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たび・つり

多彩に旅案内

6月、静岡・伊豆の国市と熱海市。宮城・仙台市を探訪。長野・千曲市。おいしい旅は、茨城・ひたちなか市

好評です毎週木曜日の「つり」

6月は、日高川のアユ、静岡・興津川のヤマメ、和歌山・水軒沖のマルアジ、サバ、渓流9条の会の渓流文庫発足10周年交流会などを予定


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観光客でにぎわう熱海サンビーチ

<6月 たび/静岡・伊豆の国市・熱海市/頼朝・北条氏ゆかり/初夏の海辺・海鮮も満喫(記事を読む)>

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 6月の旅から紹介です。2日付では、静岡・伊豆の国市と熱海市を訪ねました。源頼朝と北条氏ゆかりの地、伊豆の国市。今年の大河ドラマにも登場した歴史スポットをめぐりました。

 9日付では、宮城・仙台市を探訪。五日市憲法の起草者、自由民権運動家の千葉卓三郎の故郷を歩きました。

 16日付は長野・千曲市の旅。荒砥城跡から望む善光寺平の絶景や、農業遺産にも指定された姨捨の棚田などの絶景を満喫しました。

 30日付のおいしい旅は、茨城・ひたちなか市。ひたちなか海浜鉄道湊線に乗って、海辺のグルメを楽しみました。

<5月 涼子のおいしい旅/神奈川・小田原/名産、海鮮づくし/北条氏の城、歴史も堪能(記事を読む)>


釣りカット.jpg 釣りが大好きな赤旗応援団による釣行記を、日刊紙の木曜付と日曜版に毎週掲載しています。日刊紙では、6月は、和歌山・日高川のアユ、静岡・興津川のヤマメ、和歌山・水軒沖のマルアジ、サバ、渓流9条の会の渓流文庫発足10周年交流会などを予定しています。
日曜版では、イラスト付きエッセイ「森越ハムの全力ゆる釣り日記」(毎月最終週)が好評連載中です。

<5月 つり/タコ/千葉・富津沖/釣れず憂鬱だった私/どんでん返し2.7キロ(記事を読む)>

<4月 つり/ヤリイカ/千葉・白浜沖/好釣果情報に釣られ/今年3回目は50杯(記事を読む)>

釣りたよりは「赤旗」日刊紙の地方版に掲載しています。


◎たび/静岡・伊豆の国市・熱海市/頼朝・北条氏ゆかり/初夏の海辺・海鮮も満喫

源頼朝.jpg 静岡県伊豆の国市は源頼朝(1147~99年)と、その縁戚・北条一族ゆかりの地として知られます。
 まずは蛭ケ島公園へ。ここには頼朝と北条政子の夫婦像が、富士山を望むように立っています。
 平家とのたたかいに源氏が敗れた後、頼朝は14歳で伊豆国・蛭ケ小島に配流されます。34歳の時、伊豆の小豪族・北条氏とともに挙兵するまで、20年間を現在の伊豆の国市で過ごしました。
 田園に囲まれた蛭ケ島や、当時の北条館があった守山周辺は、なんとも温暖でのどか。私ならここでのんびり余生を送るかも...。兵を挙げた頼朝の執念が想像されます。
 次は蛭ケ島公園から車で5分ほどの、願成就院を訪ねます。この寺には、政子の父・北条時政の墓があります。さらに、伝説の仏師・運慶作の仏像が五つ展示されています(いずれも国宝)。
 本堂に祭られた阿弥陀如来坐像や、炎の前で激しく目を開く不動明王像の姿にはため息。中でも印象的なのは、円形の光背を背にした毘沙門天立像です。この像には、若き坂東武者(関東の武士)―特に政子の弟・北条義時をモデルにしたとの説があるそうです。
 義時は今年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公です。願成就院から車で約5分の大河ドラマ館では、撮影に使われた衣装などを見ることができます。
 今夜の宿は車で40分ほどの熱海。夕食は、アジやキンメダイなどの海鮮を満喫です。
 翌朝、まずは「熱海の三大別荘」と名高い起雲閣に向かいます。起雲閣は、大正時代に富豪の静養所として建てられ、のちに旅館となってからは、太宰治や志賀直哉など数々の文豪が滞在しました。見所は、ガラス張りの屋根に覆われた美しいサンルームです。
 大正のモダン建築を鑑賞したあとは、熱海の代名詞・熱海サンビーチへ。近頃は〝日本のニース、モナコ〟と呼ばれ、若い観光客の人気が復活しているというのがうなずける活気があります。
 海辺で気持ちのいいランチを済ませたら、車で10分ほど急坂を登った伊豆山神社を訪れます。頼朝が平家とのたたかいで戦勝祈願を行い、政子の身柄を預けたいわれがあり、境内にも頼朝・政子の絵が飾られています。縁結びスポットとしても有名だとか。
 高台にある境内からは、熱海の青い海と、初島の絶景を望むことができます。
 神社のすぐ近くに、土砂の跡が生々しい住宅街があります。昨年2021年に、土石流被害が起きた現場なのです。神社で、復興と犠牲者の冥福を祈りました。
 晴野公子

