2024年1月18日(木)
民主的運営の党 実感
青年代議員と党幹部が交流
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静岡県熱海市の伊豆学習会館で開かれている日本共産党第29回大会に参加した青年・学生の代議員と党幹部らの交流会が17日の議事終了後にあり、志位和夫委員長と小池晃書記局長、田村智子副委員長、吉良よし子参院議員(青年・学生委員会責任者)が10代、20代の約30人と大会の感想を語り合いました。大会に参加し、党員としての生き方を学んだという発言も出ました。
小池氏がマイクを振り向けると、青年たちが次々と手をあげました。
地区委員会の専従職員として働く20代の代議員(東京)は「職場や地域で要求に寄り添いながら草の根で活動している経験を聞いて、社会を動かす革命政党のダイナミックさを感じた」と振り返り、たたかいの中で青年が成長できる場をつくる決意を述べました。
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民青同盟岩手県委員長の代議員は、党綱領の未来社会論に触れて「青年を苦しめている自己責任論や競争原理など、資本主義的な価値観や人間観から自由になれる力があると思う。利潤第一主義を乗り越え、人間の個性と可能性を引き出す展望として語る必要がある」と強調しました。
高知県の学生は、政治に無関心だという学生と対話する中で「奨学金など身近な話題から政治について語ることが仲間を増やすことにつながる」と経験を踏まえて話しました。
京都府から参加した20代の代議員は、松竹伸幸氏が求めた除名処分撤回の再審査を真剣に議論しているのを見て「共産党が民主的に運営されていることを実感し、反共攻撃に対して理性的に反論することが大事だと思った。党大会での議論を地区に持ち帰ってみんなに伝え、党を大きくすることに挑戦したい」と意気込みました。
若い世代の思いを聞いた志位氏は「みなさん一人ひとりを党が宝物のように大事にし、成長していけるようにサポートすることを約束したい」と発言。学習を援助することが「党の一番の役割だと思っている」と述べた上で「生き方の土台をつくる古典の学習に挑戦してほしい」と呼びかけました。