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たび・つり

好評です毎週木曜日の「つり」

7月は和歌山の「チョクリ釣り」、北海道の夏コマイ、浜名湖の釣り公園

 

多彩に旅案内

群馬・伊香保温泉、静岡県三島市と清水町、鹿児島県・加計呂麻島、福島県郡山市 長野県小布施町、鹿児島県桜島マグマ温泉、埼玉県川島町、神奈川県三浦市


釣りカット.jpg 日刊紙の木曜付と毎週の日曜版に読者の釣行記を掲載しています。7月はマルアジやサバがたくさん釣れる和歌山の「チョクリ釣り」、北海道の夏コマイ、浜名湖の釣り公園などを予定しています。どの記事も「赤旗」つり欄の〝応援団〟が現場に足を運んで書いたものばかりです。日曜版では楽しいイラスト付きエッセイ「森越ハムの全力ゆる釣り日記」(毎月最終週)が好評連載中です。

 

<6月 つり/ホッケ釣法/北海道積丹半島/大物を投げで狙う/「渦巻き」作って(記事を読む)>

<6月 つり/アユ/栃木・鬼怒川/解禁日から4日連続/オトリ元気で余裕(記事を読む)>

釣りたよりは「赤旗」日刊紙の地方版に掲載しています。

 


     index_3.jpg3月の旅から紹介です。長野県小布施町は栗と歴史の町。時代劇をほうふつとさせる小路を歩きました。「湯うゆう気分」は鹿児島県の桜島マグマ温泉。国民宿舎で湾を望む湯船と料理を堪能しました。埼玉県川島町では、金笛しょうゆパークへ。かわじま呉汁も食べました。「ぶらり探訪」は神奈川県三浦市。三崎マグロを満喫し白秋記念館も訪れました。

<3月 たび/埼玉・川島町/しょうゆ作り体感/呉汁は大豆の甘味、パッと(記事を読む)>

<2月 涼子のおいしい旅/沖縄・読谷村/サンゴ礁が育む幸/1尾丸ごとバター焼き(記事を読む)>
 


◎たび/埼玉・川島町/しょうゆ作り体感/呉汁は大豆の甘味、パッと

map1.jpg 東京の下町に生まれ育った父親は大のしょうゆ好き。夕食では箸を付ける前にしょうゆを総菜にかけ、母親を怒らせていたものです。もちろん、私もしょうゆに目がなく、埼玉県川島町に「金笛しょうゆパーク」があると知り、訪ねてみたくなりました。
 川島町は蔵の町として知られる川越市の隣。四方を川に囲まれた、まさに島のような地形の町です。その一つ越辺川東岸に1789年創業の笛木醤油(しょうゆ)があり、施設全体が金笛しょうゆパークになっています。
 「昨年11月のオープンから2月初旬までに1万5000人が来場されました。予想を上回る反響に驚いています」とは12代当主の笛木吉五郎さん。
 人気の秘密は金笛しょうゆ楽校(工場見学)です。しょうゆの主な原料は大豆、小麦、塩の三つ。まずは蒸した大豆と煎って砕いた小麦を混ぜ、こうじ菌をかけて、麹を作ります。これに食塩水を加えたものがもろみで、そのまま発酵・熟成させ、ゆっくり搾るとしょうゆになります。
 こうした工程をしょうゆ作りの職人が先生となり、実際の作業現場で解説します。原料を手で触ったり、熟成の違うもろみをなめて味比べしてみたり。さらには熟成中のもろみをかき混ぜる貴重な櫂突き体験もあり、しょうゆ作りを五感で体感できます。
 クライマックスは38本の木おけが並ぶ仕込み蔵を見学。ここで2年熟成することで、塩味の角がとれ、コクのあるしょうゆに仕上がるそうです。「ある職人は小学生から〝これからは大切に使います〟とねぎらわれ、やる気が湧いたと言ってました」(笛木さん)。ますますおいしいしょうゆが誕生しそうです。
 昼食はご当地グルメ「かわじま呉汁」にしました。呉汁はすりつぶした大豆を汁仕立てにした郷土料理。川島商工会では、国産大豆といもがら(里芋の茎)、10種類の野菜を使い鍋料理にするなど五つの条件をつくり、それを満たすものをかわじま呉汁としています。提供店は13店舗。この日は「手打ち蕎麦 泉の里」へ。湯気が立つ土鍋の中は豆乳鍋といった感じ。スープを飲むと大豆の甘味がパッと広がり、おなかの中がじんわりと温まります。
 呉汁は3月末までの提供ですが、4月からは、すり下ろしたゴマにみそ、薬味を加えた冷や汁でうどんやご飯を味わう「かわじますったて」が始まります。
 最後は「川島農産物直売所」を訪問。地元のブランド米「川越藩のお蔵米」が玄米で置いてあり、店内で精米して販売します。このご飯でおにぎりを作り先のしょうゆを付けて焼いたら…。ニンマリと頬を緩めながら、家路に就きました。内田 晃