【交通】
蛭ケ島公園へは、伊豆箱根鉄道駿豆線韮山駅から徒歩約10分。
韮山駅から熱海駅までは、東海道線三島駅経由で約1時間
(6月2日付)


◎涼子のおいしい旅/神奈川・小田原/名産、海鮮づくし/北条氏の城、歴史も堪能

小田原MAP.jpg 神奈川県西部の小田原市を歩きます。おいしいものも発見!
 まずは小田原城址公園へ。明治維新の際に壊されたものの、市民の熱意で再建された天守閣がそびえています。天守閣内部では、戦国時代に関東一円を治めた北条氏(小田原北条氏)の歴史が学べます。最上階の展望デッキから小田原のまちを一望したら、散歩に出かけましょう。
 まずは城の南側。東西に走る国道1号は、江戸時代の東海道。歴史を刻んだ店が点在しています。
 中でも気になるのが、かまぼこ通り。目の前の相模湾が古くから好漁場だったため、干物やかつお節など水産加工品店が多い場所です。特にかまぼこや練り物は小田原の名産品。これらを使った「小田原おでん」を食べられる店は、かまぼこ通りのほか駅付近にもあり絶品です。
 東海道から海に続く南側は閑静な住宅地。往年の武家屋敷街ですが、明治以降は政財界や文化人の別荘地として愛されました。
 その一つで明治政府要人の元別邸・小田原文学館を訪れます。本館の洋館もすてきですが、敷地内の和風住宅は、近所に住んでいた詩人の北原白秋(1885~1942年)の「白秋童謡館」として見学できます。庭をながめる座敷で、童謡「赤い鳥小鳥」が流れるのを聴いていると子どもの頃が懐かしくなります。
 さて、おいしいもの探しです。ここから西側にある小田原漁港や小田原駅付近には、地魚を使った料理店がいっぱい。小田原を代表する魚・アジのすしや、とれたての地魚料理、どれも食べたい!
 中でも面白いのは「小田原どん」です。小田原どんの定義は、地元食材を一つ以上使い、小田原漆器に盛りつけたもの。海鮮丼や肉料理など、市内各料理店がそれぞれに腕をふるいます。
 今度は城の北側へ。実は小田原城のある高台やそれに続く丘は、大昔の箱根山噴火の火砕流でできた地形です。その一角の城山公園からは、城下町や相模湾が望め、雄大な地形を実感できます。
 そんな地形を生かし、戦国時代に総構という要塞を築いたのが北条氏です。豊臣秀吉との合戦で小田原城を守るため、総延長9㌔もの土塁と空堀を作りました。
 城山公園の西には、小峯御鐘ノ台大堀切東堀という堀などが今も残され、規模の大きさにびっくり。それでも北条氏は秀吉に敗れてしまいましたが。
 さて、最後に地元の方おすすめの小田原系ラーメンをいただきます。しょうゆ味で太麺にワンタン、チャーシューがドーンと入った豪快な味わいです。うーんおいしい!
 首都圏から気軽に行ける距離ですが、小田原はまだまだ知らないことや、おいしいものがいっぱいです。
  南田涼子
 写真・南田乗太

小田原のおみやげ
・かまぼこ、さつまあげなど―江戸・明治時代からの名物。専門店などで販売
・梅干し―戦国時代から製造が奨励されていた。専門店などで販売

【交通】JR・小田急線小田原駅から小田原城まで徒歩約10分

【問い合わせ】小田原市観光課℡0465(33)1521
(5月5日付)


◎つり/タコ/千葉・富津沖/釣れず憂鬱だった私/どんでん返し2.7キロ

釣果のタコ.jpg 4月から、東京湾のマダコ釣りが始まりました。タコスッテのサオ釣りが主流の中、従来からの手釣りの伝統が守られている海域で、カニを使用したテンヤ釣法です。

神経を指先に

 4月25日に乗船した富津漁港の乗合船で、午前5時半に出船し約30分で第二海堡まわりに到着しました。船長から、水深5~20㍍を攻めるが、海底はがれきが多いから根掛かりに気を付けることが伝えられました。
 第1投は水深20㍍です。底に着いてからカニを生きているように揺らすことが求められます。釣り糸は、右手の人さし指にゴム製のサックをはめた所で接していて、海底の様子やタコがカニに触っていることを伝える役割を果たしています。
 指先に神経を集中していると、海底の様子やタコの足の動きが手に取るように分かります。
釣りMAP.jpg そんな中、タコの動きが察知され、足の根元であるタコの口が近づくころを見計らって、大きくあおるように動かしました。タコがしっかり乗っていることを感じながら糸を手繰り寄せるのです。
 船長がタモを構え、海面に浮く瞬間にキャッチすることができました。
 その後は、移動し、富津南沖で始めました。この場所は、ゴロタ石が少ない海底でした。船中では、トモの2人とミヨシの計3人が常連さんと思われ、ポツポツと釣り上げていましたが、他の4人は苦戦していました。
 アタリがほとんどなく、掛かったと思っても途中でバレてしまいました。
 その後、女性が中型を釣り上げ、喜んでいました。左横の釣り人にも、良型が続きました。私以外の人たちは釣れているのに、私だけが釣れていないような気がしてきて憂鬱になってきました。

