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プロ野球、サッカー、大相撲、登山も

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◎「フェアプレーの風」

 さまざまなスポーツの中で生まれるフェアな振る舞いや光景にスポットを当て、その値打ちを伝えます。

◎サッカー

 Jリーグは中盤戦に入りました。F東京や広島などの上位争いとともに、若手の久保健英(くぼ・たけふさ)選手(F東京)、元スペイン代表のイニエスタやビジャの両選手(ともに神戸)の活躍などにも注目します。日本代表が出場する南米選手権(6月14日開幕)の動向も追います。

 6月7日から女子ワールドカップがフランスで開催されます。若い選手が次々と頭角を現している日本代表の大会準備と本大会でのたたかいぶりを展望します。

◎野球

 連日の熱いたたかいをお伝えします。セ・リーグは、若手、ベテラン、移籍選手がいずれも活躍する巨人がいいスタートを切り、パ・リーグは昨年に日本シリーズを制したソフトバンクのほか、平石監督率いる楽天が好調です。引き続きペナントレースの動向をお伝えします。

 大リーグでは、西武からマリナーズに菊池投手が移籍。ヤンキースの田中投手、カブスのダルビッシュ投手ら日本人選手の活躍とともに、今季は打者に専念するエンゼルスの大谷選手の動向も報道します。

◎暴力・差別一掃

 体操、レスリング、ボクシングなどのスポーツ団体で、暴力指導やパワハラ、不正行為の指示といった不祥事が相次いでいます。背景にあるスポーツ界の前近代的な体質を探り、あるべき方向を考えます。

◎東京五輪・パラリンピック

 2020年東京五輪・パラリンピック招致の贈賄疑惑でJOCの竹田会長がフランス司法当局の捜査対象になっています。竹田会長は退任を表明しましたが、不透明な資金の流れに対する疑惑解明は欠かせません。また、五輪・パラリンピックがスポーツを通して平和を促進する役割を果たすことも追求していきます。

◎戦争用語を使わない

「敵」や「主砲」といった戦争用語を使わない「しんぶん赤旗」のスポーツ報道が注目されています。友情をはぐくみ、平和な社会をつくることに貢献するスポーツは、戦争とは相いれないと考えるからです。相手を尊重し、お互いに成長する―そんな視点からスポーツの面白さを伝えていきます。

◎多彩なコラム

 金曜日掲載の「スポーツサイト」の執筆者は、大住良之さん(サッカー・ジャーナリスト)に、新日本スポーツ連盟の和食昭夫会長、日本勤労者山岳連盟の浦添嘉徳理事長が幅広いテーマでスポーツ界の話題を提供します。

 平日の小コラム「ホイッスル」、時々のニュースにあわせた「鼓動」など、スポーツ面は多彩なコラムが特徴です。フェアプレーを何よりも大事にして、スポーツの民主的な発展をめざす視点は、一般紙にないものです。しんぶん赤旗ならではの切り口をお楽しみに!

 


◎鼓動/東京五輪の競技日程/テレビより選手優先こそ

 これで「アスリートファースト(選手第一)」といえるのでしょうか。16日に大会組織委員会が発表した2020年東京五輪の全競技日程。暑さ対策で開始時刻を変更した競技がある一方、通常なら午後に行われる決勝が午前中になるなど変則的な日程も目につきました。

午前中の決勝

 すでに午前中の決勝が決まっていた競泳の他、陸上では男女走り幅跳びや男女400㍍ハードルなど9種目が午前中から正午にかけて行われることになりました。8種目だったリオデジャネイロ五輪より一つ増えました。
 サッカーは1次リーグも含めてすべて夕方以降の試合ですが、女子決勝だけは午前11時開始。気温が最も上がる危険な時間帯に設定されました。ビーチバレーの男女決勝は午前10時に始まります。バスケットボール男女の決勝も午前11時半開始で、男子は決勝戦の後に3位決定戦を行う変則的な日程です。
 組織委幹部は午前決勝について「午前もフルスタジアム(満員)にするという観点から、バランスのよい配置となった」と説明します。しかし、国際大会の決勝は午後から夜に行うのが一般的。競技団体からは選手の体調管理や集客への影響を心配する声も出ています。

巨額放映権料

 変則的な競技日程となる背景に、巨額の放映権料を払う米テレビ局に配慮する国際オリンピック委員会(IOC)の意向が反映していることが挙げられます。バスケットボールや女子サッカーは米国で人気が高く、優勝が期待される競技です。陸上は米国選手の活躍が予想される種目が選ばれています。午前なら北米のゴールデンタイムで放送できるからです。
 夏季五輪が盛夏に開かれるのもテレビの都合です。スタートが午前6時になったマラソンや午前5時半の男子50㌔競歩は、そのしわ寄せを受けた形です。昨年12月の福岡国際マラソンを制した服部勇馬(はっとり・ゆうま)選手はスタートの4時間半前には起床する習慣を踏まえ、「かなり早い朝のレースは経験したことがない。日々の生活から慣れていくしかない」と話します。
 選手にいつもと違った調整方法を強いることは、東京大会の基本理念である「すべてのアスリートが最高のパフォーマンスを発揮し、自己ベストを記録できる大会を実現」とも矛盾します。
 これまでの五輪でもテレビマネーの影響でたびたび競技時間帯が大きく変更され、大会運営がゆがめられてきました。しかし、放送か、最善の競技環境の保障か、どちらを優先させるべきかは明らかです。
 五輪憲章は「スポーツと選手を政治的または商業的に不適切に利用することに反対する」と明記しています。名ばかりのアスリートファーストが続く現状に、五輪の値打ちそのものが問われています。
 (青山俊明)
(4月18日付)

 

 

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