKテレビ・今夜「夕凪の街 桜の国2018」/被爆女性と家族の苦悩描く

 1945年、広島に原子爆弾が投下されて73年がたちました。その8月6日、ドラマ「夕凪の街 桜の国2018」(NHKテレビ 後7・30)が放送されます。被爆した女性と、その家族を描いた、こうの史代の同名漫画を森下直が脚色。開局90年の節目として広島放送局がドラマ化しました。このほど開かれた会見で、出演者が作品や広島への思いを語りました。(小川浩)

 主人公の編集者、石川七波役の常盤貴子は、初めて広島を訪れたといいます。
 「着いたその日、平和資料館と原爆ドーム前へ行きました。ドームを目の前で見て、どきっとした感じは今も忘れません。どういうことかは、これからずっと考えていきたいし、多くの人が平和を願う場所だと思いました」

広島だからこそ

 広島放送局の旧局舎が被ばくしたことを知り、「広島放送局だからこそ描ける作品です」と強調します。
 「原爆投下直後のことを表現する時、表現を柔らかくすればするほど、忘れられていくと思うんです。子どもが見て衝撃を受けるけど、それは、すごく重要なことだし、そうしない広島放送局はとても立派です」
 被爆した七波の伯母・平野皆実を演じた川栄李奈は「戦争は、映像や、写真でしか知らない世界なので、どういう気持ちで日常生活を過ごしていたんだろうと悩んでいました」といいます。

平和を祈り撮影

 「撮影に入る前に、当事者の女性から話を聞き、台本を読んで感じたものを、この作品に込めました」と皆実役に挑み、「被爆し、苦しめられた方や、その家族の(戦後)苦悩した心情を見てほしい」と話します。
 七波のめい・風子役の平祐奈は、「広島で被爆者の方に会いました。こんなつらいことは二度と起こらないように、平和を祈りながら撮影してきました」。
 作品は、被爆者の日常をしっかりと描いています。その一つは、皆実と母・フジコが銭湯の湯船に入っている場面です。
 フジコ役を務めたキムラ緑子は、「女性たちがケロイドになった体でお風呂に入っている姿は、作り物とはいえ、目の前で見た時、かなりショックでした。皆実は、笑顔だけど、フジコが思っている以上に苦しい状況だったんだという印象的なシーンでした」と話します。
 「70、80代の方が今まで語れなかったことを、後世のために一生懸命、伝えてくださっている。私たちがきっちり受け止める。それはこの作品を、努力してみんなで作り上げていくことなんだろうなと思いました」

田中意澄(いずみ)制作統括の話 広島放送局が開局90年を迎えるにあたり、多くの人の心に響く作品を作ろうと「夕凪の街 桜の国」を原作として選びました。こうの先生の世界観は、ささやかな日常、被爆によるトラウマ、喜怒哀楽をていねいにすくい取って描いています。
 私たちとしては何年の何月何日に、誰が原爆投下したという歴史の一ページにしたくない。被爆地には、何十万人の人たちが生きて、生活していて、川栄さんと同じ世代の人たちが、恋をしたり、将来に悩んで生きていたんですから。核兵器の廃絶に目を向けてもらうためにも、平和へのメッセージになればと思っています。
 広島放送局は世界で唯一被爆した放送局です。だからこそ原爆投下や被爆をテーマに放送し続けなければならないと考えています。

 あらすじ 原爆投下から10年が経過した広島市と現代を舞台に展開する物語。主人公の46歳の編集者、石川七波(常盤貴子)と17歳のめい・風子(平祐奈)は、認知症の疑いのある七波の79歳の父親・旭(橋爪功)を追いかけて、原爆によって亡くなった七波の伯母・平野皆実(川栄李奈)の人生をたどります。それは広島で被爆し、その後も原爆の恐怖に襲われ、ささやかな日常を奪われた一人の女性を知る旅でした。
(8月6日付)


◎民放労連大会から/上/労働者の命・健康に加え、人権守る

 日本民間放送労働組合連合会(民放労連)は、「人としての尊厳とジャーナリズムの矜恃(きょうじ)を守り、放送の新たな一歩を踏み出そう!」をスローガンに、7月28、29の両日、第127回定期大会を仙台市内で開きました。(佐藤冬樹)

 赤塚オホロ委員長は、開会あいさつで、財務省事務次官による女性記者へのセクシュアルハラスメント問題について、民放労連が4月18日に女性協議会と連名で、麻生財務相などの対応に抗議し、各メディア企業に被害者対策を求める声明を出したことにふれ、ハラスメントを許さない姿勢を明確にしました。