【交通】金笛しょうゆパークはJR・東武東上線川越駅から八幡団地行きバス20分の伊草学校前下車、徒歩5分。川島農産物直売所はJR・東武東上線川越駅から鴻巣免許センター行き・鴻巣駅西口行きバス30分の八ツ林下車、徒歩15分
【問い合わせ】川島町農政産業課℡049(299)1760。金笛しょうゆパーク℡049(297)0041。手打ち蕎麦泉の里℡049(291)0132。川島農産物直売所℡049(297)0522
(3月19日付)


◎涼子のおいしい旅/沖縄・読谷村/サンゴ礁が育む幸/1尾丸ごとバター焼き

読谷MAP.jpg 沖縄県中部の西海岸に面した読谷村を旅しました。おいしいものもいっぱいです。
 まずは海岸線。北西端の残波岬はけわしい断崖と灯台が有名です。歩いてみれば足元はゴツゴツの岩肌。一帯は2㌔にも及ぶ隆起サンゴの台地なのです。
 こうした土地には洞窟も多く、戦時中は防空壕になったとか。米軍がいち早く上陸したこの村では、チビチリガマのように集団自決の悲しい舞台にもなりました。
 とはいえ村沿岸に続く海中のサンゴ礁は生き物のすみかです。だから魚もおいしい!
 そこで次は都屋漁港へ。鮮魚が並ぶ漁協直営店と、海を見晴らす食堂があるのです。
 注文したのはドーンと豪快に1尾丸ごとの「魚のバター焼き」。それから「マグロカツ丼」と「もずく丼」です。この漁港をはじめ、沖縄近海ではキハダマグロなどがとれるため、沖縄の人はマグロ好きです。そして海藻のモズクは、全国の約9割が沖縄産だとか。ツルツルおいしくいただきました。
 午後は世界遺産の「座喜味城跡」へ。
 15世紀初頭に築かれた見事な石垣に上ると、村や海が見渡せます。中国交易が盛んだったこの地は、大にぎわいだったでしょう。
 「やちむん」と呼ばれる沖縄の陶芸も名産です。登り窯の周辺に窯元が並ぶ「やちむんの里」をはじめ、村内には約70軒もの窯元が点在しています。食いしんぼうとしては、器も興味津々です。
 さておやつの時間です。今度は地場産農作物が並ぶ、農協直売所「ゆんた市場」へ。
 読谷村はニンジンやイモ類など土もの野菜に向いた土地だとか。
中でも「カライモ」(サツマイモ)は古くからの名産地です。
 そもそもサツマイモ自体、江戸初期に中国から沖縄に、そして薩摩藩経由で本州にもたらされた作物だと知ってびっくり。
 サツマイモの中でも、現在の村の特産はベニイモです。年中収穫できて実は紫色。お菓子の材料にもうってつけです。
 もう一つのおやつは「ポーポー」です。小麦粉と黒糖を水で溶いて薄く焼いた素朴なおやつです。県内でよく見かけますが、読谷村の楚辺地区ではふくらし粉でふっくら焼き上げた大きなポーポーが有名です。
 帰りがけに食堂で沖縄家庭料理を注文。みそ汁定食には丼でドカンと実だくさんのみそ汁が栄養満点。ゴーヤチャンプルーのゴーヤも絶妙なほろ苦さと軟らかさで、さすが本場の味わいと感動です。
 沖縄の食はおいしすぎて、胃袋がいくつあっても足りません!
 南田涼子
 撮影 南田乗太

●読谷村のおみやげ
・ポーポー…小麦粉と黒糖の生地を焼いて丸めたおやつ。ゆんた市場などで販売
・海産物…鮮魚や加工品など。漁協直売所にて販売

【問い合わせ】 観光については、読谷村商工観光課電話098(982)9216
【交通】 那覇バスターミナルから沖縄バス・琉球バス(28・29番)に乗り、75分ほどで読谷村バスターミナル
(2月27日付)


◎つり/ホッケ釣法/北海道積丹半島/大物を投げで狙う/「渦巻き」作って

ホッケ釣り場1.JPG 私は大物狙いでホッケ投げ釣りが大好きです。2017年11月に積丹町で45㌢と53㌢を釣りました。53㌢のホッケは私の最長記録ですが、この10年間、釣り雑誌や釣り新聞、釣りブログでも見たことがありません。

