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2023年10月22日(日)

日本共産党常任活動家追悼式

新たに211人を合葬

弾圧に倒れた女性4人も

写真

(写真)黙とうする参列者=21日、東京都八王子市

 全国の日本共産党常任活動家を合葬する第38回合葬追悼式が21日、東京都八王子市の上川霊園で行われました。『日本共産党の百年』で紹介された4人の女性党員(伊藤千代子、高島満兎、田中サガヨ、飯島喜美)を含め、211人が合葬されました。合葬者は計5293人となりました。

 雲間から日差しが照りつける中、「同志は倒れぬ」のBGMが流れて開式。岩井鐵也・「日本共産党常任活動家の墓」合葬委員会副責任者が司会を務め、広井暢子・同責任者が今回の合葬者211人全員の氏名を紹介しました。

 合葬者の氏名と死亡年月日、年齢が銘板に刻まれ、これまでと同様に墓に納められます。

 合葬委員と関係者で黙とう後、山下芳生副委員長が党中央委員会を代表して追悼のあいさつ。『百年』史にふれつつ、「無数の先人たちの開拓と苦闘のうえに、今日の日本共産党があることを、決して忘れません」と述べました。(あいさつ全文)

 遺族を代表し2人があいさつ。故宗形孝至さん(元神奈川県委員、元旧南横浜地区委員長)の妻・宗形麻子さんは、「夫は職場の不当解雇をたたかうなかで専従者の道を選び、献身的に活動してきました」と強調。「これからも仲間とともに故人の遺志を継いでいきたい」と語りました。

 故柳河瀬精さん(元大阪府議、元大阪府委員)の長女・杉本和さんは、国民の苦難軽減と誰もが安心して暮らせる社会の実現に向けて「父が4期16年にわたり府議をまっとうできたのは、パートナーや地域の党員に支えられてきたからです」と話しました。

 参列者全員が墓前に献花し、合葬された人たちを追悼しました。

 遺族には後日、合葬追悼式の様子などが収録されたDVDが届けられる予定です。


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