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たび・つり

多彩に旅案内

さいたま市・見沼通船堀公園、宮城県青根温泉、長野県南木曽町妻籠宿

好評です毎週木曜日の「つり」

9月は山梨・日川の渓流ルアー釣り、東京のハゼ釣り、北海道のイワナ


妻籠宿.JPG

       <8月 たび/長野・南木曽町/妻籠で昔の旅人気分/木曽路随一の渓谷美(記事を読む)>

index_3.jpg8月の旅から紹介です。さいたま市は見沼通船堀公園へ。気持ちの良い緑のヘルシーロードを自転車で走りました。「一期一湯」は、宮城県川崎町の青根温泉。クセがなくピュアな泉質を堪能しました。長野県南木曽町では、中山道の宿場町として発展した妻籠宿へ。昔の旅人気分で息子と歩きました。
 

<7月 ツルシのぶらり探訪/東京・等々力渓谷/23区と思えぬ自然/湧水・樹林・横穴墓群…(記事を読む)>

 


釣りカット.jpg日刊紙の地方版では火水金土曜日付に各地の釣り情報「つりだより」を掲載しています。読者から寄せられる釣行記は日刊紙の木曜付と毎週の日曜版に掲載しています。9月は山梨・日川の渓流ルアー釣り、東京のハゼ釣り、北海道のイワナなどを紹介します。どの記事も「赤旗」つり欄の〝応援団〟が現場に足を運んで書いたものばかりです。日曜版では楽しいイラスト付きエッセイ「森越ハムの全力ゆる釣り日記」(毎月最終週)が好評連載中です。

 

<8月 つり/ヤマメ/山形・南折川/里山の隠れ杣道/1投目25センチ良型(記事を読む)>

<7月 つり/チョクリ釣り/和歌山・下津港沖/マルアジとサバ、大漁すぎて困った(記事を読む)>
 

釣りたよりは「赤旗」日刊紙の地方版に掲載しています。


◎たび/長野・南木曽町/妻籠で昔の旅人気分/木曽路随一の渓谷美

たび8.jpg 長野県の南木曽町は中山道の宿場町として発展した妻籠宿、三留野宿があります。また森林が多く美しい自然を有し「日本で最も美しい村連合」に加盟しています。自然と歴史を堪能しに息子の運転で南木曽町に出発です。
 妻籠宿は全国にさきがけて町並み保存運動「売らない・貸さない・こわさない」を中心とする住民憲章をつくり、生活しながら江戸時代の町並みを残しています。昔の旅籠そのままに出梁造りや竪繁格子の家々。桝形の跡など、いにしえの旅人気分です。
 第3駐車場の横を抜け、中山道を大妻籠まで歩き、馬籠宿まで行くというグループの方に会いました。「僕たちもこのまま馬籠まで行く?」と息子。目の前の石畳の坂道をみて「この峠を抜ける自信ない。ここまででも結構歩いたし、それにまだ妻籠宿でお土産買ってない」と妻籠に戻り、地酒などお土産を買いこみました。
 息子に持たせ私はゆっくりと南木曽町博物館を見学。1995年に復元され、島崎藤村の兄広助が最後の当主を務めた妻籠本陣です。脇本陣奥谷は、1877(明治10)年に総ひのき造りに建て替えられました。模型や映像で南木曽町の歴史など展示を見学し息子の待つ駐車場へ。待ちくたびれた息子が「おかあさん、お酒が酢になっちゃうよ」と。
 次は「柿其渓谷」へ。恋路のつり橋から牛ケ滝までの約300㍍を歩きました。木曽路の渓谷の中でも特に美しいといわれる巨大な花こう岩や、滝や瀬や淵…。水は透明なエメラルドグリーンで、どこを見ても芸術作品です。巨大な花こう岩の間を柿其川本流が落下する牛ケ滝のながめは壮観です。もちろん温泉もあり、ここで歩いた汗を流しました。
 木曽川に架かる「桃介橋」は1922(大正11)年9月、木曽川の水力開発の際、読書発電所建設の資材運搬路として架けられた国内最大級の木製のつり橋です。全長247㍍、幅2・7㍍という雄大さ。私たちが訪れた時は修繕工事中(8月20日完成予定)でしたが、それでも天白公園からは橋の裏側を眺めることができ、橋の迫力を十分楽しめました。
 柿其渓谷に行く途中にあった柿其水路橋は、戦前の水路橋の中ではこれも最大級。今でも発電のための水が流れています。桃介橋やこの水路に、レトロな建築物の好きな息子は満足したようでした。
 岸村真里

