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2019年4月28日(日)

さあ参院選 比例予定候補駆ける

紙智子さん 現 【活動地域】北海道・東北

農林漁業つぶさせない

 「いのち、食、農を守る」を原点に、農林漁業の現場と国会を結ぶ懸け橋になり、北海道と東北6県を奔走しています。

 日本共産党農林・漁民局長を務め、農業をはじめ、第1次産業のエキスパートとして奮闘。1月には、宮城県の米どころ大崎市、3月には、仙台市の2カ所で農業、農政の講演に。「国民に背を向ける官邸農政は許されません。家族農業を支えて基盤を強化する農政に転換しなければなりません」と訴えました。

野党議員も涙

 3月14日の参院予算委員会では、農業を犠牲にする無謀な日米貿易交渉の中止を要求。国連が家族農業に関する公共政策の策定や積極的な財政支援を提起していることを示し、「日本もわがこととして取り組むべきだ」と求めました。

 「漁業者の苦しみを理解していますか」。紙議員が昨年12月、改悪漁業法強行の際に、参院本会議で訴えた“涙の討論”は、いまも漁業者の間で話題になっています。

 “不漁に苦しむイカ漁師、クロマグロの一方的な漁獲規制で苦しむ漁師…”。現場に足を運んでつぶさにつかんできた漁民たちの心の叫びに、多くの野党議員も涙しました。

 今回の地方選で当選した道南地方の保守系議員は「誰が何と言おうと、俺は紙さんに入れる」と公言。漁協関係者や家族に共感が広がっています。

 「日本農業や漁業をつぶされてなるものか」。地方選で気迫を込めて訴えた紙議員。見つめる先には、農漁民と消費者・国民の暮らしに希望を与える意気込みが満ち満ちています。

地震うけ直行

 北海道地震では震災当日に飛行機を乗り継いで東京から駆け戻りました。被災者に心を寄せる姿勢は一貫しています。

 今月21日には、党演説会の合間を縫って東日本大震災の在宅被災者宅へ。仙台市宮城野区の女性(65)は、夫の介護のため避難所にも行けなかった体験を語り「在宅被災者にも支援が届けられるようにしてほしい」と要望。紙さんは「今後の大規模災害対策の上でも重要な課題です。これからも国会で取り上げていきたい」と約束しました。


 かみ・ともこ 1955年札幌市生まれ。参院議員3期。参院農水委理事、沖縄北方問題特別委、東日本大震災復興特別委。党常任幹部会委員、党農林・漁民局長。


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