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2022年1月22日(土)

誇りある豊かな名護を

市長選あす投票 岸本候補が全力

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(写真)街頭宣伝で訴える岸本候補(前列中央)とデニー知事(同右)、赤嶺氏(同左)=21日、沖縄県名護市

 沖縄県名護市長選は23日、投票日を迎えます。米軍由来の新型コロナ感染爆発から市民の命とくらしを守る行動を起こさず、同市辺野古の米軍新基地建設への協力を前提とした基地再編交付金に依存する現市政を続けるのか、基地頼みから脱却し誇りある豊かさを実現する市政に転換するのかが問われる大激戦です。新基地ノーを掲げる岸本ようへい候補(49)=新=は21日、市内を駆け巡り、「平和で豊かな誇りある名護市を築いていこう」と終日、訴え抜きました。

 同日夕、応援に駆け付けた玉城デニー知事や日本共産党の赤嶺政賢衆院議員らと街頭に立った岸本候補は、「安心安全な市民のくらしを守ることが原点。そのためには国であろうと米軍であろうと、言うべきことを突き付け、変えさせなければならない」と強調。米軍由来の感染拡大を認めず、何も言えない政府丸抱えの現市長に「負けるわけにはいかない」と力を込めました。

 さらに岸本氏は、辺野古新基地建設について、デニー知事と連携しストップさせると訴え。「再編交付金に頼らず、子育て支援を必ず無料にします」と表明しました。赤嶺議員は、「基地再編交付金がなければ子育て無償化を継続できない」と脅す現市長に対して、「なぜ、辺野古新基地を受け入れないと名護市民へのサービスは無償化されないのか」と批判。「誇りをもって、このたたかいを頑張りぬこう」と訴えました。

 デニー知事は、未来に誇りある名護の街づくりを引き継ぐには、ニューリーダーの岸本候補の勝利が不可欠だとして、「マキテーナイビランドー(負けてはなりませんよ)」と呼びかけました。

 現市政陣営も終日、市内で宣伝。基地再編交付金を財源とした子育て無償化を「実績」として誇示しました。


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