【交通】名古屋からJR中央線で南木曽駅下車。妻籠宿はバスで7分、または徒歩46分。柿其渓谷は南木曽駅からタクシーで15分、またはJR十二兼駅下車、徒歩52分。車は中央自動車道中津川インター・または塩尻インター下車後、国道19号で南木曽町へ
【問い合わせ】(一社)南木曽町観光協会℡0264(57)2727
(8月20日付)


◎ツルシのぶらり探訪/東京・等々力渓谷/23区と思えぬ自然/湧水・樹林・横穴墓群…

66e.jpg 東京都世田谷区の等々力渓谷公園を訪れました。武蔵野台地の南端。谷沢川が多摩川と合流する手前で、多摩川が形成した河岸段丘(国分寺崖線)を浸食してできた、東京23区内唯一の自然渓谷です。谷沢川の水源は現在の上用賀6丁目付近です。
 東急大井町線の等々力駅から歩いて3分。谷沢川に架かる「ゴルフ橋」脇の階段を降り、約1㌔の散策路を下流に向かって歩きました。1930年代に谷沢川の流路を整備し、小径を設けたのが公園整備の始まりです。「ゴルフ橋」は昭和初期に東急電鉄が開発した、約8㌶の広大なゴルフ場があったことに由来します。
 台地と谷の標高差は約10㍍。夏でもひんやりとした渓谷内はケヤキ、シラカシ、コナラ、ムクノキなどが茂り、川のせせらぎや野鳥の声が聞こえ、渓谷のいたるところから水が湧き出ています。
 水辺近くには常緑シダ類などの湿性植物が繁茂しています。うっそうとした樹林と渓谷の美しさは武蔵野の面影を残し、23区内とは思えない力感あふれる自然に触れることができます。突然、太古にタイムスリップしたような…。
 橋上を環状8号が通る玉沢橋を越えると「等々力渓谷3号横穴」が見えてきます。東斜面の崖に群集している横穴墓の一つです。奥行き13㍍、古墳時代末期から奈良時代のころの横穴墓と推測されています。内部はとっくりを半分に割ったような形をしており、遺骸を安置した玄室には、3体の人骨とともに1対の耳環(じかん=イヤリング)と土器が副葬されていました。
 さらに下流に進むと、平安時代から修験道の霊場として知られた等々力不動尊や「不動の滝」があります。言い伝えによれば「等々力」の地名は、この滝の音が響き渡り「轟いた」から。
 「不動の滝」右手の露頭では武蔵野台地の基盤を形成する、地層断面を観察することができます。地層は上から黒土層・ローム層・礫層・粘土層の順に、ほぼ水平に堆積しています。礫層と粘土層の境からの湧水が多く見られます。この渓谷が地質学や地形学上も貴重であることがわかります。対岸には書院建物とそれをとりまく日本庭園があります。
 新型コロナウイルスの収束後は、渓谷を見下ろすイタリアンレストランでランチをするのもいいでしょう。ムラサキイモのスープなどの前菜盛り合わせ、ゴボウのピザ、海鮮パスタ。どれもおいしい。「来てよかった」感が倍増するはず。
 ツルシカズヒコ

【交通】東急大井町線「等々力」駅下車、徒歩3分
【問い合わせ】玉川公園管理事務所 電話03(3704)4972

(7月30日付)


◎つり/ヤマメ/山形・南折川/里山の隠れ杣道/1投目25センチ良型

ヤマメ1.JPG 前日の晩から降り続いた雨が早朝にやみ、晴れ間が出てきました。ヤマメ釣りに出かけるチャンスです。7月16日、空模様を見ながら、いつもよりゆっくり午前10時半に家を出ました。目指す高瀬川は鳥海山の南麓にあります。ダムもなく健康な森に囲まれた渓流で、上流には高瀬峡があります。釣り場入り口の橋から沢をのぞくと、濁りもなく、少し水位が高い程度で、釣りに支障はなさそうです。支流の中折川と南折川の合流点にある駐車帯へ急ぎます。

