2024年4月21日(日)
文化に本気の党大きく
市田氏迎え文化後援会が交流
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日本共産党文化後援会は20日、党本部で第31回全国交流会を開きました。オンラインを含め90人以上が参加しました。
記念講演した市田忠義副委員長は、全国各地のつどいで出される質問などを紹介しながら、「その答えは第29回大会決定の中にある」として、その真髄を語りました。
「裏金問題では、大企業のほとんどが自民党全体にパーティー券という名の賄賂を贈り、政治をゆがめた。岸田首相がやめても代わりはいない。内閣支持率が10%台に落ち込んでいます」と指摘。
「末期的状況の自民党、片や、国民に希望ある日本をさし示し、期待を高めつつある日本共産党。こんなに面白いワクワクする情勢の時はない。強く大きな党づくりの歴史的チャンスと捉えて、ご一緒にがんばりましょう」と呼びかけました。
また、コロナ禍で明らかになった日本の文化・芸術支援の貧困にも言及し、「日本の文化予算は、フランスの8分の1、韓国の12分の1とあまりにも少ない」と強調。諸外国では、「文化・芸術は生きるうえで不可欠」と位置付け、コロナ禍でドイツが「無制限の支援」を約束、フランスでは、18歳の国民に4万円の「文化パス」を発行したと紹介。「文化の問題に本気で取り組む共産党とともに、文化・芸術を大切にしない自公政治を終わらせよう」と訴えました。
続いて学術・文化委員会の土井洋彦責任者があいさつしました。
各地域、各分野からの活動交流では、京都文化後援会が、京都市長選で文化要求ビラ7000枚を作り配布、機関紙「つづれおり」には多彩な文化人に登場してもらった活動を発言。美術後援会は、展覧会を大きく成功させ、作品をニュースにのせて配るなどの経験を報告。代表委員の、しろたにまもるさん(腹話術師)が、「軍拡に反対し憲法9条を守ろう」と、地域の7団体30人で歌や演奏の楽しい街頭宣伝を初めて行い大好評だったとの活動を語りました。