大漁のコツは

 また、釣り日誌をめくると、13年12月には同町で117尾を釣っています。北海道でホッケ一束(100尾)釣りを可能にしたのが、オキアミブロックなどのコマセでホッケを寄せて釣るウキフカセ釣りです。90年代から一大ブームとなりました。コマセ未使用だと、防波堤先端の最高ポイントを確保しても20尾も釣れば大漁です。
 ホッケは海底で小魚や甲殻類を捕食しますが、大群になるとホッケが作る渦巻きによって海面のプランクトンを海中に引き込み捕食する「ホッケ柱」が出現します。
 私は、人為的に小規模な「ホッケ柱」を作りだすことが大漁のコツと意識しています。オキアミと配合エサを混ぜ合わせたコマセを用意し、投げザオ2本使用でコマセロケットカゴ仕掛けを20~50㍍の近距離に投入します。
 さらに、潮流、船道、根掛かりを考慮、投入点を決めたなら半径5㍍以内に、根気よく2時間はコマセを打ち続けます。アタリがあったら手返し良くホッケを釣ります。両方のサオにアタリがきても、くれぐれも2本ともサオを上げてはいけません。せっかく寄せたホッケが移動してしまい「ホッケ柱」の消滅です。
 ヤンチャなホッケですからダブルで掛かったら仕掛けがグチャグチャになります。仕方ありません。事前にエサを付けた仕掛けを用意することです。むしろ、どんな魚でも大物になると警戒心が強く、先に小型ホッケが食いついて仕掛けが躍ると「焦り」?から大物ホッケが釣れます。
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子持ちに期待

 一般的にコマセロケットカゴを仕掛けの上で使用するのが推奨されていますが、私はコマセが入れやすく、仕掛けが安定するので下に付けています。エサは、イソメ、サンマ、エビ、マグロなど。最近はサンマの不漁でスーパーは小型ばかり。私は大型サンマにこだわり、値段が高くても鮮魚店で購入します。
 今春の積丹半島は28~32㌢の3年魚が大漁でした。資源保護のためリリースを心がけ、秋には31㌢~34㌢の4年魚「子持ちホッケ」を釣るのが楽しみです。
 北海道・北海魚新
(6月11日付)


◎つり/アユ/栃木・鬼怒川/解禁日から4日連続/オトリ元気で余裕

アユも1.JPG 今年のアユ釣りはどうなるのか? 解禁日を迎えられるのか。コロナで心配の日々でしたが、例年どおり5月24日、鬼怒川で釣りができるようになりました。

気分が乗って

 解禁前日、宇都宮市の自宅から車で15分の柳田大橋へ下見に行きました。明日は、アユの跳ねが多く見える橋の上流に入ることにしました。
 いよいよ解禁日。釣り場の左岸には昨夜から場所取りをしていたテントやキャンピングカーがあります。朝5時、期待に胸を膨らませた釣り人が10㍍間隔で並びます。
 オトリに鼻カンを通し釣り開始。両隣にはすぐにアタリがきたのに、私にはありません。30分たってもダメ。少し焦りますが、ここはガマン、ガマン。しばらくしてやっと掛かりました。慎重に抜きますが、アユはタモの中に入ってから跳ねてサヨナラ~。川に戻ってしまいました。
若アユ.JPG 手順が悪いのも解禁日。気持ちを落ち着かせ、再度泳がせます。来ました、15㌢級。続けて7尾、気分が乗ってきました。しかし、釣り場全体を見渡してもあまり掛かっていません。アユ釣りは元気なオトリでないとまったく釣りになりません。昼頃にはみんなあきらめムード。全体の半数以上が釣果ゼロのようです。がっかりの解禁日になりました。私は幸運にも17尾釣れました。
map2.jpg 翌25日、前日の野アユを持って同じ場所へ。昨日釣れなかったので人がいません。橋の上流は5人。私は掛かる場所が分かっていたので、夕方までやって14尾。

貸し切り状態

 26日も頑張りました。釣れない所は人がいない―そのような鬼怒川になりました。私は元気な野アユを数多く持っているので余裕があります。静かな釣り場を貸し切り状態。のんびり楽しみながら15尾。
 4日連続の27日。前日雨が降り、少し濁りがあります。少しの増水はよい方向です。開始早々、入れ掛かりで10尾。アユ釣りはこのようなことがあるのでやめられません。それでも昼頃にアタリが止まったので2時間の休憩。釣り場を休ませたのが良かったのか再び掛かりはじめ、この日は14~19㌢20尾の釣果でした。
 ここ数年、鬼怒川は大出水で釣りができなかったので、お盆過ぎの大アユに期待しています。
 栃木・関谷精一
(6月25日付)

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