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たび・つり

多彩に旅案内

埼玉・桶川市城山公園、鹿児島・さつま町の紫尾温泉、三重・菰野町、宮城・白石市

好評です毎週木曜日の「つり」

11月は京都・舞鶴沖のマサバ、三重・伊勢湾のマダイ、山口県のハマチ


神の湯.jpg

<10月 たび/一期一湯/鹿児島・紫尾温泉/肌包む湯のベール/特産使ったグルメも魅力(記事を読む)>

index_3.jpg10月のたびから紹介です。「1日いても飽きない」という埼玉・桶川市城山公園、「一期一湯」は鹿児島・さつま町の紫尾(しび)温泉。肌を包む湯のベールに感嘆の声。三重・菰野(こもの)町では御在所岳へロープウエイで空中散歩。「涼子のおいしい旅」は、宮城・白石市で温麺(うーめん)を味わいます。
 

<9月 たび/街道を歩く/水戸街道その一/しばし殿様気分に/千住宿~松戸宿(記事を読む)>

 


釣りカット.jpg  日刊紙の地方版では火水金土曜日付に各地の釣り情報「つりだより」を掲載しています。読者から寄せられる釣行記は日刊紙の木曜付と毎週の日曜版に掲載しています。11月は京都・舞鶴沖の脂の乗ったマサバ、三重・伊勢湾のマダイ、山口県から内海ののハマチなどを紹介します。どの記事も「赤旗」つり欄の〝応援団〟が現場に足を運んで書いたものばかりです。日曜版では楽しいイラスト付きエッセイ「森越ハムの全力ゆる釣り日記」(毎月最終週)が好評連載中です。

<10月 つり/カツオ/神奈川・真鶴沖/「鳥山」探し海上走る/ほぼ入れ食い7本(記事を読む)>

<9月 つり/ハゼ/千葉・江戸川放水路/数釣り勝負1位/2本ザオで403尾(記事を読む)>

 

釣りたよりは「赤旗」日刊紙の地方版に掲載しています。


◎たび/一期一湯/鹿児島・紫尾温泉/肌包む湯のベール/特産使ったグルメも魅力

map10.jpg 鹿児島空港から北西へレンタカーを走らせること40分、紫尾温泉(鹿児島県さつま町)に到着。北薩の最高峰である紫尾山(標高1067㍍)の麓に湧く閑静な温泉街です。江戸時代には宮之城島津家がこの地を治めていました。
 「〝神ノ湯〟には入りましたか? とても人気があるんですよ」と投宿した旅館のおかみ。〝神ノ湯〟とは、紫尾区営大衆浴場のこと。地元の住民や湯治客に愛される共同浴場です。〝神ノ湯〟の通称は、隣接する紫尾神社の拝殿の下から源泉が自然湧出することに由来しています。
 「いい湯に出合えますように」。参拝してから大衆浴場へ。浴室に入ると、ほのかに硫化水素臭(ゆで卵のにおい)が漂います。浴室の片隅には洗面器といすが整然と積まれているのが目に入りました。これまで全国の温泉地を訪ねてきましたが、居心地のよい共同浴場は総じて利用者のマナーがよく、整理整頓も徹底されているもの。こちらも例外ではありませんでした。
 二つに仕切られた湯船は小さいほうがかなりのアツ湯、大きいほうがやや熱め。43度ほどでしょうか。わずかにエメラルドグリーンを帯びた透明湯がかけ流しにされています。一見シンプルですが、よく見ると黒色の湯の花が舞っています。
 湯船に身を沈めると、思わず「おっ」と声がもれてしまいました。ぬるぬる、とろとろの肌触りが想像を絶していたからです。肌が湯のベールにやさしく包まれる感覚。泉質はアルカリ性単純硫黄泉で、温泉成分はけっして多くはありませんが、数値以上のインパクトを感じる湯です。
 鹿児島出身の知人がかつて「温泉がたくさんある鹿児島でも、紫尾は泉質が抜群」と誇らしげに語っていたのを思い出しました。
 うれしいことに、カランからも源泉が出てきます。なんと、ぜいたくな。外には飲泉所もあります。卵味の源泉は飲みやすく、宿泊した宿では、温泉を使った湯豆腐に舌鼓を打ちました。
 さつま町は特産を生かしたグルメも魅力。地元の鶴田ダムをモチーフにした「鶴田ダムカレー」は、ダムを模したご飯の盛り付けがユニーク。「黒毛和牛たけのこ丼」は、さつま町の特産品がコラボしたご当地丼。牛肉とたけのこの相性が抜群! 家でも試してみたくなる味でした。
 秋の紫尾温泉は、源泉につけて渋を抜く「あおし柿」が名物。あんなに居心地のいい湯に長時間つかったら、さすがの渋柿も丸く、まろやかにならざるを得ないでしょう。
 高橋一喜

