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2023年11月27日(月)

新しい政治切り開く1年に

民青全国大会が閉会

展望学び3000人超の加盟目指す

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(写真)採択された決議を力にさらに頑張ろうと決意を固め合う代議員・評議員=26日、東京都内

 東京都内で開かれていた日本民主青年同盟(民青)の第47回全国大会は26日、数万の民青を展望し今後1年間で3000人以上を迎えるとした目標を掲げるとともに、敵基地攻撃能力保有・大軍拡反対のネットワークを広げ、展望を学び、総選挙で新しい政治を切り開こうなどとする決議を採択し、閉会しました。この1年間の拡大の到達は2778人に達しました。

 結語で西川龍平委員長は、全国1800万人の青年が巨大な政治的模索の中にあり、情勢にふさわしく多くの仲間を迎えていこうと訴え。週1回の班会開催など原則的な活動の重要性を強調し、討論を通じて青年・社会にとって民青がかけがえのない存在だと明らかになったと指摘。「歴史的なたたかいを起こし、組織的な前進を勝ち取り、最大の結節点である総選挙を迎えて、新しい政治を切り開く1年にしよう」と呼びかけました。

 討論で大阪府委員長は、「二つの異常」を乗り越える民青の方向こそ青年に展望を示せると指摘。「総選挙で岸田政権を終わらせ、生きることに希望が持てる新しい政治をつくりたい」と訴えました。

 愛知県副委員長は、方針に基づいた原則的な班活動と「ネットワーク運動」などの草の根のたたかい、拡大の独自追求が貫かれてこそ次の飛躍をつくれると強調。鳥取県委員長は、無人駅前でも宣伝し、拡大目標を達成したと報告しました。

 東京都委員長は、800人超の同盟員を迎えた教訓を語り、方針の実践を通じて役員の情勢や青年への見方が発展したと強調。「拡大の担い手が役員から班にも広がり始めている」と話しました。

 選出された新役員は次の通り(敬称略。すべて再任)。▽委員長=西川龍平▽副委員長=中山歩美、酒巻眞世▽常任委員=青山昂平、伊藤ナシカ、佐久間藍、早瀬薫


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