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2023年10月28日(土)

新規就農者と懇談

北海道ではたやま氏

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(写真)青年と話し合う、はたやま氏(左端)=25日、北海道小清水町

 現職時に農林水産委員を務めた日本共産党の、はたやま和也衆院比例予定候補(元衆院議員)が25日、北海道小清水町で農業を始めた農家を訪ね、新規就農に挑戦する中での苦労や要望などを聞きました。

 歯止めなき農産物輸入を続けた自民党農政に加え、資材高騰や高温障害が重なり、離農者が相次ぐ事態に追い込まれています。

 全国でも有数の日照率の高さや恵まれた大地の条件があり、小麦やテンサイの生産性が高い地域の小清水町でも「来年で農地を手放す」という農家がいる下、新規就農者が増えています。

 神奈川県から移住しこの地を選んだというA氏は、ビニールハウスを自身で建てたことや、機械は入れずに収穫までも手作業で行っている努力の一端を紹介しました。

 雇っているパート従業員に待機児童がいることや人手不足の一方で、働く意欲のある女性が働けない環境があると指摘。自身も子育て中で生産性向上のためにも子育て中の人が働きやすい環境整備の必要性を語りました。

 自身の後継者とともに同行した日本共産党の工藤孝一町議は、後継者との共同経営が新規就農者支援事業の対象外となってしまうと指摘。ハードルの高さを指摘しました。

 今年のような経験したことのない猛暑の影響で、さらに離農者が増える心配があると話しました。

 はたやま氏は「新規就農の資金面の支援準備や助言などのサポート体制も必要ですね」と受け止め、「意欲ある人が営農できるよう価格保障と所得補償を求めていきます」と答えました。


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