【交通】さつま町までは、JR川内(せんだい)駅からバスで約55分、JR出水(いずみ)駅からバスで約40分、鹿児島空港からバスで約45分。紫尾温泉まではバス停「宮之城駅」からタクシーで約15分。車は、九州自動車道横川ICから約45分
【問い合わせ】紫尾区営大衆浴場℡0996(59)8975。観光については、さつま町商工観光PR課℡0996(53)1111
(10月8日付)


◎たび/街道を歩く/水戸街道その一/しばし殿様気分に/千住宿~松戸宿

水戸map.jpg 江戸・日本橋と徳川御三家の城下町水戸を結ぶ水戸街道は約120㌔の道のりで、19の宿場がありました。今回から水戸街道を歩き、その様子をお伝えします。第1回は東京都の千住宿から千葉県の松戸宿までです。
 JR・私鉄の5路線が乗り入れる北千住駅西口を出発。2本目の交差点、左右の通りに千住宿はありました。右に曲がり、江戸後期の姿をほぼ残す伝馬屋敷を過ぎると石柱の道標が立つ日光・奥州街道と水戸街道の分岐に出ます。
 水戸街道に進むとほどなく清亮寺。昔、街道に張り出した老松があり、水戸黄門こと2代水戸藩主・徳川光圀の伝説が残っています。江戸に向かう光圀一行が通りかかった時、槍を傾けることを禁じられていた槍持ちは、老松のために往生。切り倒せ!と怒る家臣もいましたが、光圀は「槍を松に立てかけて休憩し、出立の際に槍持ちが松の向こう側から槍を持ち直せば、傾けたことにはならない」と話し、老松を救います。後に槍掛けの松と呼ばれ、旅人の目を楽しませました。
 この先、水戸街道は昭和期に完成した荒川放水路で分断されるので、千住新橋で迂回。東京拘置所前から街道に戻ります。
 「江戸期、拘置所のある場所には小菅御殿があり、将軍が鷹狩りの際に休憩しています。その後はれんが製造所になり、銀座のれんが街や浅草凌雲閣にれんがを供給しました」
 下調べの際に聞いた葛飾区観光課学芸員・谷口栄さんの話が思い出されます。綾瀬川、中川を渡り、JR金町駅を過ぎたら江戸川沿いを北上。現在の東金町ポンプ場辺りに金町松戸関所がありました。「入鉄砲出女」に目を光らせる関所番の許可を得て、旅人は渡船で川を渡ったのです。
 葛飾橋で対岸に渡れば下総国最初の宿場松戸宿です。松戸総鎮守の松戸神社にも光圀の伝説がありました。鷹狩りに来た光圀は境内の大イチョウに止まった白鳥を発見。鷹を放とうとしますが飛び立ちません。光圀はしびれを切らし、矢を射ようと構えますが、弓手が固まり、弓は中央からポキリ。がくぜんとした光圀は神前に陳謝して弓矢を奉納。以後、あつく崇敬していたそうです。
 松戸宿では戸定邸も見逃せません。最後の将軍・徳川慶喜の弟である徳川昭武が明治期に建てた屋敷です。「お殿様の定位置はここ」と松戸市戸定歴史館学芸員・小川滋子さんが案内してくれたのは表座敷棟の御座所、甲冑が飾られている床の間の前。座ってみると正面は芝生の庭園、右側は富士山が遠くに望めます。しばし殿様気分を味わいました。
 内田 晃

【交通】
 清亮寺はJR・私鉄北千住駅から徒歩10分。戸定邸はJR常磐線松戸駅から徒歩10分
【問い合わせ】
 葛飾区観光課   電話03(3838)5558
 松戸市観光協会  電話047(703)1100
 松戸神社     電話047(362)3544
 松戸市戸定歴史館 電話047(362)2050
(9月17日付)