二重に隠され

つりMAP.jpg ここは前回の釣行で 杣道を見つけた場所。入り口は普通のやぶ、10㍍くらい進むと踏み跡が出てきます。そのまま進むと崖になり行き止まり。途中の杉の木をくるっと回り元来た方向に戻ると降り口があり、二重にカムフラージュされています。ヤマメ釣りは里山での釣りです。周りに田んぼや畑があり、谷川の水の利用や、林業、山菜採りなどのための杣道が縦横に張り巡らされています。帰りも沢を下るより、杣道を見つける方が数段早く車にたどり着けます。
 出合いの中折川は水位が高く危険で渡渉できず、南折川を釣ることにしました。サオに仕掛けを付け、さあ釣り開始と顔を上げると目の前にヒラタケが。今晩のメニューはヤマメとヒラタケのホイル焼きに決定です。

魚は野締めに

 今日の狙いは良型ヤマメ。釣り場を見てから、その場に合った仕掛けを作ります。道糸とハリスの長さは合計1・5㍍。目印もオモリもなし。予定どおり1投目から25㌢の良型が釣れました。でも、その後が続かない。小さいのが多いようで、アタリがあってもハリ掛かりしません。この日の釣果は19~25㌢のヤマメ5尾と22~23㌢のイワナ3尾でした。
 途中カモシカの親子と出合いました。ヤギほどの大きさの親と小型犬ほどの縫いぐるみのような子の2頭。私に全く気付かず10㍍ほど前を横切り、対岸の森に消えました。魚に気づかれないように釣り上がる遡行術がカモシカにも通じた?
 釣った魚はすぐに雪平鍋の持ち手で作ったこん棒で頭をたたき、野締めにします。はらわたを出し、背骨の下の血合いを親指でこそげ取り、保冷剤を入れたクーラーに。ホイル焼きにしておいしくいただきました。
 山形・齋藤儕
(8月6日付)
 


◎つり/チョクリ釣り/和歌山・下津港沖/マルアジとサバ、大漁すぎて困った

チョクリ釣り.JPG 5月末から6月にかけて、瀬戸内海にマルアジやサバが産卵のために入ってきます。それを大量に釣る漁法がチョクリ釣りです。関西では、からかうことを「おちょくる」と言いますが、そこから来たと言われます。

疑似踊り誘う

 本式の船は、舳先に2本、船尾に2本、6~7㍍もあるサオを出し、12本バリを付けた長さ18㍍の仕掛けを下ろします。これくらい仕掛けが長いと、魚がどのタナを通っても掛かります。船が波の動きで上下すると水中の疑似が踊り、サバやマルアジが掛かり、魚が掛かって暴れると、さらに他の疑似が踊り、誘いになります。魚をからかっているようです。
 私が21フィートの船外機付きの船を初めて買ったとき、スパンカー(船首を風上に立てるための帆)も魚探もつけていませんでした。こんな船でもチョクリ釣りだとサバやマルアジが面白いように掛かりました。子どもたちや知り合いを船に乗せ楽しんだものです。一昨年の台風で船を失ってから、この釣りはしていませんでしたが、和歌山の下津港にチョクリ釣りの仕立て船があります。

チョクリ2.JPG釣果の配り先

つりmap.jpg 6月4日、息子と2人で出かけました。船の舳先の2本のサオを息子と私が分担し、船尾の2本のサオを船頭が担当します。ほどなく船頭が「右、きてるよ」「左きてるよ」と言い、仕掛けを上げると5本も10本もハリにマルアジやサバが掛かり、どんどん釣れます。
 いつもなら、底引き網の漁船がごう音をあげて釣り船の横を通り、魚を蹴散らすのですが、この日はいません。船頭に聞くと、「コロナ自粛で魚が売れないから、毎日は出ていない」とのこと。こんなところにもコロナの影響がありました。
 港に帰って数えると、マルアジ180尾、サバ56尾でした。帰りの車の中から、魚をもらってくれるよう、あちこちに電話をしながら、もうこの釣りはやめようと息子と話しました。
 釣果は実家やご近所、釣友、職場の仲間に配りました。わが家では、刺し身、塩焼き、青じそ巻き天ぷら、しめアジ、サバの押しずしなどで4日間食べ続けました。
 奈良・紀淡釣男
(7月2日付)

 

 

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