セクハラ一掃を

 MIC(日本マスコミ文化情報労組会議)の小林基秀議長は来賓あいさつで「財務省次官はテレビ朝日の女性記者を記者として全く認めず、人格を全否定する重大な人権侵害をしました。セクハラを容認する風土を一掃しなくてはなりません」とのべました。
 テレビ朝日労組は、ハラスメントが起きる原因として、男性中心の職場環境をあげ、「男は仕事一辺倒」と主張する管理職の時代錯誤な認識があるとして、会社側に管理職のハラスメントセミナーを行うように要求したと報告。「労働組合は職場環境の改善により、労働者の命と健康を守ることに加えて、人権も守っていくことが重要だと思います」と話しました。

「働き方」前進も

 「働き方改革」について赤塚委員長は、「働き方改革」関連法の強行採決により、労働時間規制の抜け穴である高度プロフェッショナル制度が導入され、過労死の認定も難しくなったことを指摘。「厳しい労働条件のもとで、放送業界に人が集まらず、早期に辞める人も増えています。会社に人員増を求めていきますが、組合としてもゆとりある職場をつくるために議論を深めていきたいと思います」とのべました。
 KBS京都放送労組は、勤務インターバル時間の8時間を勝ち取ったこと、時間外労働賃金割増率を1・271から1・274へ引き上げさせたことを報告。関西テレビ労組は、年末交渉で会社側から「『働き方改革』は、人件費減らしではない」との言質を得たことを発言しました。

4条撤廃に反対

 安倍政権が「放送制度の大胆な見直し」として、ことし3月突如、持ち出した放送の政治的公平などを規定している放送法4条撤廃をはじめとした「放送制度改革」問題。民放労連は3月27日、「放送倫理に基づく番組づくりで視聴者から信頼を得ようとしてきたこれまでの努力をないがしろにするかのような提案には、断固として反対していく」という声明を出しました。
 赤塚委員長は、その後、内閣府の規制改革推進会議の答申(6月4日)には、放送法4条などの規定の撤廃については記載されなかったことにふれつつ、「答申は全体として産業振興が中心で、放送の社会的価値があまり顧みられていません。今後とも動きを注視していく必要があります」と話しました。
 推進会議の答申にふれた来賓のメディア総合研究所の砂川浩慶所長(立教大学教授)は、インターネットテレビと地上波テレビの垣根をなくすことについて、新聞は報じたのに、当事者であるテレビがあまり報道していない問題や、事実に基づかないデマやヘイト(差別扇動)が地上波で流れる危険性を指摘しました。(18日付につづく)
(8月16日付)

◎民放労連大会から/下/ジャーナリズムの使命いまこそ

 日本民間放送労働組合連合会(民放労連)の定期大会は「73年も続く日米両政府による沖縄差別と辺野古新基地建設を許さない決議」など6本の決議と大会アピールを採択して、閉会しました。
 民放労連本部と沖縄地連が提案し、採択された新基地建設反対の決議は、沖縄県が前知事が行った埋め立て承認を撤回する手続きに入ったことや、宮古島、石垣島で自衛隊基地建設の動きがあることにふれ、「言論報道機関に携わる者として、改めて沖縄と連帯して全力でとりくむ」としています。
 MIC(日本マスコミ文化情報労組会議)の小林基秀議長はあいさつのなかで、「国民、沖縄県民に理不尽を押しつける問題に目をそむけてはいけません」とのべました。
 1年間の運動の総括を報告した齋田公生書記長は、安倍政権が、数の力を背景にして「特定秘密保護法」「安保関連法(戦争法)」「テロ等準備罪(共謀罪)」と矢継ぎ早に成立させてきたことや、高市早苗総務相(当時)が〝政治的公平性〟を欠く放送を繰り返した場合「停波を命じることができる」と発言するなど、報道・放送の自由に対しての政治的圧力を強めてきたことを指摘。「安倍首相が憲法『改正』に向けて動きだそうとしている今こそ、これまで以上に放送番組を通じて不当な動きを市民・視聴者に広く報じて、ジャーナリズムとしての使命を果たす必要があります」と呼びかけました。
 採択された「憲法『改正』に反対し、平和と立憲主義を守る決議」は、「立憲主義を否定する改憲に強く反対するとともに、国家のために個人の権利や表現の自由を制限し、多数派の一存で国の根幹を変えられるような社会の到来を、断固として阻まなければならない」としています。
 ◇
 大会では、土屋義嗣委員長(新)、齋田公生書記長(再)が選出されました。(おわり)
(8月18日付)

 

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