◎つり/カツオ/神奈川・真鶴沖/「鳥山」探し海上走る/ほぼ入れ食い7本

S カツオ.jpg 小田原方面で25~30㌔クラスのマグロがエサ釣りで上がったというネット情報を見て出かけました。カツオも順調に釣れているようです。

強烈な引きに

 9月2日午前6時、小田原港から出船。船は「鳥山」(海鳥の集団)を探して走ります。小田原から平塚方面までをぐるりと2時間ほどかけて一周し、再び小田原沖に戻ってきました。まるでクルージングのように走り回り、鳥山が見つからないので仕掛けを下ろすこともありませんでした。
 さらに真鶴方面に移動したところでようやく鳥山を発見。船長の合図で仕掛けを下ろし、水深5~10㍍のタナを探ります。さっそく左隣の釣り人が推定3㌔弱のカツオを取り込みました。私にはアタリが来ません。
 次の鳥山で私にもアタリが来ました。サオ先が上下に揺れたのを見てサオでアワセを入れて巻き始めると強烈な引きに変わります。カツオの突っ込みが力強く、時にリールを巻く手が止まります。ハリスは16号を使っているので切れる心配はないのですが、取り込みの時にハリスを手繰ると手に食い込んで痛い。上がってきたのは約3㌔のカツオでした。
 その後は、どのポイントでも水深10㍍前後のタナに仕掛けをアワせるとほぼアタリが出るようになり、入れ食いに近い状態になりました。「カツオをそんなにたくさん釣ってもなあ」などと、ぜいたくな心配をしながら釣り続け、1尾のバラシはあったものの7本も釣ってしまいました。右隣の釣り人は深いタナでマグロを狙っていましたが、この日は船中、不発に終わりました。
map100.jpg 釣れたカツオは直後にエラを切ってしっかりと血抜きをして氷水を入れたクーラーに入れます。こうすると持ち帰ってもおいしい刺し身がいただけます。ご近所にもおすそ分けし、わが家では刺し身、たたき、竜田揚げなどで食しました。

サメがかじる

 後日、マグロ釣りのリベンジ釣行。25日、三浦半島の松輪港から出船。台風一過の荒れた海。結局、船中、マグロのアタリは2回だけ。1回目は右胴の間の釣り人で、サメにかじられて頭だけが上がってきました。もう1回が私でした。40㍍付近まで出た糸を巻き上げていると、急にリールの巻きが重くなり、あと10、5、3㍍…と巻いてくると、現れたのは大きなサメ。釣れたマグロを取られてしまいました。残念です。
 東京・公魚
(10月15日付)


◎つり/ハゼ/千葉・江戸川放水路/数釣り勝負1位/2本ザオで403尾

S ハゼ.jpg 釣りの会「HAT」のハゼ釣り競技会に参加しました。8月16日、私たちのホームグラウンド・千葉県市川市の江戸川放水路でハゼの数釣り競技会です。参加者は8人。ボート釣りが2人、6人は立ち込み釣りです。HATには、2本ザオを巧みに操る伝統的な江戸前のハゼ釣り師が複数いますが、最近は私も2本ザオ・2本バリ仕掛けを使うようになりました。
 江戸川放水路はカキが自然繁殖していて、至る所にカキ礁が広がっています。最近カワウの襲来が多く、逃げ込める障害物の周りにはハゼがたくさん潜んでいる可能性があります。

理想的な展開

 狙い通りアタリは活発で、1本のサオのエサをつけている間に、もう一方のサオにダブルで掛かり、取り込んでいるうちにまた元のサオにダブル、という理想的な展開。20尾ほど釣るとアタリが遠のくので、前後左右少しずつ移動しながら数を稼ぎ、3時間ほど時速80~100尾ペースをキープしました。
 根掛かり対策で、道糸と幹糸の接続部、幹糸とハリスの接続部にハリス止めを使い、結びコブで接続して切れやすくしてあります。オモリはタングステン製の中通しオモリ。鉛より比重が大きく、オモリを小さくできます。1個約100円と高価ですが、根掛かりしにくいので愛用しています。ハリス止め接続法は、ハリスが切れても幹糸は残る→幹糸が切れても道糸部分は残る、という工夫です。

名人に勝った

ハゼMAP.jpg ハリは、エサのアオイソメを長めにつけてタラシをあまり出さないようにするため、シロギス釣り用の軽量で軸が長く、フトコロは狭いハリを試しました。小型には有効です。ゆらゆらとエサが目立つせいか、時々クサフグやクロダイの稚魚が上バリに掛かってきますが、ハゼも下より上バリに掛かることの方が多かったので、2本バリ仕掛けはやはり有効です。
 この日も気温35度以上の猛暑。熱中症対策で1時間早く終了しましたが、4束台に到達、403尾で優勝です。2位はN名人360尾、3位はA名人314尾。数釣り勝負で久々に名人たちに勝てました。
 釣果のうち、300尾は料理好きの仲間に引き取ってもらい、持ち帰った100尾は、空揚げと甘露煮にしました。
 千葉・佐近津里彦
(9月17日付)


 

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