驚く常連さん

 11時をすぎているため、いつ終わっても不思議ではありませんでした。そんな時、スッテに乗りを感じ、合わせてみると、手応えがあるので、ゆっくり道糸を手繰ってくると重さも感じられてきました。
 これは何としても捕らなければと必死でした。船長がタモを構え、水中からタコの姿が見えてきた瞬間にタモが入りました。3㌔以上の大ダコに見えました。隣の常連さんも驚いていました。
 見るからにデカイ。右隣の釣り人が10杯捕っていましたが、合わせても負けているとボヤかれました。その後、船長がバネばかりで量ったところ、2・7㌔でした。誰もが、もっと重いと思っていたようです。そのドラマが終了したところで、沖上がりとなったのです。釣果は0・6~2・7㌔のタコ3杯でした。
 帰宅後、船宿情報を確認したところ、2・7㌔はマダコ釣り解禁以降の3日間で、同船宿では最大でした。一時はガッカリムードでしたが、どんでん返しができ、うれしかったです。
 千葉・三番瀬守
(5月19日付)


◎つり/ヤリイカ/千葉・白浜沖/好釣果情報に釣られ/今年3回目は50杯

白浜沖.jpg 関東のヤリイカ釣りは、10年ほど前までは11月後半から始まり1、2月が最盛期という感じでしたが、近年は温暖化の影響か1カ月ほど遅くなったようです。
 今回は3月2日、千葉県南房総市白浜町の乗船人数10人のN丸に決めました。
 当日は自宅を午前2時30分に出て集合場所の船着き場には4時30分に到着。抽選の結果「右ミヨシ」の好釣り座を確保。この日はやや風がありますが、白浜沖としては条件はよいです。気持ちよく釣りをするために隣の釣り人に必ずあいさつをします。

どの船も満員

 5時50分出港、白浜沖のポイントに6時30分到着。ここ数日の好釣果で平日にもかかわらずどの船も満員の盛況ぶりです。
 船長の「タナ170㍍、20㍍くらい上から落とし込みでやってみて」の合図で期待を膨らませ仕掛けを投入、電動リールのカウンター140㍍で止めるとすぐにイカの乗りがあり、追い乗りを待ちますが、なかなか乗らないので巻きあげると中型が3杯、1投目としてはまあまあかと思いながら次を投入、多点掛けはないがサバの邪魔もなく、2杯3杯と釣れました。
 1時間ほどすると二枚潮のためか、オマツリ連発でペースダウン、後半の2時間くらいは潮がなおって、オマツリも減ってきましたがタナが220㍍と深くなり、イカは乗るも効率が落ち、11時30分に終了となりました。
 釣果はヤリイカ50杯(40㌢前後の大型が15杯、中型20杯、小型15杯)船中10人で20杯から58杯と爆釣とはならなかったですが好釣果でした。
 今年は、1月からの好釣果情報に釣られ、1、2月に千葉県飯岡沖に2回釣行して15杯、45杯とこの時期としてはまあまあの釣果でした。ヤリイカ釣り歴30年以上の私は束釣りを夢見て毎年3~4回釣行しています。
つりmap.jpg ヤリイカは柔らかく、お刺し身、天ぷら、フライ、アヒージョ等、多くの料理に使え、栄養豊富でミネラルたっぷりのうえ、冷凍保存(冷凍で半年ほど)もできるので釣りすぎても困りません。

おいしく簡単

 今回は簡単でおいしいヤリイカ料理を紹介します。30㌢ほどの中型ヤリイカの軟骨を抜いて3㌢ほどに輪切りにして、ゲソ頭の部分は二つに切ってアルミホイルに載せ、塩とブラックペッパーを振りかけオリーブオイルをかけてグリルで6分ほど焼く。アルミホイルは船状にして上部は開けて置きます。好みでプチトマト、オリーブを入れるとよい。ビール、白ワインにピッタリです。
 1月からこの日まで3回の釣行で110杯の釣果があり、妻と2人では食べきれないので、遠方に住む2人の子ども家族に送ったり、近所・友人にお裾分けをして、おいしいと喜ばれることは釣り人冥利に尽きます。
 東京・岡村一幸
( 4月7日付)



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